アイドルとは | AKB48、とある地方ファンの呟き

AKB48、とある地方ファンの呟き

とあるきっかけからAKB48のファンになりました。地方ファンの立場からいろいろと思ったことを綴っていきます。

月曜日、ホテルに帰ってブログを書いてたらけっこう遅い時間になってしまって、
そしたらテレビで『有吉AKB共和国』をやってて、自分の住んでる地域では放送がなく、
CSで一週間遅れで観ているので、生で観るのはなんだか新鮮でした。

この日の主役は14期生の小嶋真子さんと西野未姫さん。
(13期生も出ていました、最初のスタジオ部分だけでした)
企画自体はほんとくだらないんですが、それにきちんと取り組んでる彼女たちの姿には好感が持てました。

つい数時間前まで、自分の目の前で踊ってた子がテレビの向こう側にいるのはなんとも不思議な光景でした。
今更言うまでもなく、AKB48は「会いに行けるアイドル」というコンセプトですが、テレビだけでなく、実際に生で接する機会があれば、その分親近感が生まれますし、昔のアイドルってほんと高嶺の花で別世界の人っていう感じだったんですけど、AKBに限らず最近のアイドルはより身近な存在となっているように思えます。

昔はアイドルというものにまったく興味がなくて、学生時代はアイドルよりもスポーツ選手に憧れていましたし、田舎だったのもあって、イベントとかライブに行く機会もありませんでした。

なので、アイドルに興味を持ち始めたのは、もうすっかいいい大人になってからです。自分の使えるお金に多少余裕ができた頃、最初は興味本位で、CDを買ったり、コンサートに行ったりして、それなりに楽しむことはできましたが、長くは続かなかったです。

それが大きく変わったのはAKB48です。ファンになって最初のうちは「また飽きちゃうのかな」と思ってましたが、劇場公演や握手会で直に接するうちに情もわきますし、今まで遠い存在であったアイドルをより身近に感じることができました。
やはり大きかったのは劇場公演で、あの至近距離は初めて体験した時は本当感動したものです。

AKB48、あるいは他のアイドルもそうですが、歌やダンスについてはまだまだ未熟だし、MCも拙い部分が多いです。でも逆にそれがファンの「応援したい」という気持ちを沸き立てるのではないでしょうか。彼女たちよりダンスや歌が上手いアーティストはそれこそ山のようにいますが、完成されたそれも確かに魅力はありますが、でもどこか味気なさを感じることもあります。

AKBに代表されるアイドルという未完成な存在が、これだけもて囃されるのは、たぶん日本人の独特の感性によるものだと思いますが。
野球で言えば、プロの華麗なプレーに声援を送っている一方で、一塁ベースにヘッドスライディングをしたりする高校球児のがむしゃらな姿にも同様に賛辞を送るという国民性というのは海外の方から観て奇妙に思えるかもしれませんが、まだ未熟な存在を見守り、成長を見守っていく醍醐味というのはすごく日本人的だと考えます。

ただひとつ言えるのは、観ている自分は、年端も行かない子がステージの上でがむしゃらに歌い踊る姿に元気をもらっているということ。
大人の世界はいろいろあるし、それこそストレスもたまることが多いです。
そんなストレス社会における一服の清涼剤として彼女たちの存在は大きいと思っています。

一方的に与えてくれるには申し訳なく、ファンとアイドルはギブアンドテイクの関係だと思っているので、自分に出来る限りの範囲で彼女たちを応援して行きたいと思います。このブログも少しでも役に立てればと日々思いながら書いています。

長々と書きましたが、昨日の帰る途中そんなことを考えたものでブログに書いてみました。

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小嶋真子さんと西野未姫さん
クールな表情もいいですが、やはり笑顔が一番ですね。
西野さんのアイコンタクトは印象的でした。
ぜひあれは現場で体験してもらいたいものです。