日常生活のなかでは
ついつい実際には何も見ていなかったりします。
家の中のレイアウトが変わっていても気がつかなかったり
妻が髪を切っても気づかなかったり
夫の様子が違っても気づかなかったり
料理に手抜きをしていても気づかなかったり(^o^;)
家庭というベースキャンプでは
すべての意識を抜いているせいか
そんな凡ミスとも言えるようなことが
日常繰り返されます。
つまりいっしょに暮らしていても実際に目の前の人の
実態を見ていないんですね。
究極、妻が浮気していることに気づかなかったり、
夫の浮気に晴天の霹靂だったりするのも
そんなところからやってきます。
これは意識ひとつ。
思い込みを捨てて、
意識をもって家の中を見たり
妻や夫を見たりすれば、
気づくはずです。
気づいたら修正できます。
修正する以前に
お互いに気持ちのよい状態を保てます。
「家庭で意識を持つなんてできない」なんて
それ言っちゃあおしまいです。
夫婦円満なんて無理かもしれません。
常にメンテナンスしていないと
夫婦関係は錆ついていきます。
意識さえあれば
妻が髪を切ったら「髪を切ったんだね」と言えるし
夫が元気がなければ「何かあったの」と
声をかけられる。
友達関係だったり、仕事関係なら
ごくごく当たり前にできているはずです。
女同士なら髪型変えたの? にはじまり
太ったやせたキレイになった――。
次々に会話の種は浮かんできます。
男性だって仕事の同僚や上司に対しては
意識をもってしているはずです。
だからほんとうはできるんですよね。
ただ、夫婦間ではしていないだけ。
その前に意識がないだけ。
「変わらずに妻は(夫は)そこにいる」と
思っているだけなんです。
それは悪い意味で空気になっている関係です。
夫だったら帰宅したら家の中を見回してみることや
妻なら「今日の夫はどんな気持ちで帰ってくるのだろう」
というゼロの状態で相手を見てみると
いいんじゃないかと思います。
やっぱり気遣いは大切な気がします。
日本の誇るお・も・て・な・しだって気遣いです。
夫婦だって気遣いがあれば会話も円滑ですし、
コミュニケーションも増えるし
何より気持ちのよいもので、
その気持ちのよさはけっきょく自分に返ってきます。
メンテナンスしながら
続けて行かれる夫婦は素敵です。
たまに喧嘩があっても大丈夫ですし、
意見の食い違いがあっても修正ができます。
それは日常の何もないときにこそメンテナンスを
しているからなのですね。
「夫婦のメンテナンス」
日々関係を放りっぱなしで事が起きたときだけ
メンテナンスしても、あまり効果はありません。
できれば日々メンテナンス。
小さなことにきちんと気づける意識を持ってみてください。
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