教員としての備忘録 「モノの整理について」 | 元中学校の先生のブログ

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※6年間続けた教員を辞め現在ニュージーランドでワーホリ中。
自分が忘れないように、徒然なるままに日記をかいています。

整理について

 

 皆さんこんにちは。日本はゴールデンウィーク真っ只中だと思いますが、いかがお過ごしですか?ゆっくり休んだり、楽しいことしたりしていますか?僕も日本の音楽フェスに行きたいなと羨ましく思います。照れ

 

 さて、今日はタイトルにあるとおり「整理整頓について」です。僕もすごく綺麗にしていたかと言われれば、全くそうではないと思いますがこだわりは強かったと思います。

 

 一番最初の勤務校で言われた言葉がまだ心に残っています。

人は物を探す時間に1年間で15時間使ってるらしいよ

 

 どこから仕入れた情報なのかは不確定ですが、確かにたくさんの時間を使っているのは事実だと思います。その無駄な時間を極力減らす自分のルールを紹介できればと思います。

 

 ただでさえ教員の労働時間の問題が社会的にも注目されているので、その限られた時間を無駄に使わないように整理をしていきましょう。

 

今回は以下の項目で話を進めていきます。

 

1.物をどこにおくかの基準

2.職員室の机の使い方

3.こだわりのモノたち

4.まとめ


 

 1.物をどこにおくかの基準

 基準は1つです。そのモノを使う頻度です。


よく使う  →  ほとんど使わない    近く   →     遠く


 

という感じです。

 

 僕が働いていた勤務校で僕が使えた場所は近いところから、

①職員室のデスク ②職員室の棚 ③職員室のロッカー ④更衣室の棚 ⑤更衣室のロッカー

 

の順でした。よって、毎日使うようなものはすぐに手の届くところに、たまにしか使わないなと思ったら更衣室に置いていました。

 

 

 2.職員室の机の使い方

 職員室には机の上が書類で溢れている先生や、全く何ものっていない先生もいます。「仕事の効率化」を考えた上では以下のルールが僕にとっては最適でした。

 

 職員室の机を使う上で大事だと思うことは、「1つの仕事に集中すること」だと思います。

 職員室にいると次々と新しい仕事がやってきます。「せっかくの空き時間がぁ〜」と思うこともあります。どの仕事もしっかりとやり遂げなければいけません。忘れず。しかし、人間はマルチタスク(同時に複数の仕事をすること)に限界があります。仕事が来たらしっかりとTo Do Listに書いたら優先順位を考え、一つの仕事に集中しましょう。

 

ルール1 机の上には何も置かない

 机の上は余白を多く持たせます。机の上に置いていいのは現在取り組んでいる仕事のみです。逆に今机の上に乗っているものがやるべき仕事という理解がすぐにできます。

 また、生徒から回収したノートを一時的におく場所を確保するのにも役立ちます。

 そしてノートパソコンを浮かせたり、デュアルスクリーンを使うのもいいと思います。

 

ルール2 引き出しの役割をしっかり決める

 一般的な職員室の机はこんな感じだと思います。

 

 ①左の広くて浅い引き出し

 毎日使うものをここに入れます。僕の場合は、週案とボードと名札、タブレットがこの中に入っていました。あとはクラスの集合写真をここに入れて学級愛を確認していました笑

 

 ②右の上段

 文房具を入れます。種類ごとに分けて整理しますがここでの大事なことは2つ。同じ種類のものを多く持ちすぎないこと、しばらく使わないものは手放すことです。使うものを選ぶ時間をなるべく減らすことが大事だと思います。

 

例)赤いボールペン3本 → 1本にする

 

 ③右の中段

 この引き出しがとっても大事です。机の上に物を置かない代わりにこの段にやるべき仕事を入れておきます。逆にいうと、この仕事がいっぱいだと仕事がまだたくさんあるということになります。

 

 【実際に入れていたもの】

 ・ファイルに入れる前の書類

 ・回収したチェック前の書類

 ・作成途中の書類(この後赤ペンで直してチェックをもらう予定のもの)

 

 などです。この引き出しの使い方をしたおかげで、「1つのことに集中する」ということはできたと思います。やるべきことが可視化されていることはいいことだと思います。

 

 ④右の下段

 この段には自分の校務分掌(学校の自分の仕事)ごとにファイリングしてしまいます。僕のファイルの数は、教科、学年会、生徒会、行事、研修、学校のこと、予備の8冊でした。

 

ルール3 ルールを徹底する

 このルールを徹底することがとても大事です。特に一瞬で机の中断は仕事でいっぱいになります。すぐに分類してファイルに入れ、やるべき仕事の優先順位を考え、実行する。これの繰り返しです。特にファイリングすべきものがあれば、すぐにしましょう。どんどん積み重なります。整理整頓はテトリスみたいなものですね。

 

 

 3.こだわりのモノたち

 机の上に余白を多くするためにはパソコンを浮かす必要があるのでこのような物を活用してもいいでしょう。



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 そして、キーボードやマウスもBluetoothにすると姿勢も崩れなく、いいと思います。

 

 ファイルやリフィルは無印のものがいいです。大学生の頃から使っているおすすめです。

 





 

 4.まとめ

 さて、今回のまとめです。

 

 目的:仕事環境の整理整頓をして、無駄な時間をなくす1つの仕事に集中して取り組む!

 



 そのために…

モノを選別し、頻度を考え、置く場所を決める。

机の上は余白を多く。置いていいのは今やるタスクだけ。

仕事は机の中段へ。

 

 

 次回はパソコンの中のデータの管理について書いていきたいと思います。チャオ!