車で生活していた犬 | アニマルスマイル香川

アニマルスマイル香川

人間の身勝手で行き場をなくしてしまった動物達の終の棲家。
常時、犬約100頭、猫約150頭の子達を日々お世話しています。
飼い主から捨てられてしまった老犬達を中心に
最期まで笑顔で暮らしてくれるようにボランティアさん達で
頑張っています。

去年の5月…



梅雨に入る前で、

そろそろ本格的に暑くなりだすという頃、



車の中で暮らしている大型犬が

いるので助けてほしいと通報が

入りました…



飼い主本人に話を聞くと、

ペット不可のアパートに住んでいるので犬は車に置いていると

言うのです。




(当時の写真)


屋根のない場所で、炎天下の車の中。
春とはいえ温度はかなり上がっていて水も見当たりませんでした。


これは危険だと判断し、
飼い主に手放すように説得するも、絶対に手放さないと。
近いうちに飼える家に引っ越しするからと言うので、
それまでの間預かることに
話をつけ、引き渡してもらいました。




自由に歩き回り、





布団で寝て、


ただ、普通の生活をさせて
あげること…


それだけのことなのに、




とっても嬉しそうでした。


預かった最初の頃は、
飼い主も会いに来ていましたが、(1ヶ月だけ)


何度も手放すように説得しても
がんとして提案を受け入れようともせず、
それっきり連絡も途絶えました。


当初から、身体のあちこちに
腫瘍があり14歳という年齢もあり、手術もしないできましたが
とうとう、立てない時も増えてきました。




1年以上も連絡もなく放ったらかしにして、
今更迎えに来ることはないでしょうが、ディープはうちの子です。


通報者も飼い主を説得すると
いう約束も、世話をしに来ると
いう約束も守らず、連絡はありません。
そんなものです…


迷子犬を預かっても、
返したくない飼い主や環境も
たくさんあり、
所有権の問題から嫌々返さないといけないことも多くあります。


いまだ、モノ扱いの法律…
救いたくても救えない現状の
子達もいます。
いつになれば動物達に優しい世の中になるのでしょうかね。


ディープは、
残り少ないかもしれないけど、このまま穏やかな時間を過ごしてくれるようにサポートしていきます。





ドンも頑張っています。





成犬ドライフードが不足しています。
サイエンスダイエット(小粒)、ニュートロのご支援宜しくお願いします。

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