今日は「米雇用統計 大幅下振れ！日米同時株安か？」というお題で書きたいと思います。
一昨日、メールマガジン臨時増刊号【ブレイクアウト手法で買った銘柄】2024年8月1日を配信しました。
臨時増刊号【ブレイクアウト手法で買った銘柄】2024年8月1日
以下のチャートは、今回のメールマガジンで紹介している銘柄の日足チャートなのですが、上値目途は、CからABの値幅に対するフィボナッチの161.8％戻しに当たる1012円と考えています。
TradingView提供のチャート
実は、メールマガジンをご購読いただいているまりりさんが、1月から6月までの半年間の実現利益が、何と！約589万円になったそうなのですよ。そしたら、年間の実現利益1000万円が射程範囲内じゃん！ ♪⌒ヽ(*ﾟOﾟ)ﾉ ｽｺﾞｲｯ!!! ...
今月の株です
頑張りました
よっちゃん先生銘柄ありがとう
さらに、まりりんさんは、7月が始まって7営業日しか経っていないのに、もう、27万円も儲かったそうなのですよ。(O_O)
いつもご紹介ありがとうございます😊
今月も27ﾏﾝｴﾝ利確しております😊ありがたいです✨
月末からロンドン行きなので、頑張って交遊費稼ぎます～(｡•̀ᴗ-)✧
お役に立てて嬉しいです。Have a nice trip!
今後ともご愛読のほどよろしくお願いします。
もし、メールマガジンに、ご興味がありましたら、ご購読いただきますよう、お願い申し上げます。
さて、昨日の日経平均は2216円安と大幅に続落し、終値は3万5909円になりました。また、TOPIXは166.09ポイント安と大幅に続落し、2537.60ポイントとなりました。
昨日の東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がりが14銘柄、値下がりが1626銘柄、変わらずが5銘柄でした。
昨日の記事「日経平均大幅下落も、ギリギリ土俵際で残る！しかし、今日はかなりヤバイ！」で、「平行チャネルの下限が下値抵抗ラインとして意識されてるのですが、平行チャネルの下限を割ったら危険信号点灯で、さらに、フィボナッチの88.2％押しを割ったら、ズルズルと下落トレンド入りする確率が高くなると思います。」と書いたのですが、昨日の日経平均は、平行チャネルの下限、そして、フィボナッチの88.2％押しを割っただけでなく、前回安値の3万6733円も下回ってしまったのですよね。
日経平均の日足チャート
TradingView提供のチャート
上のチャートのように、高値と安値が切り上がっている最中に、安値が切り下がってしまう状況を「上昇トレンドの否定」と呼びます。
日経平均は、上昇トレンド中だったのですが、昨日の日経平均は前回安値の3万6733円を下回ったことで、高値と安値が切り上がる上昇トレンドが否定されてしまいました。
この状況から、再度、高値と安値が切り上がる上昇トレンドに戻るのは、相当難しいと思います。
今の状況から見えるのは、以下のような動きです。
一つは、平行チャネルの下限が下値抵抗ラインとして意識されていたのですが、ここを割ったら、まずは、割った下値抵抗ラインに戻る「リターンムーブ」が起こってから下降トレンド入りするパターンです。
日経平均の日足チャート（パターン１）
TradingView提供のチャート
もう一つは、平行チャネルの下限を上回って、ヘッドアンドショルダーズトップ(三尊天井)を形成して、ネックラインを割って下降トレンド入りするパターンです。
日経平均の日足チャート（パターン２）
TradingView提供のチャート
ちなみに、ヘッドアンドショルダーズトップ(三尊天井)とは以下のようなチャートパターンです。
日経平均が上昇トレンドに戻るには、高値と安値が切り上がる状況に戻す必要があることから、もう一度、仕切り直すことになりますね。
ちなみに、昨日の下げで、セリングクライマックスだ！とか安易に考えない方がいいですよ。下降トレンド入りすると、２段下げ、3段下げがあるからね。
もし、利益を得るなら、リバウンド狙いで行くしかないですね。コツコツ行く戦略を徹底するしかないね。
最後に、昨日の夜9:30に7月の米雇用統計の結果が発表され、非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に下回りました。また、失業率も4.1％予想のところが4.3％と大幅に悪化し、米景気が後退していることを示す結果になりました。
非農業部門雇用者数（前月比）
結果：+11.4万人
予想：+17.5万人
前回：+20.6万人
失業率
結果：4.3％
予想：4.1％
前回：4.1％
平均時給（前月比）
結果：+0.2％
予想：+0.3％
前回：+0.3％
平均時給（前年比）
結果：+3.6％
予想：+3.7％
前回：+3.8％
7月のISM製造業景況感指数も46.8と、6月の48.5から低下したことから米景気の後退懸念で米株式市場は大幅に下落したのですが、昨日の米雇用統計も米景気後退を示す結果だったことから、米株式市場は、大幅な下落で始まりました。
これは、日米同時株安の始まりか！
まぁ、日本株だけなら為替を気にしなくていいのですが、NISAで、オルカン、S&P500の投資信託を積み立ている人は、為替も気にしなくてはならないから大変ですね。
先日の記事「S&P500、オルカン、株安・円高でダブルパンチ！」でも書いたように、投資信託というのは、長い目でゆっくり保有するもので、そもそも、短期に売ったり買ったり機動的に売買するものじゃないですから、景気が悪化し始めたら、ゆっくり買い増しした方がいいですよ。慌てて買って買わないことです。下降トレンド入りすると、2段下げ、3段下げがあるからね。
皆さん、暑い日々が続きますが体調には十分、気をつけて下さいね。では、おやすみなさい。( ˘ω˘ )zzz
