今日は「伊勢化学工業 株価暴落で阿鼻叫喚の地獄絵図が展開される!」というお題で書きたいと思います。
今日はメールマガジンの定期配信日です。
今回は、先週末に買ったお勧め銘柄ということで、ブレイクアウト手法で買った2銘柄、反発狙いで買った1銘柄を紹介しています。
実は、メールマガジンをご購読いただいているまりりさんが、年間の実現利益と5月の実現利益についてブログの記事をアップしていたのですが、1月から5月までの実現利益が、何と!約540万円になったそうなのですよ。この調子で行けば、年間の実現利益が1000万円行ってもおかしくない!
ちなみに、5月相場は難しい相場だったのに、5月の実現利益が約54万円になったそうなのです。おー!凄い!(O_O)
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さらに、まりりんさんは、6月に入って1週間ちょっとしか経っていないのに、既に21万円以上も儲かっているのですよ。
よっちゃん先生推奨銘柄で今月も着々と積み上げます
お役に立てて嬉しいです。今後ともご愛読のほどよろしくお願いします。
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ハウス オブ ローゼの優待
さて、先週の相場で話題になっていたことと言えば、「伊勢化学工業の大暴落」ですよ!
私は、イナゴ銘柄には一切目もくれず、確率重視でトレードしているのですが、後からチャート分析してみると、なるほどね、と思いますわ。
先週の6/18に、伊勢化学工業(4107)について委託保証金率の引き上げや増担保措置の実施がなされた結果、大幅に株価が下落したのですが、さらに、6/18付けでフィリップス証券が投資判断を「セル」、目標株価を14500円としたことも相まって、売りに拍車がかかり一時ストップ安になりました。
伊勢化学工業(4107)が買われる材料になったのが、ペロブスカイト太陽電池に「ヨウ素」が使われることなのです。このペロブスカイト太陽電池というのは、塗布や印刷技術で量産可能なことから低コストでゆがみ強く、従来のシリコン太陽電池では設置できない場所にも設置できるとして、普及に向けた官民協議会も設置されるなど、日本の再生可能エネルギーの切り札として期待されている太陽電池なのです。テレビで見たことがあるのですが、折り曲げて使えるのですよ。
これが材料になって、ヨウ素生産を手掛ける伊勢化学工業(4107)が注目され、今年の最安値7940円だった株価が最高値の40500円まで跳ね上がったのです。
しかし、フィリップス証は、ペロブスカイト太陽電池向けのヨウ素需要は、国内生産量の3%に過ぎないとし、伊勢化学工業(4107)の株価は過大評価されていると、6/18付けのレポートで否定的な見方をしているのです。
そして、伊勢化学工業(4107)の株価は、高値40500円だった株価が先週末は19730円となり、半分以下になっちゃったんですよね。
ただ、チャートを見ると、テクニカルの基本通りに動いていたのでチャート分析の結果を書いてみたいと思います。
以下のチャートは、伊勢化学工業(4107)の3か月足チャートです。以下のように「なべ底」のような形をしてるチャートを「なべ底チャート」と呼んでいます。
では、「なべ底チャート」の買いのタイミングについてですが、なべ底から這い上がってきて、高値10140円をつけて下落している箇所があると思います。そして、下落後、一旦つけた高値10140円をブレイクしたら買いなのですよね。
伊勢化学工業の3か月足チャート
TradingView提供のチャート
実は、伊勢化学工業(4107)は、良く見ると、以下のようにエリオット波動が発生しているのです。つまり、①のエリオット波動第1波がつけた高値の10140円を、③のエリオット波動第3波がブレイクしたら、いつものブレイクアウト手法で買いなのです。
伊勢化学工業の3か月足チャート
TradingView提供のチャート
そして、伊勢化学工業(4107)は、以下のチャートのように、イナゴ銘柄の特徴である、③のエリオット波動第3波が、①のエリオット波動第1波の値幅(AB)の161.8%戻しに当たる19610円を超えました。
伊勢化学工業の3か月足チャート
TradingView提供のチャート
③のエリオット波動第3波は、①のエリオット波動第1波の値幅の161.8%分まで伸びるのが正常な形なのですが、ここを超えるのは異常事態なのです。
だから、エリオット波動第3波が、①のエリオット波動第1波の値幅の161.8%分を超えた場合は、手を出すと大怪我の危険大なのです。特に、買い煽る奴は、③のエリオット波動第3波が、①のエリオット波動第1波の値幅の161.8%分を超えたところから買い煽るからね。
そして、伊勢化学工業(4107)は、③のエリオット波動第3波が、①のエリオット波動第1波の値幅の461.8%分伸びる手前で失速しました。これは、イナゴ銘柄の典型的なパターンだわな。
結局、いつものお決まりパターンで、信用取引で伊勢化学工業(4107)を買っていた人達の阿鼻叫喚の地獄絵図が展開される羽目に陥ったということです。追証が払えなかったら、すべての建玉が決済されて、それでも間に合わない場合は?消費者金融?それでも間に合わない場合は、自己破産か!
あーあ。だから、イナゴ銘柄に手を出してはいけないのですよ。良い子の皆さんは真似してはいけません。
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