今日は「日銀会合後の相場の動きは?」というお題で書きたいと思います。
一昨日、メールマガジン反発狙いで買った銘柄】2024年6月12日を配信しました。
以下のチャートは、今回のメールマガジンで紹介している銘柄の日足チャートです。上値目途は、CからABの値幅に対するフィボナッチの161.8%戻しに当たる2098円と考えています。
TradingView提供のチャート
実は、メールマガジンをご購読いただいているまりりさんが、年間の実現利益と5月の実現利益についてブログの記事をアップしていたのですが、1月から5月までの実現利益が、何と!約540万円になったそうなのですよ。この調子で行けば、年間の実現利益が1000万円行ってもおかしくない!
ちなみに、5月相場は難しい相場だったのに、5月の実現利益が約54万円になったそうなのです。おー!凄い!(O_O)
さらに、まりりんさんは、6月に入って1週間ちょっとしか経っていないのに、既に21万円以上も儲かっているのですよ。
よっちゃん先生推奨銘柄で今月も着々と積み上げます
お役に立てて嬉しいです。今後ともご愛読のほどよろしくお願いします。
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さて、昨日の日経平均は156円安と続落し、終値は3万8720円になりました。また、TOPIXは24.66ポイント安と3日続落し、2731.78ポイントとなりました。
昨日の東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がりが274銘柄、値下がりが1340銘柄、変わらずが36銘柄でした。
昨日は、全面安で全く良いところがありませんでした。
とにかく、昨日の相場は良く分からない展開だったと思います。
昨日の米株式市場は、米CPIが市場予想を下回ったことから米長期金利が下落したのですが、FOMCで年内利下げ回数が3回から1回に引き下げられたことから、米長期金利が下げ止まり、さらに、パウエル議長の記者会見が進むと、米長期金利が上昇に転じたことで、ドル円が円安に転換しました。
米国債10年物利回りの1分足チャート
TradingView提供のチャート
そして、不思議だったのは、米長期金利が上昇に転じたにもかかわらず、ハイテク・グロース株主体のNASDAQが上昇し、NYダウが小幅に下落したことです。
米長期金利が上昇すると、NASDAQは売られるのがセオリーなのですが、FOMC前にリスクヘッジ目的でショートしていた人達が買い戻したのですかね。
昨日は、NASDAQが上昇したことから、日経平均は高く始まったのですが、徐々に値を消して、結局、前日比マイナスに転じて終わりました。今日の日銀金融政策決定会合の結果を見ないと、決め打ちできないので、買いが続かないのは仕方ないですね。
そして、今日の日銀金融政策決定会合では、日本経済新聞のリーク記事通り、国債買い入れ額の減額を発表すると思います。
また、コンセンサス通り、今回の会合では政策金利は据え置きになるものと思います。
今日のお昼頃、日銀金融政策決定会合の結果が出る予定ですが、国債買い入れ額減額がヘッドラインに流れた瞬間は、長期金利が跳ね上がると思いますけどね。
昨日は、日本経済新聞のリーク記事で、国債買い入れ額減額の方向が示されたにもかかわらず、長期金利が下落したのですが、これも日銀金融政策決定会合前にリスクヘッジ目的で国債を買っていたのかも知れませんね。そして、今日、事前のリーク記事通りだった場合は、国債売り→長期金利上昇ということなのかと思います。
おそらく、今日は、事実を確認したところで、長期金利が上昇すると思うのですよ。
また、大引け後の植田日銀総裁の記者会見でも、金融引き締めへ転換する発言をしてくると思われることから、来週は、バリュー株が買われる展開になるのではないかと思います。
最後に、昨日の夜9:30に米PPI(生産者物価指数)の発表があり、米CPI同様、市場予想を下回りました。
生産者物価指数(PPI)(前月比)
結果:- 0.2%
予想:+0.1%
前回:+0.5%
生産者物価指数(PPIコア)(前月比)
結果:±0.0%
予想:+0.3%
前回:+0.5%
また、同日に発表された新規失業保険申請件数は、市場予想22.5万件を上回る24.2万件でした。
この結果を受けて、米国債10年物金利が下落し、一瞬、円高に振れたのですが、直ぐに円安に戻ってしまいました。
最近の米経済指標は、先日の米雇用統計以外は弱い数字が続出しているので、利下げの必要性を検討する段階になったかもしれませんね。FOMCで利下げ回数の見通しが1回となったのですが、市場は、年内利下げ回数を2回に見直すかもしれません。
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