今日は「先週末の米株式市場は大幅に反発!日経平均先物も大幅に反発! 」というお題で書きたいと思います。
今日はメールマガジンの定期配信日です。
今回は、「先週末に買ったお勧め銘柄」というお題で、ブレイクアウト手法で買った4銘柄を紹介しています。
実は、先週末、日本株がドツボだったので、買いたい銘柄を探すのに苦労したのですよ。
しらみつぶしで見つけて、さらに、今までの手法に少しだけ違う方法を取り入れて買いました。まぁ、少しだけ違う方法と言っても、ブログでは何度も書いている方法なのですけどね。
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さて、先週末の米株式市場主要3指数は大幅に反発しました。
NYダウが307.06ドル高(+0.80%)、S&P500が57.15ポイント高(+1.11%)、NASDAQが199.44ポイント高(+1.24%)でした。
さて、先週の金曜日(4/5)に発表された米雇用統計は、市場予想を大幅に上回る30.3万人増となり、失業率は市場予想を下回る3.8%に低下しました。
非農業部門雇用者数(前月比)
結果:+30.3万人
予想:+20.0万人
前回:+27.5万人
失業率
結果:3.8%
予想:3.9%
前回:3.9%
平均時給(前年比)
結果:+4.1%
予想:+4.1%
前回:+4.3%
平均時給(前月比)
結果:+0.3%
予想:+0.3%
前回:+0.1%
この結果を受けて、6月の利下げ期待が後退したことから、米株式市場には、あまり良い結果ではなかったと思ったのですが、予想に反して大幅に上昇しました。驚き桃の木山椒の木ですよ。
ところで、今までは「良いニュースは悪いニュース」ということで、良いニュースは株式市場にネガティブインパクトを与えていたのですが、市場は「良いニュースは良いニュース」と捉え始めたようです。
先週末発表された米雇用統計が強い結果だったこと、そして、先日発表されたISM製造業景況感指数やISM非製造業景況感指数が強い結果を示していたことから、株式市場は、高金利にもかかわらず米国景気が底堅いことを好感し始めている可能性が高いと思います。
また、先週末、米雇用統計の結果を受け、米長期金利が+0.091の4.404%となったのですが米長期金利の上昇は、先日の記事「米長期金利上昇、円安進む。相場の反転は近そう」でも書いたように既定路線だと思います。
以下のチャートは、米国債10年物利回りの週足チャートですが、今は、赤字の②の上昇波が発生しているところなのですが、赤字の②の波が頂点をつけるのは時間の問題だと思います。
米国債10年物利回りの週足チャート
TradingView提供のチャート
ちなみに、先日の記事「米長期金利上昇、円安進む。相場の反転は近そう」でも書いたように、米国債10年物利回りは、ほぼ、テクニカル通りに動いているのですよ。エリオット波動恐るべし!
エリオット波動の概念図
最後に、先週末、米雇用統計の結果を受けて、ドル円が上昇し、一時、151.809円まで上昇しました。先週末のドル円は、0.274円高の151.607円で終わりました。
また、ドル円の上昇を好感して、先週末の日経平均先物は320円高の3万9300円となりました。
やはり、ドル円が円高に振れると地合いが悪化し、円安に振れると地合いが好転する傾向が強いですね。
今週の重要イベントは、4/10(水)夜9:30に米消費者物価指数、そして、4/11(木)夜9:30に米生産者物価指数の発表があります。
これらの結果が市場予想を上回った場合、まだ、米株式市場にネガティブインパクトを与える可能性があることから、これらの指標に対する市場の反応については気をつけたいところです。
ただ、日本株については、これらの結果が市場予想を上回った場合、ドル円がさらに円安に進む可能性が高いことから、地合いが好転する可能性が高いと思います。
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