今日は「米CPIが市場予想を上回り、円安に振れる！焦点が定まらない展開が続きそう」というお題で書きたいと思います。
昨日、臨時増刊号【ブレイクアウト手法で買った銘柄】 2024年3月12日を配信しました。
臨時増刊号【ブレイクアウト手法で買った銘柄】2024年3月12日
以下のチャートは、今回のメールマガジンで紹介している銘柄の日足チャートなのですが、上値目途を、CからABの値幅に対するフィボナッチの161.8％戻しに当たる2799円を考えています。
TradingView提供のチャート
メールマガジンをご購読いただいているまりりさんが、何と！2月だけで193万円も儲かったそうなのですよ。(O_O)
今月はじぶん史上ナンバーワンの会心の利益でした
あ、、ほとんどよっちゃん先生銘柄と相場のお陰です
どういたしまして！お役立てて嬉しいです。今後とも、ご愛読のほどよろしくお願いいたします。
さて、昨日の日経平均は22円安と続落し、終値は3万8797円になりました。また、TOPIXも9.59ポイント安と続落し、2657.24ポイントとなりました
昨日の東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がりが1079銘柄、値下がりが529銘柄、変わらずが48銘柄でした。
昨日の日経平均は、549円安の3万8271円まで下落したのですが、大引けにかけて値を戻し小幅安で終わりました。
昨日の相場は、中小型株優位の展開となりました。
TOPIX小型株指数が+27.53（+0.62％)、TOPIX中型株指数が+1.10（+0.04％)だったのに対し、TOPIX大型株指数が-16.90（-0.64％)でした。
ところで、昨日は、ドル円が若干円安に振れたので、外需関連銘柄に買いが入ったのですが、昨日も内需関連株にも買いが入っていたので、どこに焦点が当たっているのか、イマイチ理解できませんね。
また、銀行株が売られているのですが、テクニカル要因で考えられるのは、エリオット波動第1波が頂点をつけたのかと思います。
例えば、先日の記事で紹介した筑波銀行(8338)は、エリオット波動第1波が頂点をつけ、下降波のエリオット波動第2波が発生中です。
筑波銀行の日足チャート
TradingView提供のチャート
もし、筑波銀行(8338)を買うなら、メールマガジンを読んでいる方は、押し目を狙って買う方法を読み返してくださいね。
「アレ」を表示して、「アレ」と「アレ」が出現したことを確認してください。ちなみに、押しが38.2％押しなので、押しは丁度いい塩梅でですね。
もし、38.2％押しで反発すれば、今後は、以下のように上昇するものと思います。
筑波銀行の日足チャート
TradingView提供のチャート
来週の3/18、3/19に予定されている日銀金融政策決定会合ではマイナス金利解除が決定されることが有力視されてますし、もしかするとYCCも解除するのでは？とも言われています。
先週は金利上昇の恩恵を受けられる銀行株が買われたのてすが、やはり、テクニカルの調整かと思います。
また、銀行株のリスク要因としては、以前も書いたことですが、3/18、3/19までは上昇して、マイナス金利解除しようがしまいが、「知ったら終い。」で下落することです。
とりあえず、昨日は、個人投資家が主戦場の小型株が上昇したので、恩恵を受けた人が多かったと思います。
今後、何が買われるのかは、わかりません。
そもそも、何が買われるかなんて予測しても、当たることはないですからね。
私は、買われている銘柄を買うだけです。
最後に、昨日の夜9:30に、2月分の米CPI(消費者物価指数)の発表があり、総合(前年同月比)とコア指数（前年同月比、前月比）が市場予想を上回りました。
2月米CPI 総合(前年同月比)
結果:+3.2%
予想:+3.1％
前回発表値 +3.1％
2月米CPI 総合(前月比）
結果:+0.4%
予想:+0.4％
前回発表値 +0.3％
2月米CPI コア指数（前年同月比）
結果:+3.8%
予想:+3.7％
前回発表値 +3.9％
2月米CPIコア指数（前月比）
結果:+0.4%
予想:+0.3%
前回発表値 +0.4％
この結果を受けて、米国債10年物利回りが上昇し、日米金利差が拡大したことにより、ドル円が１円ほど円安に振れ、147円後半で推移しています。
先ほど、「ドル円が若干円安に振れたので、外需関連銘柄に買いが入ったのですが、昨日も内需関連株にも買いが入っていたので、どこに焦点が当たっているのか、イマイチ理解できませんね。」と書いたのですが、円安に振れたことから、外需関連銘柄の買戻しがありそうですね。
来週は、3/19に日銀金融政策決定会合の結果発表があり、また、3/21早朝3:00にFOMCの結果発表、3:30からパウエル議長の記者会見が予定されています。
この結果によっては、揺り戻しがあるかもしれませんね。まだ、焦点が定まらない展開が続きそうです。
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