今日は「高値掴みを避けるために最低知っておくべきこと」というお題で書きたいと思います。
昨日はメールマガジンの定期配信日でした。
今回のメールマガジンでは、押し目狙いで買った３銘柄を紹介しています。
【先週末に買ったお勧め銘柄】
メールマガジンをご購読いただいているLienリアンさんからメッセージをいただきましたのでご紹介させていただきたいと思います。
こんにちは。今月よりメルマガを読ませて頂いています。
まだ、すっかり理解とまでは行きませんが、千円で、この情報量はすばらしいです。何銘柄か、紹介いただいた株を購入しましたが、今のところプラスです。
ありがとうございます。勉強させていただきながら、利益を上げていきたいです。それにしても、この上げ相場、まだ続くのかしら？と一抹の不安がありますが、、
メールマガジンをご購読いただきありがとうございます！
メールマガジンに書いてある内容は、基本中の基本なのですが、何度も繰り返して読んでみてくださいね。そして、真似をしてみてください。
今後とも、ご愛読のほど、よろしくお願いします。
それから、もう一人、メールマガジンをご購読いただいているespe-everyさんからコメントをいただきましたので紹介させていただきたいと思います。
いつも勉強させていただき、ありがとうございます。
何年も持っているSUMCOが急進してうれしい限りです。
来週、『半導体まつり』起こりますか（起きてくれたらうれしいです）。
週末のメール配信の銘柄を楽しみにしております^_^
先生のおかげで1月はたくさん利確ができております。
メールマガジンをご購読いただきありがとうございます。^ ^
お役に立てているようで、筆者冥利に尽きます。SUMCO、いい感じで上昇していますね。半導体祭りは始まったばかりのようですから、私も、買った銘柄は、しっかり握っていようと思います。今後とも、ご愛読のほどよろしくお願いします。
さらに、まりりんさんが今月は50万円利確したそうなのです。
【2024年】blog書き初め
株はコツコツやっております。
(唯一の息抜きです、、
) ありがたや～
いつもご紹介いただきありがとうございます。
総資産億人目指して頑張りましょう！
さて、今日は、ダウ理論とエリオット波動理論についてのさわりについて書いた後に、高値掴みを避けるために知っておくべき最低限のことを書きたいと思います。
ダウ理論は、トレンドフォロー戦略(順張り）を行うにあたって知っておくべきテクニカルの基本理論です。
ダウ理論では、株価が上昇していく過程においては、以下の「先行期」、「追随気」、「利食い期」というステージがあるとしています。
このうち「利食い期」に買うと高確率で高値掴みになるとされています。
よって、最低でも、以下の「利食い期」で買わなければ、高値掴みを避けられる可能性は高いと思います。
先行期：一部の目ざとい投資家が底値で買い始め株価が上昇し始める時期
追随期：上昇銘柄に乗っかり儲けようと他の投資家が買い始め、大きく株価が上昇する時期
利食い期：下手クソも参戦して儲けようと買い始めるが、ベテランの投資家は利食いで売り抜ける時期
要するに、「利食い期」で参戦すると下手を打ち、高値掴みで含み損で泣く羽目に陥る可能性が高いということですわ。
そして、ここで気をつけたいのが、「利食い期」が「追随期」でつけた高値を必ずしも超えないということです。
例えば、以下のチャートは、イナゴが参戦して賑わっているさくらインターネット(3778)のチャートなのですが、今は、利食い期が終わって下降トレンド入りしそうなところです。
さくらインターネットの日足チャート
TradingView提供のチャート
そして、このチャートを見ると、利食い期の最高値が追随期の最高値を超えていないことが確認できると思います。また、利食い期の値幅も短いことも確認できると思います。
要するに、高値掴みを防ぐなら、利食い期で参戦するのは避けるべきだということです。
次に、エリオット波動理論についてですが、以下のように株価が上昇する際は、上昇波1、上昇波3、上昇波5の上昇波3個と、下降波2、下降波4の下降波2個から成るというものです。
これもトレンドフォロー戦略(順張り）を行うにあたっては知っておくべき理論なのですが、上昇5波に当たるエリオット波動第5波は、あまり値幅が伸びないので、私は、エリオット波動第5波で買うことは避けています。
そして、実際の例について見てみたいと思います。
以下のさくらインターネット(3778)のチャートを見ると、エリオット波動第3波(③)がエリオット波動第1波(①)の値幅の2倍(200%戻し)伸びていることが確認できると思います。
エリオット波動理論ではエリオット波動第3波が一番伸びやすいとされていますからね。
以下の例からも、エリオット波動第3波(上昇3波)が開始したことろで買えば、大きく利益が得られる可能性が高いことが確認できると思います。
さくらインターネットの日足チャート
TradingView提供のチャート
対して、エリオット波動第5波は、エリオット波動第3波に比べると、あまり伸びないのです。
例えば、以下のチャートを見ると、さくらインターネット(3778)におけるエリオット波動第5波(⑤)は、エリオット波動第1波(①)の値幅の1倍(100%戻し)まで伸びていることが確認できると思います。
さくらインターネットの日足チャート
TradingView提供のチャート
このようにエリオット波動第5波は、エリオット波動第3波に比べてあまり伸びないのです。
また、余談ですが、以上の動きを見ると、さくらインターネット(3778)はフィボナッチが、ムチャクチャ意識されて動いていることが確認できると思います。
なお、以前も書いたことですが、銘柄によって意識される指標やライン等が違うので、全部が全部当てはまるわけではありません。
最後に、さくらインターネット(3778)以外についても紹介したいと思います。
以下のチャートは、私が以前買った東京鐵鋼(5445)の週足チャートです。
このチャートを見ると、エリオット波動第3波(③)がエリオット波動第1波(①)の値幅の2倍(200%戻し)伸びていることが確認できると思います。
この例を見ても、エリオット波動第3波(上昇3波)で買うと、大きく利益が得られる可能性が高いことが確認できると思います。
東京鐵鋼の週足チャート
TradingView提供のチャート
そして、今、エリオット波動第5波(⑤)は、エリオット波動第1波(①)の値幅の1倍(100%戻し)まで伸びていることも確認できると思います。
東京鐵鋼の週足チャート
TradingView提供のチャート
東京鐵鋼(5445)が、ここから上昇するかはわかりませんが、エリオット波動第5波(⑤)がエリオット波動1波(①)の値幅の1倍(100%戻し)まで伸びているので、結構いい線まで来ていることは確かです。
以前も書いたことですが、トレンドフォロー(順張り)で儲けるなら、値幅が狙えて、かつ上昇確率が高いところでエントリーすることです。
いずれにせよ、上昇確率が低いところで、かつ値幅が期待できそうもないところで買うようなギャンブルトレードは、資産形成目的としてはお勧めできません。
まぁ、娯楽として株式投資を考えている人は、こういうところで買ってギャンブルトレードを楽しめば良いと思いますけどね。
なお、私は確率重視のトレードをしているので、このようなところではエントリーしません。
トレンドフォロー(順張り)をする場合は、ダウ理論の「利食い期」を避ける、また、エリオット波動理論では、エリオット波動第5波がエリオット波動第1波の値幅分伸びたところで買うことを避ければ、高値掴みの確率は下がると思います。
なお、逆張りの場合には、以前も書いたことですが、2段下げ、3段下げを頭に入れて、打診買いを入れながら様子を見るしかないですよ。そもそも、下降トレンド中の銘柄をわざわざ買いに行くのだから、株価が下がるのは当たり前。
逆張りは、何度もナンピンで粘って物にする戦略なのですから、高値掴みを避ける方法なんてありません。
もし、逆張りで高値掴みを避けられ、かつ一度も含み損になることもなく儲かるなんて方法があると言っている奴は、ウソ、ハッタリ、詐欺野郎だけです。
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