9月は4冊と相変わらず、スローペースでの読書です。
ルヴォワールシリーズは、登場人物がいずれも魅力的で本当に面白いです。
そのためか4作目は読んでしまうと、これで終わりかと思うと、少し寂しいのもあって、積読状態にしています。
読書ストックがその間に結構増えたので、河原町ルヴォワールを読むのはまだまだ先になりそうです。
9月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1728
ナイス数:63
![今出川ルヴォワール (講談社文庫)](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51SeJh1EGLL._SL120_.jpg)
今回は達也の過去が判明するお話です。
双龍会は鳴りを潜めて、権々会なる会における鳳ゲームがメインイベントですが、その駆け引きがすごく面白かったです。
ミステリというと普通のミステリとは違うのでしょうが、十分ミステリっぽい面白さを感じられた理由が、巻末の我孫子先生の解説を読んで納得しましたね。
読了日:09月28日 著者:円居 挽
![うちの執事に願ったならば 5 (角川文庫)](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61jTzqg%2B6iL._SL120_.jpg)
最初の峻くん視点の話は新鮮で面白かったです。
それにしても別視点から見ると花穎はちゃんと当主していますね。
「消えた主人~」は短編だったせいか、何だか唐突な感じの展開でちょっと残念な感じでしたが、烏丸家の親子関係が垣間見えたのは良かったですね。
読了日:09月21日 著者:高里 椎奈
![烏丸ルヴォワール (講談社文庫)](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51bJ3DM105L._SL120_.jpg)
龍師たちが個性豊かで、彼らのやり取りだけでも十分楽しめます。
ただ、もちろんそれだけではなく、過去と現在が錯綜するところはすっかり騙されてしまいました。
双龍会の推理合戦は二転三転する様がおもしろいですが、頭の中で整理していくのが大変ですね。でもそれがまた心地よいです。
読了日:09月13日 著者:円居 挽
![全日本探偵道コンクール セーラー服と黙示録 (角川文庫)](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51soQjZgaXL._SL120_.jpg)
聖アリスガワ女学校VS勁草館高校の夢のような対決ですが、探偵道コンクールとしては先鋒戦のみという状況で、続きが気になるところです。どちらも個性豊かな面々なせいか、キャラクタの強さに比べると、謎解き的にはちょっと小粒な印象も。とは言え、推理合戦はやはり面白いもので、ぜひ中堅戦大将戦も読みたいです。
読了日:09月01日 著者:古野 まほろ
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