DQ7プレイ(ダイアラック) | たてつのゲームプレイ&読書日記

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ゲームや本について、ゆるゆると書いています。最近は「いけにえと雪のセツナ」のプレイ日記を書いてます。

今回は、新しく出現した火山の大陸へ行くところからです。

火山の大陸に上陸しますと、やはりそこにはエンゴウの村がありました。
エンゴウの村ではもう炎の祭りはやっていませんでしたが、炎を祭るという習慣は残っているようです。

エンゴウの村には、ふしぎな石板はありませんでしたが、炎の山で「ふしぎな石板緑」を見つけることができました(^^)。

この大陸では、他に特段することもなさそうでした。
ただ、炎の山の火口の所で、旅の扉的なものがあったので入ってみましたら、その先はなぞの神殿の一部屋に通じました。
その部屋は「赤の旅の扉の部屋」というようで、なぞの神殿には他にも同じような部屋がありますので、この先冒険を進めると他の扉の部屋も通じるようになるのでしょうね。

さて、なぞの神殿に戻ってきましたので、これまで集めた石板を当てはめてみますと、青の石板がそろい、新たな世界へ行くことができました。

その島は小さな島で、町が一軒あるだけでした。
その町に入ってみますと、そこは「ダイアラック」という名前のようですが、町の中には石像ばかりがある町で、人の姿は見えません・・・(ノ_-。)。

とはいえ、町の中を探索してみますと、老人が一人だけいました。
話しかけてみますと、この町はやはり、はるか昔に町の人がみな石にされてしまったようです。
主人公たちがこれまで経緯を話しますと、老人は「この町のことは忘れてください。もう遅いですから」と言います。

ですが、主人公たちの去り際に『天使の涙』という石にされた人々の呪いを解く薬をくれました。
なぜ、老人がこの町にその薬を使わないのかと言うと、石像は長年風にさらされて朽ち果ててしまったので、こうなっては『天使の涙』も効かないそうです。

気になったのは老人が「わしがもっと早く薬を見つけていれば。町の人たちもさぞ恨んでいることだろう。なぜなら、夜になると・・・、いや。この町の宿屋で休む際は夜になったら絶対外には出ないことです。」と言ったことですね。

これはもう宿屋に泊まるしかないです。
ということで、宿屋に(無人なので勝手に)休みますと、外から悲しげな声が聞こえてきました。

外に出てみますと、石像の中に輝くものがいくつかありました。
光る石像を調べてみますと、この町の過去の映像を見ることができましたが、これだけでは何だかよく分かりません(ノ_-。)。

例の老人がいましたので、話しかけますと、老人はこの町のことを語ってくれました。
今から50年以上も前、この町で毎年行われる雨乞いの日、老人は遠くはなれた町まで一人で買出しに行ったところ、その帰り道、この町が深い紫色の雲に覆われているのを見た。
この町には激しい灰色の雨が降っていたがすぐに止み、老人が町に着いたときには、町の人々は石像になっていた、
ということです。

老人の名は、クレマンといい、そういえば光る石像の過去の映像で、クレマンが町に買出しに行くくだりが流れていましたから、この辺りが何か鍵になるのかもしれませんね。

さらに、町の中を調べていきますと、過去の映像などから、町の子どもが秘密の地下室を見つけたことが分かりました。
子どものメモからその場所を調べてみますが、夜なのでその場所はよく見えないというメッセージが。
仕方ないので、宿屋に戻り、もう今夜は休むこととしました。

翌朝、地下室へ行き、道なりに進んで行きますと、町の真ん中の高台に出ました。
ここで「全体が見通せそうだ。天使の涙を使いますか?」というメッセージが。
クレマンの話では、石像がもうボロボロだから、天使の涙を使っても意味がないということでしたが、そんなことは構わず、使ってみますと、何だか町が明るくなりました。
その上、新たな地下への階段が出現したかと思うと、そこから少年が現れました∑ヾ( ̄0 ̄;ノ。

早速少年に話しかけますと、彼は石像で見た過去の映像に出てきた、少年ヨゼフでした。
ヨゼフ少年を連れて、クレマンのところまで行きますと、クレマンは少年の声と姿から、彼がヨゼフだということに気付きました。

ヨゼフ少年の話では、彼は秘密の地下室にいたので、灰色の雨から逃れることができたようです。
ただ、なぜ50年もの月日が経っているはずなのに、少年のままなのかは謎です。

とはいえ、ヨゼフ少年の元気な姿にクレマンはひどく感動します。
少年がいたことで、村が死んだわけではなかったと、クレマンは元気を取り戻しました。

とても印象的だったのは、クレマンの「あなたがたが諦めず、天使の涙を使ってくれたおかげだ。心から礼を言わせてください。今日ほど嬉しい日はない。」という言葉です。

せっかく探し当てた天使の涙が無駄だったことに気付いたときのクレマンの絶望感は果てしなかったと思うんですよね。
でも、主人公たちが天使の涙を使ったことで、ヨゼフ少年が出てきてくれた。
町の人々は石像のままですが、それでも天使の涙が無駄ではなかったと、そう考えたら、何でしょうねえ、クレマン良かったねえ、としみじみ思いました(>_<)。

さて、ささやかながらその日の夜は祝宴を開きました。
老人がヨゼフを引き取ることになり、老人は灰色の雨という存在を伝え歩くために旅に出るということです。
そして、村の人々を元に戻す方法を探すということです。

クレマンは「村に人はいなくなりますが、私とヨゼフが生きていれば同じように町の命も生き続けるのだと思うのですよ」と言います。

くーっ、いい言葉ですねえ(*^.^*)。

さて、ダイアラックの町のエピソードもこれで終わりのようです。
ちなみに、ヨゼフ少年が出てきた地下室に行ってみましたら、そこで「ふしぎな石板黄」を見つけました。

今回はここまでで、次は元の世界に戻り、新しい島へ行くところからです。

それにしても、DQシリーズはこうじわじわとくる良いエピソードがちりばめられていますよね。
映像や演出が派手なわけでもないのですが、上手いなあと思います。