この日のメインエベント、さった峠ウォーキングの前にお腹が空いてしまった・・^^;
腹ごしらえに静岡へ向かおう。と戻った興津駅で、反対ホームに電車が来ていることに気づかず走り去って
ゆく電車を呆然とベンチに座って見送る、というハプニング。
お腹が減っていただけに、あれは凹んだ^^;
「静岡方面」の案内と逆のホームから発車なんて、あまりにもご無体な仕打ち。。

さて、次の電車が一時間後だったらどうしよう。という心配をよそに、思いの外早く来た電車にホッと一息、天文
で桜海老丼と桜海老茶漬けをいただく。

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老舗のお店で敷居が高いのかと思いきや、食べた2品はとてもリーズナブルなのに、味は天下一品^^
板さんも、品がありながらとても気さくな方で、カウンターに座ったアタシ達に色々話しかけてくださり、「茶漬けに
はまず塩を少し振って、出汁はその後で。」と二度美味しい食べ方を教えていただいて、とても気持ちのよい粋な
お昼ご飯だった。

初めて降り立った静岡は、ビックリするほどの都会で横浜駅のように人が多く、先ほどの清見寺のひと気の無さとのギャップについて行けず。
徳川慶喜居住跡地の前を通りかかるも、人混みと車と、道に散らばったゴミの隣にあってう~む。。都会は苦手。
とは言え、キルフェボン1号店であるキルフェボン静岡と、たまたま前を通りがかったヨーガンレールへはちゃっ
かり立ち寄る^^

キルフェボンはなぜか仙台と静岡の二店を経験。
仙台が良すぎたのか、静岡店の、たった一人のホスピタリティのない店員の為(他の店員さんはとても気持ち
のよい人達でした。静岡店の名誉のため。)、二度と静岡店に入る事はないね、と同意しあう。
静岡に行く事もあまりないと思うけれど、残念な事やるかたなし。


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もう一度興津駅へ戻って、午後2時過やっとさった峠へと向かう。
画面に入りきらないほどの沢山のシラサギ(この写ってるヤツはほんの一部。)が青空に映えて、やっぱり
自然が一番!と一息。

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のびやかで富士山も駿河湾もとても美しく、新春にぴったりの散歩道♪
さっきの静岡の人混みが、うそのよう。
道の両側は枇杷とミカンの畑また畑で、無人販売のミカンをしこたま購入、(ダンナ様が)背負って歩いた。

この道は歴史古く万葉集にも読まれているそうで、アタシが知ってるひじょーに数少ない百人一首の中でも
イの一番に覚えた、山部赤人「田子の浦ゆ打ち出でてみば~」の歌が読まれた地、というのも自分の中で
感慨深く。

崖下の海岸の波が引くのを見計らい、命がけで駆け抜けた「親知らず子知らず」の難所と言われた古の道、
参勤交代のため4mもの道幅があったという江戸時代の道(今も当時の石垣の跡が残っている)、そして今、
のんびり散歩の為の1m程の幅の道、と歴史に思いを馳せるのもなかなか興味深かった。

途中、富士山をバックに国道1号、高速道路、JRが一つに交差する場所を眺めるビューポイントで、またもや
鉄男さん発見。
電車が通るたびにカメラのシャッターを切り、ニヤリと満足げに微笑む彼^^
ちなみにダンナ様もこの場所で相当興奮していた。鉄男だ。

由比へ向かって歩くと、下りが長く富士山を前方に見ながら歩けるのがよいところ。
ただし由比にも博物館など面白そうな見どころ沢山で、そちらに重きを置くなら由比出発の方が安心かも。
アタシが行った日はお正月で、それにもう夕方。軒並みお休み。

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昭和5年の文字が書かれた時計が、興味をそそる。
電信柱のそこかしこに付けられた、富士山と桜海老を象った由比マークもとてもかわいくて必見。


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由比駅から、夕焼けに染まった富士の山を眺める。
今年2番目の一日が終わろうとしている。
富士山三昧の(このお正月は毎日が富士山三昧だったけど。)とても楽しかった一日。
古いお話だけれど、1月2日青春18きっぷを使って今年最初の旅へ。

興津駅で降り、さった峠へ向かうつもりが、宮様まんぢう目当てで東海道を反対方向へ歩き出す。
ダンナ様の大好きなうなぎ屋さんがある~と思ったら、なんと「うなぎや洋品店」だったり^^;
大正天皇海水浴場の碑があったり。


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このお寺だけ見てさった峠へ向かおう、と何気なく入った清見寺が、大変見ごたえのあるお寺なのだった。


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やたらめったら葵の御紋が散りばめられたお寺なので、タダモノではないのでは。と珍しく拝観料を
払って見学。^^;
家康が今川家の人質だった頃から縁のあったお寺なのだそう。
家康ゆかりのお輿や手習いの間。
人質時代だけあって、お輿なんてビックリするほど小さく質素。


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家康お手植えの木のある庭。


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明治天皇・大正天皇も座ったであろう玉座。
とても広いお寺で、お宝は自分で探してね的なに気なさ。
なんなら玉座にも座ってみてね的にフレンドリー。
でもさすがにそれは自主規制。

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写真を撮るのも少々憚られたけれど、玉座の裏手にあったお座敷雪隠・・
とゆーことはやはり、宮様方の御使いになられた・・^^ゞ
そしてきっと、後始末は御付の者が致したのでしょうよねぇ・・
ちょっと想像して、自分で拭ける^^;下々の者に生まれてきて本当によかった、と思う。

何の説明も仕切りもないので、一瞬ここって今も普通に使っていいの?と思ってしまう。
が、紙がない。のでイヤイヤ、と思いとどまる。


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この立派な鐘楼は、秀吉が使用したそうな。


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遠目にも気持ちの良さそうだった、2階にも上がれる。
潮音閣という名のお座敷となっている。
今目の前は埋め立てられ、工業地帯のクレーンが立ち並び当時を偲ぶべくもないけれど、その昔は
三保の松原まで見えていたのかもしれない。

ちょっと失礼して、宮様まんぢうとお茶でティータイム♪
お正月特別仕様の紅白まんぢう(いつもは白だけ。)で、とってもかわいらしい。
ほのかにお酒の香りの立つ、ふわふわ上品なひとくちおまんぢう。


このお寺は1300年前からあるそうで、海が目の前・風光明媚だったこともあり、徳川家→天皇家に
も気に入られたよう。(血天井の御車寄せあり。)
よくぞ明治維新を乗り越えた。
幕末勉強初心者としては、家茂が上洛の際ここで宿泊したというのも感慨深いのだった。
朝鮮・琉球王朝の迎賓館としても使われていたそうだし、見どころ満載、お正月のせいか人はほぼい
なくて贅沢な見学。
沢山の人に訪れて欲しいな。






 イメージ 10 江戸時代の時計。つづく。
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玉井さんの出勤を待って入れていただいた、1月のソーイング。
朝きらめく一杯の珈琲は、少しだけ涙の味だった。


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いつもレンガを買ってすぐ失礼してしまうから、コタツにあたったのは久しぶりの八八。
雨だれの音。
その向こうに、流れるような WINTER INTO SPRING
何にも代えがたい、美しく流れる時。
本当なら雪が降るべき冬の京、でもこの日この時、"音の奇跡"に出会えた幸せに感謝しよう。

ご主人のご機嫌の、本日は良しや悪しきや。これが実は密かな楽しみであったりもする。
(どんなご機嫌だったとしても、帰りにはとても軽やかに送り出してくれる人。でもある。^^ )


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この日、夫婦とも空腹に耐えかねてチャリを飛ばし、目指したるはダイドコ帖。
行くたびお客様が増えてうれしきかな、しかしアタシ達の席がないとなると・・!
人とは自分勝手なもの ^^;
はたして、その日最後のスープセットにありつく。

店主さんと、つくづくと惚れぼれ眺めた、この四角の木皿。
作家さんの倉庫の奥に眠っていたものだとか。
世界に4枚しかない、美味しそうなパンみたいな 、お皿。
実際、ベーグルを載せた写真を見せていただいたけれど、まるきり兄弟みたいに馴染んで見えた^^

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タラス・グレスコー著"悪魔のピクニック"を読んでいる。
「世界中の禁断の果実を食べ歩く」の文字に惹かれて手に取ったけれど、物を考えずに秩序の中
で安穏と生きてゆく事の危うさを知る。

シンガポールと言う国は、ゴミひとつ無い美しい国、という漠然とした印象しかなかったけれど、
それはニッポン=サムライの国と言うのと同じくらいいい加減な知識なのであった。
(タラス・グレスコー氏の主観的見解である点を充分に考慮した上で)今となっては彼の国の超
ド級に真面目な馬鹿馬鹿しさと無気力感に、下手をしたら日本の未来を見るようで背筋が寒い・・。

(楽しみにしていたドラマ♪)白州次郎にしても、物事の考え方にせよ行動のとり方にせよ、多角的
でブレがなく、憧れる。
考える事を止めたら、人間を止めなくちゃならない。のだ。
無知は罪。と言ったのは誰だったっけ。
罪深いアタシは、せめて事実から目を背けない勇気と本質を見極める努力をしてみよう。



追記。

悪魔のピクニックを読み終わったけれど、最後の章とあとがきはあまりにシュールすぎた。
とにもかくにも、グレスコー氏の身体を張った仕事ぶりに白旗をあげたい。