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前に冊子に書いたこと載せとくね
私は講演をする機会が多いのですが「我が子の障害を受容できない」という人がいます。何故なのか考えてみました。
それは
障害が軽すぎる。だから「うちの子に障害があるはずがない」と思ってしまう。
親自身の人生の中で障害者と接する機会がなかった。そのため「障害があることは恥ずかしいこと、不幸なこと」と思っている。
自身の親から「人並、普通であること」を押し付けられて育った。だから我が子にもそれを強く望んでしまう。
でも、勉強会等に足を運んでいる人は救われます。「今のままではダメだ。何とか解決の糸口を見つけないと」と思っているからです。
反対に「発達障害…」の話に耳をふさぐ人は、「聞きたくない」となってしまいます。
現実に目をそらしていると「苦しむのは、まぎれもなく我が子なのに」と感じてしまいます。
■悩み第一位
「夫婦や祖父母との間で意見が対立している。
母親である自分は保育園で同じ年代の子を見る機会が多い。当然、気づきが早く我が子の異質な行動について発達障害を疑っている」
でも、夫から
『甘やかしているからだ、しっかり子育てしろ!』
『療育?手帳?障害者のレッテルをこんなに小さいうちからつけるのか!伸びるものも伸びなくなる!』
『似たような子は沢山いるじゃないか!個性の一つだ!』
と責められ、夫婦喧嘩が絶えず、子どものことだけで精一杯なのに頭がおかしくなりそうだ。
更に夫は子に『どうしてお前は周りの子と同じことが出来ないんだ!』と言葉の虐待をする」
という悩みです。
私は「大人の考え方は早々、簡単に変えられないので説得は諦めて、黙って母親だけで行動すればよい」と考えています。
姑が子育てしていた時代は「子どもが自閉症になるのは冷蔵庫マザー(=愛情をかけない親)が育てたからだ」とまで言われていたので理解を求めるのは土台無理
そうしているうちに母親が心を病んでしまいます。
療育施設に通っていることも、療育手帳を取ったことも秘密にし、手帳はタンスの中に隠しておけばよいのです。
(手帳については戸籍、住民票にも載らない。扶養控除を申請しなければ源泉徴収票にも記載されない)
受給者証や手帳を持っていることで、生涯にわたり様々な福祉サービスを受けることができ、子どもを救ってくれることになります。
(※知的障害がないと療育手帳は出ませんが、精神障害者福祉手帳や受給者証は医師の診断により取ることができます)
■進路先の意見の相違
進級先について意見の相違があったら、黙っていることはできません。授業参観に来られたらわかってしまうからです。
こんなときは相談機関(自治体に設置されている発達障害児支援センター等)第三者に入ってもらいましょう。
他人の意見の方が冷静になり聞く耳を持つかもしれません。
夫から「あの時は反対したが、よかった」と感謝される日がきっと来るに違いありません。
世間体や親のプライドを捨て、子どもの幸せに焦点を当てベストな選択をしてほしいと思います。
連載で前に書いたので、参考にしてね
質問がありましたらコメント欄に書いてね。
ブログ内でお答えさせて頂きます。
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全文字、立石の指導動画付きです