©今井久恵

 

前に冊子に書いたこと、まんま載せるねメモ

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我が子に障害がある場合「通常級?特別支援学級?特別支援学校?」と迷います。

 

息子は支援学校を選びました。

 

着替等身辺自立が出来ていなかったので、教員数が多く手厚い学校がベストだと考えたからです。

 

知的な遅れが相当あるのに親の希望で無理やり通常級に入れ、特別支援教育を受けさせなかった結果、何も身についていない子を見てきたのも理由です。

 

もちろん、通常級でも通級に通っている子には支援計画がありますが、どうしても教員数も少なく手薄になります。

 

■就学時健診

 

秋には就学時健診があります。

 

これは強制ではありません。

 

重度の知的障害がある子の親御さんが「何が何でも通常級に入学させたい。

 

でも健診に行ってしまうとふるいにかけられて支援級や支援学校に回されてしまう」と言い、欠席しました。

 

親の意向が優先されますので、その子は“母親が毎日一緒に付いている”条件で通常級に通うことになりました。

 

■入学すると

 

通常級・支援級・支援学校の違いです。

 

支援学校に入学すると、「靴紐の習得、時計の理解」の個別支援計画が息子には立てられました。先生は教材を作り練習させてくれました。

 

■支援級に転校

 

東京都指導主事の巡回指導で「そろそろ支援級に転校させてもいいのではないか」の指示があり、公立小学校の支援級に3年から転校することになりました。

 

「一度支援学校、支援級に入れてしまったら、二度と通常級には行けない」噂がありますがそうではありません。

 

「取り合えず通常級に入学させて、いよいよ着いていけなくなったら支援級に移る」の選択をする家庭もありますが、そうなると子ども自身の気持ちの中で「僕がうまくできないから支援級に行かされた」。

 

更に自分だけ出来ず自信喪失、苛めなどの経験をし、自尊感情が相当潰された状態で支援級に移ることになります。

 

これは子どもの心を考えると望ましくない順番のように思えてなりません。

 

■スペシャルスクール

 

私は知的障害者移動支援のガイドヘルパーをしています。

 

特別支援学校に通っている子が「僕はスペシャルハイスクールに通っているんだ」と嬉しそうに言っていました。

 

昔の呼び方の養護学校の名前に比べて、特別支援学校も特別に支援される意味を示し「素敵な名前の学校だな」と思っていましたが、英語にすると、「更に良い名前だな」と感じました。

 

漠然と「通常級の方が刺激を受けて伸びるのではないか」と考えるのではなく、我が子の状態と教員数、支援内容の情報を集めベストな選択をしてほしいと思います。

 

小学校選びについては、前に16話くらいで連載してるよメモ

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全文字、立石の指導動画付きです笑