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前に書いた記事、載せるね
我が子の障害を認めたくない人が
「うちの子は個性的なだけだ」
「凹凸があるのが人間なのだから、障害ととらえず個性のひとつと考えればいい」
と言っているのを耳にすることがあります。
ダウン症は21番染色体が3本ある染色体異常により、精神発達の遅れ、特徴的な顔貌、多発奇形を示す症候群です。
でも、障害が個性ならばダウン症の人をはじめ、視覚障害の人、車椅子の人についても「個性だ」ということになってしまいます。
さて、ダウン症の子の特性として人懐っこいところがあります。
いつもニコニコしているのを見て「天使だ」という人もいます。
そうでもない
でも、優しくて性格が穏やかな子もいれば、意地悪な子もいます。
確かに生まれつきの障害特性はありますが、持って生まれた気質や育った家庭環境で大きく変わるのが人間です。
その上で障害児も健常児でもすべての子どもに個性が出てくるのであって、障害そのものは個性ではないと思います。
また、個性であれば生活上の支障を取り除く必要もなく、特別な配慮もされません。
ですから「障害も個性のひとつ」としてしまうのは、健常者の枠組みの世界でその他大勢と一緒にされることを意味していて、危険な考えのように感じます。
明らかに障害のため、健常者の生活パターンで本人が生きづらいのならば、障害は障害と認めて特別のサポートが必要になります。
自閉症の子で聴覚過敏があり、園で流される音楽が耐えられない。
感覚過敏で粘土や糊が触れない。
特定の服しか着られない。
味覚過敏による極端な偏食など、これらを受け入れてもらえず、皆と同じように行動することが暗黙の了解のようになってしまうのは、本人にとって酷なことです。
どうぞ、個性という言葉でひとくくりにしないで毎日、快適に生活できる環境を準備してあげてください。
質問がありましたら、コメント欄にお寄せくださいブログ内でお答えさせていただきますね
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