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ラジオ(ボイシー)も聞いてね
昨日の続きだよ
■赤ちゃんの泣き
赤ちゃんは、「お腹すいた」「オムツが大便まみれで気持ち悪い」「暑いから服を脱がせて」と不快な状態を言葉が話せないので、泣いて訴える。
そんな時、「泣くんじゃない!」と叱ることなく、母親はその泣き方から「なぜ泣いているんだろう?」と原因を探り、不快を取り除いてやる。
この体験を通して子どもは「この人は僕を保護してくれる人だ」と母親を認識し「この世は安全な場所なんだ」とわかってくる。
■息子には対応できない
息子は5歳になるまで言葉はなかった。だから前記の赤ちゃんと同じ状態だった。
自分の思いがなかなか親に伝わらないときは、床に頭を打ちつけ自傷するしか方法がなかった。
階下から「音がうるさい!」(息子が暴れて床を蹴る音)と苦情が何度も来てしまい、結果、引っ越しせざると得なくなった。
そんなこともあったので、息子に対して年相応の行動を望んでしまい、「いい加減にしなさい!」と怒鳴りつけ、更に「これって虐待」と感じつつ、叩くこともあった。
幼児を育てるのはただでさえ大変な上、自閉症児は親にとっては“育てにくい子”である。実際、虐待件数のパーセンテージは、健常児のそれよりも高いと言われている。