暇つぶしの18年前の箱根駅伝 | 89.3 FM上州 〜 マラソンのことをあまり書かないブログ 〜

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自己ベストは2022年4月17日のかすみがうらマラソンの2時間46分32秒。
2時間45分切りをできたらいいなくらいのゆるい気持ちで目指します。

 

駒澤の5連覇のかかった2006年。

 

 

 

 

勝ったのは・・・

 

 

 

ひーらーけー ドーアー♪

いーまーは もーおー♪

 

流れでーたら♪

 

 

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亜細亜!

 

パパパパ、パフィーもびっくりの

まさかの亜細亜大学が優勝。

徐々に追い上げ、9区の山下拓郎で逆転。

 

1、2年次といい、拓郎の安定感はすごかった。

 

 

 

 

 

 

 

亜細亜のアンカーは岡田。

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入りを3分06秒、3分09秒とゆったりと入り、駒澤の糟谷に一時は11秒差まで詰められるが、10km過ぎからキロ3を切るペースにあげて、逆に引き離す。

 

このあたりは、ブレーキにならない守りの走りが徹底されていて、おそらく監督の指示なんだろうけど、かつて、ニコニコドーで松野明美さんを指導した名将ぶりも発揮された気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

この年は、区間距離の変更があった年でもあり、4区が18.5kmと短くなり、代わりに5区が23.4kmに伸びた年で、この恩恵を上手く受けた順大が往路優勝。

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前年MVPの今井正人選手の長所がいかんなく発揮された年だった。この5区の距離延長は各校の監督を悩ませることになり、エースを2区に置くか、5区に置くか悩みどころでもあった。

 

東海大はエースの伊達選手を5区に配置するも、不発に終わった感じがする。

 

 

 

 

 

 

 

 

復路の優勝が法政。優勝した亜細亜は区間賞が山下の1人のみで、往路6位?からの逆転優勝は史上初とのこと。往路・順大、復路・法政、総合・亜細亜という面白い結果となった。

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亜細亜大といえば、自分が高校生の時に6区の選手が、「タスキをしないでスタートして、途中で引き返して取りに戻る」というマヌケな大学というイメージであったが、そういう過去の珍事を笑い話にできる、今回の活躍だった。

 

また、この年(2005年度)は、阪神の岡田監督がリーグ優勝、オリックスのT-岡田選手がブレイクした年でもあって、亜細亜の岡田監督と2人の岡田選手(3区、10区)が活躍したこともあり、自分の中では、「岡田の年」と勝手に思ったものであった。

 

 

 

 

 

 

 

亜細亜の優勝の裏には、残念なことに順大の大ブレーキの大きく関係している。8区の時点で後続に3分以上の差をつけ、独走ムードであったが、主将の難波選手が脱水症状で失速。

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仲村明監督が水を渡し、かろうじて復活。残り4km以上あったが、タスキが繋がって良かったと思う。

 

余談ではあるが、この難波主将は京都の洛南高校出身。この年の箱根駅伝で、洛南高校出身の4年生は難波選手を含めて計4名。この4名全員が各大学の主将をやっているというのは、なかなかキャプテンシーに優れている逸材揃いだなとも思った。

 

 

 

 

 

 

 

注目のシード争いはimage

9位に日体大、10位に東洋が滑り込んだ。小さく映っているが、城西大は6秒差で11位でシードを逃したが、初出場から3回目の出場で、ここまで成長してきたのは立派。平塚監督、櫛部コーチの指導が徐々に身を結びつつあるなと思った。

 

 

 

この時代のシードのボーダーラインは、法政、神奈川、東洋、城西、早稲田、大東大の争いが多く、古豪の中大、日大はまだ強い時代だった。

 

専修もこの時代はまだ出場している時期で、専修の木戸真樹が好きだった自分は懐かしいなと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

往路の方を少し書く。

 

 

スタートから日体大の鷲見が、400mを60秒(2'30"/km)で飛び出すも、6km過ぎで集団につかまる。



1区の区間賞を獲ったのは、中央学院大1年生の木原真佐人選手。木原は、このあと4年間、きっちり安定した成績を残し、見事に中央学院大のエースに成長した。

 

 

 

 

 

 

2区では、木原の高校時代の同級生・竹澤選手がデビュー。

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また、山梨学院ではモグス選手も区間新に迫るタイムでデビューし、かつての、渡辺康幸vsジョセフ・モガンビ・オツオリを思い出させる組み合わせだった。

 

 

 

 

 

 

3区では、佐久長聖の先輩後輩対決。

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前年、1区でブレーキとなった上野選手が区間3位で、昨年の雪辱を晴らす。

 

 

 

 

 

 

その上野選手が「今年は自分は脇役ですから」と言わしめた選手が、この3区でデビュー。

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東海大の佐藤悠基選手。

 

 

 

 

 

佐藤悠基選手は、image

従来の記録を40秒縮める区間新のタイムで順位を4位に押し上げる、8人抜きの快走。このあとの活躍はいうまでもない。

 

 

 

 

 

 

そして、14年後、この佐藤悠基選手と一緒に写真が撮れる日が来るとは夢にも思わなかった。

上州ACの理事長の父親が日清食品の駅伝部監督というツテもあって来訪。自分の格好を見て、takimaruさんが「ミドリムシみたいw」と言われたのは遠い思い出である。

 

 

 

 

 

 

 

あと、個人的に思ったのが、対向車の車。

 

セルシオ、マジェスタ、マークIIなどのセダンも多く、時代を感じさせる。ちなみに監督車は、HONDAが提供しておりステップワゴンの時代だった。

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二宮の沿道で、今もよく見かけるこの旗。この時から来てたんですなぁw 

 

 

 

ばななん。さん、やー子さん、のこのこさん。

こんな感じでよろしいでしょうか?(笑)

 

 

 

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