映画『阿彦哲郎物語』2024-1 | 詩子の'斬'と愉快な毎日

詩子の'斬'と愉快な毎日

殺陣技斗師。
芸道殺陣波濤流 高瀬道場 主宰
社)JAG理事

新年一本目の劇場映画は

 TODAY'S
 
『阿彦哲郎物語』

日本とカザフスタンの
国交樹立30周年記念作品ですが
それを差し引いてみても
心に残る良い作品でした。



ここ数年起こった

コロナはもちろん

ロシアがカザフスタンや

ウクライナに侵攻するなど

公開まで様々な困難があったと

トークショーで

監督がお話をされていました。


内容的には

阿彦哲郎さんという日本人が

先の戦争で取り残され(当時15歳)

民間人でありながら

ロシアで強制労働をさせられた

という実在のお話。


ハリウッドとかの派手さはないですが

予算もある程度かけられたそうで

要は、チープではない。


また、ロシアやウクライナなど

多国籍の俳優さんは

みんな上手い😭。


聞けば

皆さん、舞台の俳優さんだそうで。


演技臭さもなく

誰ひとり知らないし、

言葉もわからないけれど

作品の中でプロの仕事を

それぞれ、されている感じでした。


主演は、日本人。

キックボクシングの

チャンピオンでもある

小笠原瑛作さん。

彼の素直な演技も好感が持てました。


公開は、今のところ1月18日まで。

併映の『ちぃっちゃなサムライ』と

日毎に交互上映。

アップリンク吉祥寺


オススメ❗️❗️




⇩小笠原さんに来てもらっちゃった。⇩


追伸

顔や名前を知らない俳優さんでも

充分、映画は観られる。

お金をかけて有名人集めて

ほい、芝居してますよぉ〜

というよう作り方から

そろそろ日本も卒業したい。

ここ最近、海外の

ネット配信のドラマなんか観てても

本当にそう思う。

一回、NOスターで

やってみたら良いのに。

だって、宮崎駿の作品の出演者は

誰も知らない(声優さんは別)。