はい、どーも！井上です！
関西を中心に精神医かつ産業医しています！
ラフな人生をめざしていきましょう（^^）
突然ではありますが
あなたには
嫌いな人がいますか。
姿を見るだけで
イライラする相手だったり…
妬ましく思える相手だったり…
そのような人のことです。
しかし
大人になると
どんなに嫌いな人が相手でも
社会的な立場があるから
仕方なく笑顔をつくりながら
話しをすることもよくありますね。
本音はともかく
『自分は人を嫌いになることは
めったに無いですよ～』
みたいな雰囲気をつくっている人も
多いのではないでしょうか。
なかなか
『自分はどんどん人を嫌います！』
と、声を大にしていう人に
出会うこともありませんね。
これには
私たちの心のなかに
『人を嫌いになることはダメなこと』
という刷り込みがあるからです。
でも、それって…
本当なのでしょうか。
人を嫌いになることは
悪いことなのでしょうか…。
そこで今回は
誰かを嫌いになることの効果について
お話しさせていただきます。
私たちは幼少期から
人を嫌いになることはダメなこと
だと教えられてきました。
おそらく
あなたも、家でも学校でも
『誰にでも平等に接しなさい』
と言われた経験が
あるのではないでしょうか。
しかし
大人の社会の真理ともいえる
『平等には接するけれど
心のなかでは
別に好き嫌いをつけてもいい』
ということまでは教えてくれません。
つまり
目の前にいる嫌いな人とは
どのように
付き合っていけばよいかを
学んでいく機会もないのです。
そもそも
好きな人にも嫌いな人にも
平等に付き合っていくことなんて
現実的な話ではありません。
それなのに
人を嫌いになること自体に
罪悪感までかかえる人もいます。
相手のことが嫌いだという
素直な気持ちなのに…
『”相手を嫌いになっている自分”が
いちばんの悪者ではないのか…』
と悩んでしまうなんて
これまたおかしな話です。
そこでぜひ
覚えておいてほしいのですが
誰かを嫌いになることを
悪いことだと思い込んでいると
大きな副作用が発生してしまいます。
誰かを嫌になってる自分自身を
受け入れられないと…
誰かから
自分が嫌われていることを
受け入れられないのです。
『私は、AさんもBさんも嫌いなんだよ』
と思っている自分自身を
それでいいんだと
受け入れられるからこそ
『私が、CさんやDさんから
嫌われることもあるよね。』
って、誰かから嫌われることも
受け入れられるのです。
では、今日のおさらいです。
今回は
誰かを嫌いになることの効果について
お話しさせていただきました。
おそらく
あなたも頭のなかでは
『だれからも好かれる人なんて
この世の中にはいない』
ということは
分かっていると思います。
しかし
それでも心のどこかで
”誰かから嫌われることが怖い”
という気持ちも
あるのではないでしょうか。
そのような時こそ
自分が誰かを嫌いになっていることを
もっともっと
受け入れてあげましょう。
『私だって
AさんやBさんのことが
かなり嫌いだもんなぁ』
と、思えることこそが
自分が嫌われることへの
ネガティブな気持ちを解消させます。
もしも
自分のなかで人を嫌うことに
慣れてきた時には
『私、嫌いな人とは距離をとる！』
という、とても”自然なこと”を
あえて周囲に口にしてみてください。
『自分が嫌われることが気にならない』
という効果効能が
さらにUPしていきますよ ^^
では、今日はこのへんで！
See You Next Time Bye－Bye!!
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