はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

いつもテンションが高くて

 

元気いっぱいの人って

 

おられますよね。

 

 

 

 

会社だと

 

その人がいるだけで

 

パッと雰囲気が明るくなるので

 

存在自体が重宝されますね。

 

 

 

 

しかし

 

そのような人でも

 

その人柄の良さが悪い方向に

 

進んでしまうこともあるので

 

ちょっと注意も必要になります。

 

 

 

 

たとえば

 

そのような明るく元気な人が

 

部下の悩みなどに

 

耳をかたむる場面とかですね。

 

 

 

 

シリアスな話を聞くときには

 

ちょっとしたコツもあります。

 

 

 

 

そこで今回は

 

聞きづらいことを尋ねるときに

 

注意が必要なことについて

 

お話しさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

たとえば

 

最近、あなたの部下が

 

元気になさそうな様子であれば

 

どのように声をかけますか。

 

 

 

 

ちょっとでも

 

元気を出して欲しいので

 

『おーい、どうしたんだーー!?

 

なんか元気無さそうだな!』

 

というように

 

高めのテンションで接する人もいます。

 

 

 

 

とくに

 

最初にお話したような

 

普段から元気いっぱいの人は

 

自分のキャラクターを

 

あえて前面に出して

 

接することも珍しくありません。

 

 

 

 

たいがいの場合は

 

そのような人に悪気はなくて

 

『ちょっとでも

 

こちらの元気が伝われば』

 

くらいの気持ちだったりします。

 

 

 

 

しかし

 

そのような感じで声をかけられても

 

悩みをかかえる部下としては

 

心理的な距離も感じてしまうので

 

まともに相談することも

 

難しくなってしまうのです。

 

 

 

 

まず

 

人の悩みを聞くときは

 

相手のテンションに合わせることを

 

意識してみてください。

 

 

 

 

テンションというと

 

すこし曖昧な表現になるので

 

具体的には

 

『声』を意識することから

 

はじめてみるといいですね。

 

 

 

 

元気がなさそうな人から

 

事情をきくような時には

 

低めの声でゆっくりしたスピード

 

心がけるようにしてください。

 

 

 

 

また

 

相手が話す以上に

 

自分がベラベラと話すのもNGで

 

最低でも1:1の割合であり

 

言葉のキャッチボールを

 

意識するようにしてください。

 

 

 

 

細かいテクニックは抜きにして

 

たったこれだけでも

 

安心感を与えることができて

 

相手も心を開きやすくなるのです。

 

 

 

 

ただ、もっと

 

難しい場面があります。

 

 

 

 

たとえば

 

最近このところ

 

部下の仕事のパフォーマンスが

 

明らかに下がっているので

 

あなたが事情を聞く場面を想定しましょう。

 

 

 

 

ただ、その原因が

 

ちょっとした噂レベルでは

 

『部下の家族の体調が悪いらしく

 

どうも、それが気になって

 

仕事に集中できていないようだ…』

 

と知っていたらどうでしょうか。

 

 

 

 

まず、最初の段階では

 

『いつも丁寧な仕事をしてくれるし

 

後輩の面倒もみてくれて

 

ほんとうにありがとうね。』

 

というように

 

本人の頑張りを承認するところから

 

スタートさせるのがいいですね。

 

 

 

 

その次に

 

本題に入っていく時には

 

次のように踏み込む許可


とるようにしてください。

 

 

 

立ち入ったことになるかもしれないけど

  

上司という立場もあるから


1つ聞いても大丈夫かな?』

 

 

 

 

そこで

 

本人から許可がでたら

 

『最近、いつもの君と違っていて

 

仕事に集中できてないように思うんだけど

 

何か理由とかあるのかな?』

 

のように本題に入っていきましょう。

 

 

 

 

しかしそれでも

 

部下としては

 

・仕事には直接的な関係のない理由だし…

 

・上司も反応に困ってしまうだろうし…

 

などを考えてしまって

 

なかなか言いづらいかもしれません。

 

 

 

 

ただ

 

そのような部下の様子をみて

 

発言をうながすために

 

次のように言ってしまうことがあります。

 

 

 

『大丈夫ですよ。

 

ここで聞いたことは

 

秘密にしておくので。』

 

 

 

 

ここで注意なのですが

 

聞きづらいことを尋ねるときに

 

『秘密』という単語は

 

使わないようにしましょう。

 

 

 

 

”秘密”という単語を使ってしまうと

 

うしろめたい気持ちや

 

隠さなければいけないことのような

 

ネガティブなニュアンスが

 

出てしまうので余計に話にくくなります。

 

 

 

 

なので

 

このような時は

 

『私の胸の内におさめておくので』

 

という表現を使ってみましょう。


 

 

 

 

 

では、今日のおさらいです。

 

 

 

今回は

 

聞きづらいことを尋ねるとき

 

注意が必要なことについて

 

お話しさせていただきました。

 

 

 

 

産業医の面談をするときも

 

時と場合によっては

 

聞きづらいことを

 

尋ねる場面もあります。

 

 

 

 

たとえば

 

職場復帰をするときも

 

『以前の部署は無理なのです…』

 

と言われるようなケースです。

 

 

 

 

何か訳アリの様子は明らかであり

 

もしかしたら

 

ハラスメントを受けていたなんてことも

 

十分に可能性としてあります。

 

 

 

 

明かな

 

被害者であったとしても

 

やはり、その明確な理由などは

 

言い出しにくいものです。

 

 

 

 

そのような時に

 

『なにかご事情があっても

 

秘密にしておくので』

 

と表現して、話を促すよりは

 

『なにかご事情があるなら

 

私の胸の内におさめておくので』

 

と伝えるほうが

 

まだ安心して話をしてもらえますね。

 

 

 

 

このように

 

もしあなたも聞きづらいことを

 

尋ねるようなときには

 

言葉のチョイスや声の使い方を


注意してみてくださいね ^^

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

=(超・超・超・大切なお知らせ… (*´ω`*) )=

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