はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

 

つい先日のブログ記事で

 

モラハラ被害者が勘違いしていること

 

について、お話をさせて頂きました。

 

(下記の記事参照です)

 

 

 

 

その記事を読んでくださった人から

 

『モラハラが、精神的な暴力であること。

 

そして、それがDVに該当することを知れました

 

自分自身がDV被害者だと分かりました。』

 

のような感想をいただきました。

 

 

 

 

たしかに

 

DVのほとんどが

 

家のなかという密閉された空間で起こるので

 

その手の内容や話は表に出てきません。

 

 

 

 

そのため

 

誤解や勘違いのままで

 

ことの重大性に気がつかないことも

 

決して少なくありません。

 

 

 

 

当然ながら

 

モラハラを含めたDVを解消するためには

 

『自分はDV被害者なんだ』

 

という認識を持つことから始まります。

 

 

 

 

これは簡単のように見えますが

 

とても難しいです。

 

 

 

その理由の1つとして

 

モラハラ加害者のある特徴

 

関係してます。

 

 

 

 

そこで今回は

 

DV加害者がどのような人なのか

 

についてお話させていただきます。

 

 

 

 

 

 

実は、DV加害者というのは

 

世間的なイメージと実物の姿は

 

かけ離れていることが多いです。

 

 

 

 

身体的でも精神的でも

 

暴力を振るような人だから…

 

見るからに怖い外見の持ち主であると

 

思っている人も多いですね。

 

 

 

 

ただ、結論からいえば

 

モラハラ加害者のほとんどは

 

外では。社交的で穏やかな優しい人であり

 

男性なら優しいマイホームパパ

 

という表現がピッタリな人もいます。

 

 

 

 

これだからこそ

 

モラハラ被害者が勇気を出して

 

友人や親などに相談しても

 

 

いい旦那さんと思うよー。

 

たまに機嫌の悪い時くらいあるわよ』

 

 

くらいに、軽く流されることも良くあります。

 

 

 

 

すると、あまりにも

 

このような状況が続いてしまうと

 

『やっぱり自分がおかしいんだ…』

 

『自分が相手をイライラさせるから悪いんだ…』

 

と、どんどん自己否定に陥ってしまいます。

 

 

 

 

しかし、一般的には

 

そこまで恐怖や苦痛を感じるなら

 

離婚とかすればいいのに

 

と、思うような人もいるでしょう。

 

 

 

 

実は、このように

 

”自分が悪い”という考えに縛られ過ぎると

 

『自分さえ変われば

 

配偶者も結婚当初のように

 

優しくなってくれるはず…』

 

と、考えるようになっていきます。

 

 

 

 

なので

 

モラハラを受けながら

 

辛い思いをしている人であっても

 

『離婚をしたい』 

 

と考えるより

 

『早く自分の気の利かない態度や

 

考え方を改善していきたい』

 

と考えるようになってしまうのです。

 

 

 

 

なので

 

経済的な理由だけではなく

 

すぐに離婚という選択肢を選べないのです。

 

 

 

 

 

 

しかし

 

DV加害者の外面がいいだけでは

 

”自分が悪いんだ…”のように

 

過剰に思い込んだりはしません。

 

 

 

 

実は、家庭内において

 

DV加害者からの精神的な支配

 

コッソリ進んでいるのです。

 

 

 

 

DV被害者の人は

 

それに気づかぬうちに

 

どんどん心を支配されてしまって

 

自分自身でDVの被害者とは感じずに

 

モラハラを受け入れて

 

自己を責めてしまうのです。

 

 

 

 

ちなみに

 

DV加害者からの

 

家庭内で行われる精神的な支配は

 

次の3ステップで構成されます。

 

 

 

①ルールの設定

②ルールの意味・意義を考えさせない

 

③ルールを守れたらアメ、守れなければムチ
 

 

 

 

このルールというのが

 

理不尽であればするほど

 

その支配力は強くなります。

 

 

 

 

これが毎日のように

 

少しずつでも蓄積すると

 

価値観や善悪の判断までも揺らぎ

 

『それはおかしいでしょ!』

 

と感じることができなくなってきます。

 

 

 

 

すると

 

『ルールを守れない自分が悪い…』

 

『自分はダメな人間なんだ…』

 

と、日常的に自分を責めるようになります。

 

 

 

 

ここからは

 

この3つのステップについても

 

もう少しだけ具体的に

 

説明しようかと思いました。

 

 

 

 

しかし

 

今回の記事がすでに

 

長くなってきたので

 

一度このあたりで前編として

 

終わりたいと思います。

 

 

 

 

後編では

 

3つのステップを掘り下げることで

 

日常的にモラハラ加害者が

 

どのような考え行動をしているか

 

先回りして知っておきましょう。

 

 

 

 

その知識があることで

 

『自分はDV被害者なんだ』

 

と気づけるキッカケにもなりますから。

 



 【10月12日・追記】


後編の記事ができました↓



 


では、今日はこのへんで!

 

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

【今日の参考記事】

 

 

 
 

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