はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

人間は誰でも

 

心のシャッターを持っています。

 

 

 

 

この開け・閉めの具合によって

 

社交性があるかどうかを

 

測ることも多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

言うまでもなく

 

誰とでもすぐに仲良くなれる

 

社交的だと言われる人は

 

シャッターが開き具合が大きいですね。

 

 

 

 

しかし、ちょっした刺激にも

 

過敏に反応してしまうHSPさんは

 

心のシャッターが

 

閉まりがちではないでしょうか。

 

 

 

 

これは、むやみやたらに

 

誰かが心に侵入してくるのを防ぐ

 

という意味では

 

大きなメリットがあります。

 

 

 

 

しかし

 

1人の時間を大切にするHSPさんでも

 

時には孤独を感じたり

 

人肌が恋しく、寂しくなったりします。





なので、どれくらい

 

心のシャッターをあけるべきか

 

悩んでしまうことも少なくありません。

 




そこで今回は

 

HSPさんは、心のシャッターと

 

どのように付き合っていくかについて

 

お話したいと思います。








まず、勘違いされやすいのが

 

心のシャッターは

 

【開ける】か【閉める】かの

 

2択ではないということです。




完全に開いている時もあれば…

 

ちょっとだけ開いている…

 

そんな時もあるわけです。




そこで、これからは

 

心のシャッターを ”1” ~ ”5” の段階

 

評価するように考えましょう。

 

 

 

 

”1”の状態は

 

完全にシャッターが閉まっている状態で

 

『話かけないでオーラ』が

 

全開のイメージでいいでしょう。

 

 

 

 

HSPさんの場合はここまで

 

他人をシャットダウンすることに

 

とても抵抗がいるのではないでしょうか。

 

 

 

 

一方で、”5”の状態は

 

シャッター全開の時ですが

 

HSPさんの場合は、家族の前であっても

 

”5”までいくことは少ないです。

 

 

 

 

一見、いつでもウェルカムですが

 

実は、心の奥底で

 

警戒していることも多いですよね。

 

 

 

 

もちろん、それが

 

ダメなわけではありません。

 

 

 

 

これらを踏まえると

 

HSPさんの場合は

 

心のシャッターの初期設定は

 

”2”くらいからスタートする人が


多いと考えていいでしょう。

 

 

 

 

ただ、HSPさんの場合は


そこから誰かと対面した時に

 

初対面であっても、いきなり”4”くらいまで

 

オープンにしようとしてしまうのです。

 

 

 

 

一気に、それだけオープンさせると

 

まだ相手の特徴を掴めてないのに

 

どんどん受け入れることになるので

 

ヘトヘトに疲れてしまいます。

 

 

 


時には、その相手が

 

かなり依存的な人で

 

いきなり”4”までオープンしたことに

 

あとから後悔する人もいます。

 




そこで、覚えておいて欲しいのは

 

心のシャッターの明け具合は

 

最初は徐々に開けていくということです。

 

 

 


初期設定が”2”なら

 

3⇒4⇒…と徐々に時間をたっぷりかけて

 

オープンすれば構いません。

 

 

 

 

いきなり ”4” とか ”5” には

 

絶対にしないようにしてください。








そして、さらに

 

大切なことがあります。

 

 

 

 

それは、同じ人であっても

 

時と場合によって心のシャッターの

 

開き具合は変更してもOKということです。

 

 

 

 

一度、”4”まで開けたからといって

 

それ以降は、ずっと”4”のままで

 

対応しなければいけないわけではありません。




あなたの調子によっては

 

『今日は ”2” しか無理だな』

 

と、変更することも悪いことではありません。

 

 


 

本当に必要な時には

 

”1”までピシャっと閉めることも

 

決して悪いことではありません。

 

 

 

 

そこで、HSPさんは

 

誰かと会うような時には

 

『今日は”2”が限度だな』

 

のように意識しておきましょう。

 

 

 

 

その意識がないまま対応すると

 

いつも雰囲気に飲み込まれてしまって

 

また”4”まで頑張らなくてはいけなくなります。

 

 

 

 

そして

 

初期設定の”2”をはじめ

 

”3”や”4”くらいの


対人行動を決めておくと

 

『今日は”2”だ』のように決めた時の行動にも

 

一切の迷いがなくなります。

 

 

 

 

たとえば、”2”ならば

 

次のような行動でしょうか。

 

 

・LINEはスタンプのみで返信

 

・あまり相手の目は見ない

 

・口数少なく、抑揚なしでボソボソ

 

・一緒にいてもほぼスマホを触っている

 

 

 

 

このように、HSPさんは

 

相手によって…日によって…

 

心のシャッターの明け具合を変えるように


意識して過ごしていきましょう。

 

 

 

 

 

 

では、今日のおさらいです。

 

 

 

HSPさんは

 

だれもが持っている心のシャッターを

 

自分で上手く調整することを心がけて下さい。

 

 

 

 

どれくらいオープンするかは

 

あなたが決めらたいいのであって

 

相手のリクエストで変えるものではありません。

 

 

 

 

とくに次の2つは


守るようにしてください。

 

 

 

・最初から一気にオープンにしない

 

 

・時と場合によってオープン具合は変更してもOK

 

 

 

 

そして


”2”や”3”が自分にとって

 

どのような対人行動に該当するのかを

 

ぜひ決めておきましょう。

 

 

 

 

そのうえで

 

『今日は”2”しか無理だ』

 

と強い意識をもちながら一日をスタートさせると

 

少しずつでも自分が心地いいと感じる


適切な距離をとれますから ^^

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

【今日の参考記事】

 

 

 

 

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