はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

HSP (Highly Sensitive Person) さんは

 

生まれもった気質によって

 

相手の感情や気持ちなどを

 

スッと読み取ることができます。

 

 

 

 

つまり、とても空気が読める人ですね。

 

 

 

 

たとえば、街中で

 

道に迷って困っている人がいれば

 

誰よりも早く気がつくことが出来ます。

 

 

 

 

これは職場においても

 

全く同じなのです。

 

 

 

 

職場で困っている人がいれば

 

すぐに声をかけたり

 

サポートすることができます。

 

 

 

 

とても素晴らしい能力であり

 

当然ながら

 

周りからの信頼度も高いです。

 

 

 

 

しかし、どちらかと言えば

 

HSPさんの場合は

 

『相手を助けたい』という

 

気持ちだけではありません。

 

 

 

 

それと同時に

 

相手が悩み困っている心情に共感して

 

自分が辛くなってくるので

 

何とかそれを解消したいという動機で

 

行動にうつしていることもあります。

 

 

 

 

その結果として

 

自分のキャパをオーバーしていても

 

つい相手の仕事などを引き受けたり

 

手伝ったりすることも少なくありません。

 

 

 

 

しかし、それは

 

どんどん負荷が溜まってきて

 

いつかヘトヘトになって

 

ダウンすることをつながります。

 

 

 

 

なので、決して

 

望ましい対応とは


言えそうにありません。

 

 

 

 

そこで今回は

 

HSPさんが


相手としっかり境界線を引いて

 

何でもかんでも


引き受けないようする方法について

 

お話をしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

HSPさんは

 

相手との境界線を引くのが苦手だと


よくいわれます。

 

 

 

 

たしかに

 

相手との境界線があいまいだから

 

ついつい、必要以上にこちらから助け舟を

 

出してしまうことも多いでしょう。

 

 

 


そこで、これからは

 

そのようなことを避けるために

 

HSPさんは

 

今から取り組もうとしている仕事に対して

『これ、自分に与えられた仕事?』

 

と、自問自答をする習慣を持ちましょう。
 

 

 


何でもかんでも

 

すぐに飛び込むのではなく

 

一度は立ち止まってみて

 

自分で自分に確認してみるのです。

 

 

 

 

冷静にその質問に答えた時

 

『NO』であるならば

 

一旦、手を出すのはやめましょう。

 

 

 

 

おそらく、あなたには

 

まだまだ手付かずの

 

本当にあなたがやらなければいけない仕事が

 

たくさんあるはずです。

 

 

 

 

当然ながら

 

まずは、それを全て終わらせることが

 

最優先なのは言うまでもありません。

 

 

 

 

つい、優先順位を度外視して

 

『自分の仕事は残業してやればいいや…』

 

と考えながら

 

誰かの仕事をやっているHSPさんは

 

たくさんおられます。

 

 


しかし、それは誰も望んでいません。



 

 

また、HSPさんは

 

誰の仕事とは決まっていない雑用も

 

すぐに気がつきます。

 

 

 

 

たとえば、最近では

 

部屋の出入口にある

 

アルコール消毒液の補充とかです。

 

 

 

『あぁ、もうすぐ空になるなぁ』

 

とか、すぐに気がつくので

 

率先して補充しますよね。

 

 

 

 

しかし

 

このように不定期ながらも

 

引き続き発生する雑用を

 

”気がついた人がやるというルール”なら

 

おそらく、ずっとHSPさんがやっています。

 

 

 

 

このような状態が続くと

 

周りの人からしても

 

『あぁ、消毒液の補充は

 

○○さんがやってくれる』

 

と当たり前のように期待しはじめます。

 

 

 

 

このようなことが

 

ちょっとずつ積み重なって

 

どんどん面倒な雑用を抱えがちです。

 

 

 

 

そのため、最初の段階で

 

消毒液の補充をしようとする時

 

『これ、自分に与えられた仕事?』

 

と自問自答したいですよね。

 

 

 

 

ここでも、『NO』であるならば

 

全てをあなたが請け負う必要はなく

 

『当番制にしませんか?』

 

などと提案して、負担を分担しましょう。

 

 

 

 

 

 

では、今日のおさらいです。

 

 

 

HSPさんは

 

生まれ持った気質によって

 

周りの困っている人の気持ちを

 

ダイレクトに感じ取ることが出来ます。

 

 

 

 

ただそれ故、何とかしようとして

 

自分のキャパを超えてまで

 

抱え込みやすく


ヘトヘトになりがちです。

 

 

 

 

そこで、これからは

 

そうならないためにも

 

何か仕事や雑用を始めるときに

 

『これ、自分に与えられた仕事?』

 

と、一旦立ち止まって

 

自問自答する習慣を身につけてください。

 

 

 

 

おそらく


思った以上に『NO』が多くて

 

自分でもビックリすると思います。

 

 

 

 

『NO』の時には

 

その仕事を抱え込もうとせず

 

まずは目の前にある

 

自分の仕事に取り組んでください。

 

 

 

 

気がついてしまった雑用などに

 

後ろ髪をひかれるかも知れませんが

 

まずは自分の仕事を終わらせること

 

優先度は高いはずです。

 

 

 

 

そして、忘れないで欲しいのは

 

周りの人としても

 

「あなたに、手伝ってほしいなぁ」よりも

 

「あなたには、まず自分の仕事を終わらせて欲しいなぁ」

 

ということを期待しているのです。

 

 

 

 

たしかに

 

HSPさんに助けらる人は

 

たくさんおられます。

 

 

 

 

しかし、まずはこのような心構えと

 

1つの自問自答を身につけることで

 

他者との境界線を引くことに慣れていき

 

HSPさん自身が、自分を助けることも

 

大切にしてくださいね。

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

【今日の参考記事】

 

 

 

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