はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

 

あなたも上司の人から

 

次の仕事の説明を受けている時

 

『分からないことがあれば、何でも聞いてね』

 

と言われたことがありますよね。

 

 

 

 

ただ、その言葉を信じて

 

上司が話をほとんど終えたところで

 

気になることを色々と質問したら

 

違和感を感じたことがありませんか。

 

 

 

 

それは、上司に質問していたら

 

明らかに相手の顔色が変わり

 

ムッとしたり、呆れるような表情になっていることに

 

ふと気がつくような違和感です。

 

 

 

 

とくにHSPさんの場合は

 

相手の表情やその場の雰囲気の変化を

 

すぐに察知することができるので

 

このような経験をよくされています。

 

 

 

 

ただ、そのような場面になると

 

『 「何でも聞いて」 と言っていたのに…

 

なんで、急に不機嫌なったのか…』

 

のように、困ってしまいますよね。

 

 

 

 

時には、その答えが見つからず

 

『”低レベルな質問するな”って思われてる…』

 

『”できないヤツだ”と思われたんだ…』

 

と、自分のことを否定して

 

苦しむHSPさんも少なくはありません。

 

 

 

 

そこで今回は

 

このような事で苦しむHSPさんが

 

どのような心構えで乗り切ればよいかについて

 

お話したいと思います。

 

 

 

 

 

 

相手の許可があるのにも関わらず

 

あなたが質問したら

 

なぜ相手が不機嫌になるのでしょうか。

 

 

 

 

実は、これは…

 

その質問の内容や中身が

 

HSPさんならではだからこそ

 

起こっているズレなのです。

 

 

 

 

このあたりを具体的に

 

説明していきたいと思います。

 

 

 

 

たとえば

 

HSPさんは、何かを考える時に

 

常に最悪の事態を想定してから

 

その準備をして取り掛かりたいのです。

 

 

 

 

ただ、非HSPさんからすれば

 

最悪の事態というのは

 

かなりレアケースだと捉えています。

 

 

 

 

だから

 

『そんなことは、今考えなくていいから』

 

『そなん準備より、まずはやってみて』

 

という気持ちがあるので、

 

つい、表情や態度にでてしまうのです。

 

 

 

 

もちろん、HSPさんは

 

その表情などの変化を見逃せないので

 

『え、なんか変なこと質問したかな…

 

なんか不機嫌になったよな…』

 

のようにグルグルと心配してしまうのです。

 

 

 

 

さらに、HSPさんは

 

今の質問できるチャンスを逃すと

 

後から、相手に質問するハードルが高いので

 

できるだけ、この1回だけで疑問などは

 

全て解消しておこうと考えています。

 

 

 

 

すると

 

どうしても細かいことまで

 

最初から確認する羽目になります。

 

 

 

 

しかし、相手からすれば

 

『なんでも最初から完璧にしようとしないで!

 

その都度で質問してくれたらいいから!』

 

と思って、また態度にでてしまうのです。

 

 

 

 

このような場面に何度も遭遇すると

 

HSPさんとしては

 

『やっぱり自分は理解度が低いから

 

変な質問ばっりしてしまうんだ…』

 

のように、自分を責めて落ち込みます。

 

 

 

 

ただ、ときには

 

『なんで、こっちの気持ちを

 

全然分かってくれないんだ!

 

一生けん命に取り組んでいるのに!』

 

と、相手を非難したくなる時もあるはずです。

 

 

 

 

 

 

しかし、これらは

 

HSPさんと非HSPさんの

 

1つのモノゴトに対する

 

捉え方の違いによって起きてるだけです。

 

 

 

 

そこで

 

自分を責めないうえに

 

相手を非難しないためにも

 

とても大切なことがあります。

 

 

 

 

それは

 

自分自身のHSPという気質によって


非HSPさんとは価値観や考え方が

 

ズレる可能性があることを知っておくことです。

 

 



もし、あなたが日常生活で

 

『あれ?理解されてない?』

とズレを感じる時は

 

深い理由を求める意味はありません。





その時は、

 

『非HSPさんなら、このようには感じないないんだ!』

のように、相手を理解することで

 

自分のHSPとしての気質を

 

より理解することにつなげたらいいのです。

 

 

 

 

とくに、会社という組織では

 

いつも自分の思いとおりに

 

振舞えるわけではありません。




上司から

 

『最初から、そんなに考えないで

 

とにかく始めてみたらいいから!』

と押し切られることもあるかと思います。




なので、その時には

『あー、そうなんだな。

 

”とにかく始める”ってのが

 

この会社の”メジャーなやり方”なんだな』

 

と受け入れてしまうくらいが気楽なのです。
 

 

 

 

 

 

では、今日のおさらいです。

 

 


あくまでも

 

HSPさんは少数派なので

周囲との考え方や捉え方にズレが起こり

 

それを違和感としてキャッチしやすいです。

 

 

 

 

その時に

 

『なんで、そんな態度をされるの…』

 

『私、理解されてないみたい』

 

のように悩むこともよくあります。

 

 

 


ただ、このような経験が増えると

 

『やはり、自分は周りと違うんだ…』

 

と、深く悩んでしまって

 

誰かから見放されたり裏切られたりで

 

孤独まで感じることも少なくありません。

 




ただ、そのような時は

 

『自分はHSPの気質だから

 

非HSPさんと違って当たり前だよな』

 

くらいに受け入れてしまいましょう。

 

 

 

 

そのうえで

 

しっかり自分を労わることを

 

忘れないでください。

 

 

 

 

あなたが繊細なぶん

 

やはり些細な変化に気がつきやすく

 

その分、ダメージを負うこともあるからです。

 

 

 

 

とくに、あなたが生きる世界は

 

非HSPさんが多数派なので

 

しんどいかもしれません。

 

 

 

 

そのような時は

 

一時的でもその多数派の世界から離れて

 

自分が心地いいと思える世界だけで

 

過ごす時間をたっぷりとってください。

 

 

 

 

そこには

 

人間はあなたしかおらず

 

周りには大好きなペットや

 

観葉植物や音楽に囲まれる世界です。

 

 

 

 

その世界でゆっくりと

 

日々その繊細な心を癒しながら

 

過ごす時間をとるように心がけてください ^^

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

【今日の参考記事】

 

 

 

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