はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

あなたは困った時に

 

SOSを出したり

 

誰かに頼ったり出来ますか?

 

 

 

 

”相手に迷惑をかけたくない…”

 

のように考えてしまって

 

躊躇してしまう人も多いかと思います。

 

 

 

 

とくに

 

HSPの気質を持つ人ならば

 

その傾向も強いのは明らかです。

 

 

 

 

ただ、そのままずっと

 

しんどい時もSOSを出せずに

 

苦しい時間が続いてしまうと

 

いつか心身に不調がでてしまいます。

 

 

 

 

だから

 

そうならないためにも

 

少しでもSOSを出したり

 

頼ったりできるようになった方が

 

いいのは明らかですよね。

 

 

 

 

そこで、今回は

 

他人にSOSを出せるようになるために

 

必要な2つのことを

 

日常生活の中から具体的に紹介します。

 

 

 

 

 

 

普段から

 

SOSを出すことに慣れていないと

 

いざ、困った時もなかなか

 

最初の第一声が出ませんよね。

 

 

 

 

それをクリアしていくためには

 

普段から他人に対して

 

SOSを出すことに慣れるのが必要です。

 

 

 

 

とは言っても

 

いきなりSOSを出すには

 

それだけ勇気が必要だし

 

それが出来ないから

 

悩んでいるんですよね。

 

 

 

 

では

 

なぜ勇気が出ないのでしょう。

 

 

 

 

それは

 

・断られたらどうしよう…

 

・嫌な思いさせてたらどうしよう…

 

のように不安があるからです。

 

 

 

 

なので

 

その不安がとれるように

 

慣れていくことが大切なのです。

 

 

 

 

そこで!!



次の2つを意識した

 

トレーニングを行いましょう。

 

 

 

 

①関係が悪くない人に頼る

 

 

②小さなSOSから始める

 

 

 

まず最初に、相手の選定です。

 

 

 

あなたの周りにいる

 

小さなSOSやお願いならば

 

”なんとなくOKしてくれそうな人”

 

を探すところから始まります。

 

 

 

 

それは

 

会社の仲のいい後輩や同僚でもいいし

 

一緒に住んでる家族でも構いません。

 

 

 

 

ただ、このように説明しても

 

『そのような人は1人もいません…』

 

とガックリされる人がいます。

 

 

 

 

しかしながら

 

『あなたの周りの全ての人が

 

あなたの小さなお願いを全て断る人』

 

というのは、あまりにも現実的ではなく…

 

どちらかと言えば

 

それは、あなたの思い込みなのです。

 

 

 

 

だからこそ、

 

なかなか勇気が出ずに

 

最初の一歩が踏み出せないと思います。

 

 

 

 

なので、そのような時は

 

あとから紹介する

 

身近にいる人ではなく…

 

”ほぼ確実に”助けてくれそうな人たち”

 

をSOSを出す相手としましょう。

 

 

 

 

 

 

そして

 

2つ目に大切なことは

 

小さなSOSから始めることです。

 

 

 

 

最初から大きなお願いとかではなく

 

小さな成功体験

 

積みかさねることがポイントです。

 

 

 

 

たとえば

 

会社の同僚などに

 

『このパソコン操作、どうやるんだっけ?』

 

などのように


頼ってみるのもいいですね。

 

 

 

 

これは

 

仕事の核になる内容ではなく

 

あくまで“PCの使い方”なので

 

1分くらいで解決してしまう

 

小さなSOSといえるでしょう。

 

 

 

 

他にも、家族が相手ならば

 

登りの階段になった時に

 

『上に着くまで、重たいから持って欲しい』

 

のようにお願いするのもいいですね。

 

 

 

 

これも、短い時間で

 

終了するようなお願いですから

 

そこまで気を遣う必要もないでしょう。

 

 

 

 

そもそも

 

SOSを出すことに慣れてない人は

 

はなから


”誰かにお願いをする”という選択肢が


頭の中にありません。

 

 

 

 

つまり、全てを


自分で抱え込まないとダメなんだと

 

思いこんでいるのです。

 

 

 

 

なので、普段から

 

『SOSを出すぞ…SOSを出すぞ…』

 

くらいに思いながら生活しないと

 

SOSを出すタイミングすら


見落としてしまうのです。




 

そして

 

身近な人でも気を使ってしまって

 

SOSを出すことに苦痛を感じる人は

駅員さんや警察官などを相手にしてみましょう。

 

 

 

 

これが先ほど言っていた

 

”ほぼ確実に助けてくれそうな人たち”

 

なのです。




たとえば

 

はじめての場所に行く時に

 

最寄り駅まではついたけれど

 

そこからは地図アプリを使って

 

場所や方向を確認しませんか。





このような時に

 

最初からアプリを使うのではなく

 

駅員さんや警察官に

 

『○○に行きたいけど


どっちの方向でしょうか?』


のように聞いてみてください。




さすがに

 

優しく教えてくれるでしょう。


 

 

誰が相手であっても

 

このようにSOSを出して

 

助けてもらうことを経験を重ねると

 

『SOSを出しても、大丈夫なんだ!』

 

『困ったら頼ったらいいんだ!』

 

のように安心と自信を手にいれられます。

 

 

 

 

そして、普段の生活のなかで

 

『SOSを出す』という選択肢が

 

どんどん身近なものになっていきます。







では、今日のおさらいです。



HSPさんをはじめとして

誰かにSOSを出すのが苦手に感じる人は

少なくないと思います。

 

 

 

そのような人は

 

そもそも今までSOSを出した経験が

 

かなり少ない人のはずです。

 

 

 

 

なので


まずは次の2つを意識して

 

トレーニングしていきましょう。

 

 

 

①関係が悪くない人に頼る

 

②小さなSOSから始める

 

 

 

 

ただ、残念なことに

 

常にあなたのSOSが

 

受け入れてもらえる訳ではありません。

 

 

 

 

当然ながら

 

相手にも断わる権利があります。


 

 

 

しかし!

 

 

 

SOSを断られたからといって

 

あなたの価値が下がる訳でもない

 

あなた自身が拒否された訳ではないので

 

その点は、勘違いしないようにして下さい。

 

 

 

 

相手が断るというのは

 

相手の能力やタイミングなどの


”相手の事情”なのです。





それを

 

”自分の事情”にすり替えて

 

不必要に悩まないようにしてください。

 

 

 

 

なので、もし断られたら

 

『まぁ、仕方ないよなぁ』

 

くらいに受け流してください。

 

 

 

 

さらには

 

『あ~、自分も何かお願いされて

 

無理そうな時は自分の事情を大切にして

 

断ってもいいんだよね。』

 

と、自分にとってのプラスの体験に

 

変えてしまいまいましょう。

 

 

 

 

HSPさんの場合は

 

自分の限界を超えているのに

 

ついつい相手のお願いなどを

 

受けいれてしまう人も多いですからね ^^

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

【今日の参考記事】

 

 

 

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