はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

最近は、このコロナ禍において

 

DVや虐待の件数が増えていることが

 

よくメディアでも取り上げられていますね。

 

 

 

 

もともと、精神科医は

 

家族の人間関係に

 

切り込むことが多いのですが

 

たしかに、ここ最近はよく話題になります。

 

 

 

 

実際に

 

幼少期の家庭環境によって

 

心が傷つけられた子供たちは

 

大人になってからも

 

その心の傷の後遺症に悩まされます。

 

 

 

 

ただ、幸いにも

 

今までDVや虐待などとは

 

一切、縁がないの生活を

 

送ってきた人もいるでしょう。

 

 

 

 

そのような人からすれば

 

あまりにもその壮絶な環境や親子関係が

 

イメージもつかないかと思います。

 

 

 

 

ただ、これは仕方ないことです。

 

 

 

ほとんどのの人が

 

自分の家族や家庭のイメージは

 

自分が育ってきた1つしか

 

知らないはずですから。

 

 

 

 

そして

 

自分の知っている家族の形こそが

 

どこの家庭でも行われいていることだと

 

一般化して思ってしまうものです。




そこで、今回は

 

あまり知られていない

 

子供の心を傷つける親の言動や行動

 

2つほど紹介したいと思います。







そもそも

 

親子の関係や母子の愛着は

 

子供の健全な発育のために

 

とても大切なものなのです。





子供は『自分は愛されている』という実感を

 

十分に感じないで育ってしまうと

 

心に大きな傷を負ってしまいます。

 

 

 

そのなかでも

 

次の2つのパターンは

 

親の間違った考えによるものです。

 

 

 

 

実際に

 

こんなことが行われていることに

 

あなたも驚かれるかも知れませんが

 

ぜひ、知っておいて欲しいと思います。

 

 

 


1つ目

 

子供の幸せを願えない。

 

 

 

おそらく、世界中のどこの親も

 

子供の幸せを願っているはずだと

 

思っていますよね。

 

 

 

 

しかし、残念ながら

 

実際には、その真逆で

 

子供の幸せを願えない親も

 

この世の中には存在するのです。

 

 

 

 

これは

 

親自身が何かしらの理由で

 

現状に心を満たすことが出来ずに

 

常に欲求不満な状態であって

 

だれかの幸せな姿をみると

 

嫉妬してイライラしてしまうからなのです。

 

 

 

 

そして、恐ろしいコトに

 

それが我が子にも

 

当てはまってしまうのです。

 

 

 

 

具体的には

 

子供が幸せそうに笑っていると

 

親がイライラしてしまって

 

その姿を許せなくなっているのです。

 

 

 

 

その結果として、子供に対して

 

無理難題ばかりを押し付けたりして

 

子供の苦しむ姿を見ることで

 

自分の不満を解消させるようになるのです。

 

 

 

 

もちろん、子供としても

 

このような親の考えをすぐに感じとるので

 

『自分が楽しそうにしていたら、怒られる』

 

と、理解するようになります。

 

 

 

 

すると、誰かの前で

 

笑顔を見せることに

 

とても抵抗を感じるようになります。

 

 

 

 

さらに、この感性を持って大人になると

 

『自分は幸せになってはいけないんだ』

 

と強く思い込むようになってしまいます。





2つ目

子供に疾患や障害があると信じる




当然ながら、世界中の親が

 

子供が健康であることを願っていると


思いますよね。


 

 

しかし、これも残念ながら

 

真逆の考えをもつ親がいるのです。




そもそも、子育てというのは

 

これといった正解があるようで

 

実際には存在しません。




親として、自信を持っていても

 

常に思い通りに

 

進むわけではありませんよね。


 

 

ただ、今まで挫折の経験がない親は


この上手くいかない子育てを

 

自分の力や考えが及ばないのではなく

 

子供に何かしらの疾患や障害があるからだと

 

信じて疑わなくなってしまいます。




つまり

 

『我が子は何かしらの障害があるから育てにくい』

 

のように

 

自分にも周囲にも説明できる理由を

 

何としてでも求めたくなるのです。




とくに、最近は ”発達障害” という言葉が

 

メディアなどでもよく取り上げられるので

 

『自分の子供は、発達障害なんだ』

 

と信じて疑わない親もいます。




 

そして、その裏付けをえるためにも

 

全く診断基準を満たさないのに

 

嫌がる子供を無理やり

 

精神科に受診させる人までいます。




もちろん、そのようなことをしても

 

『発達障害の可能性はかなり低い』

 

のような内容を

 

医師から伝えられるだけなのです。

 

 

 

 

もちろん、一般的には

 

このようなことを医師から言われたら

 

親として喜ぶはずなのですが…

 

 

我が子に対して

 

何かしらの診断名をつけてくれる病院を

 

延々と探し続けるのです。




このように親から

 

ずっと『あんたは病気だから』と

 

ラベリングされ続けた子供

 

どれだけ生きづらく、心に傷がつくかは

 

言うまでもないでしょう。







では、今日のおさらいです。



幼少期の親とのかかわり方によって

 

大人になってからも残り続ける心の傷

 

負ってしまう人がいます。

 

 

 

 

たしかに、虐待などに

 

馴染みがない人からすれば

驚くような内容も多いでしょう。

 

 

 

 

そのなかでも

 

子供が幸せになることを願わなかったり…

 

子供に何かしらの病気があると信じたり…

 

そのような親が存在するなんて

 

受け入れがたい話かもしれません。

 

 

 


しかし、実際には

 

そこら中に、そのような家族が存在しており

 

残念なことに、精神科などの外部に

 

SOSが届くのはあくまでも氷山の一角です。

 

 

 

 

まだまだ、世の中には

 

このようなことがきかっけで

 

大人になってからも

 

悩み苦しんでいる人がいることを

 

ぜひ知って欲しいと思います。

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

【今日の参考記事】

 

 

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