はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

今まで、あなたも人生のなかで

 

とても大切な人やモノをなくしたことが

 

あるのではないでしょうか。

 

 

 

 

典型的な例としては

 

家族、友人、恋人、ペットなどを

 

亡くしてしまうことが


当てはまるでしょう。

 

 

 

 

これを喪失体験といいますが

 

かなり心に大きなダメージを受けるのは

 

容易に想像できるかと思います。

 

 

 

 

これらのショックで起こる

 

心の反応を悲嘆反応といいます。

 

 

 

 

ただもし、あなたが

 

当事者になった時この悲嘆反応から

 

どのように回復すればいいでしょうか。

 

 

 

 

今回はこの悲嘆反応から

 

回復するための3つのヒントについて

 

お話をしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

では、さっそく3つのヒントを

 

順番に紹介したいと思います。

 

 

 


①自然と触れ合う



悲嘆反応で苦しんでいる人が

 

ずっと家のなかでふさぎ込み続けると

 

回復のキカッケをつかみにくいです。




ただ、誰かと会うのも

 

まだまだエネルギーが足りない時も

 

あるかと思います。




そのような時は


思い切って外に出て


大自然に触れること

 

おすすめします。

 

 

 

 

大自然の生命力を感じることで

 

故人も自分も

 

この大自然のなかにいる感覚になり

 

故人が遠くに行ってしまった寂しさを

 

和らげてくれることに繋がります。

 

 

 

 

とはいえ、すぐに大自然に

 

触れることが出来ない人もいるでしょう。

 

 

 

 

そのような時は

 

もっと身近な自然でも構いません。

 

 

 

たとえば

 

近くの公園の木々や


家の庭に咲く花を見て

 

生命の息吹を感じること

 

命というものに


新たな気づきを受け入れるキッカケに


なっていくのです。





②楽しむ時間をつくる


 

もちろん、喪失体験をされた人は

 

すぐには趣味などを

 

心から楽しむことはできないでしょう。




ただ、その中には

 

お別れをしてしまった後に

 

 

・自分だけ楽しんでいいのだろうか…

 

・故人に失礼になるのではないか…

 

 

のように悩んでしまって趣味や楽しいこと

 

究極として…笑って過ごすことも

 

ダメなことだと


自分で決めつけている人もいます。




周りから

 

「そんなことはないよ」

 

「故人もそんなこと望んでないよ」

 

と説得されても、頭では理解できるのですが

 

しっくりと心で受け止めることができません。




しかし、実際に

 

ずっとふさぎ込んだ状態が続くと

回復のキカッケをつかみにくいのは

 

言うまでもありません。




そこで、まずは

 

その心のバランスを保つためにも

 

ちょっとだけでも1日のなかで

 

楽しめたと思える時間を作ること


おすすめします。

 

 

 

 

たとえば

 

テレビを見るでも…

 

音楽を聴くでも…

 

好きなだけ昼寝をするでも…

 

あなたが楽しいと思える時間を

 

積極的にとるようにしてください。

 

 

 

 

もちろん、これだけでは

 

心の全てのモヤモヤが

 

とれるわけではありませんが

 

 

1日のなかで、ちょっとだけでも

 

その悲しさや辛さを忘れられる時間

 

作り出すことが大切なのです。

 

 

 

 

そのような時間を積み重ねることで

 

あぁ、自分も”笑っていていいんだ”と思えて

 

回復の兆しに繋げていくことができます。





③同じ経験した人と話す



たしかに

 

喪失体験というのは

 

個別性が高い経験です。

 

 

 

 

しかし

 

特殊な経験でもあるので

 

長い期間、嘆き悲しくなることもあり

 

他の人がどのように過ごしているのかが

 

気になってくるものです。

 

 

 

 

実際に

 

同じような経験をした人の話を聞いて

 

 

『あぁ…自分だけじゃないんだ…』

 

『みんな…これだけ辛いんだ…』

 

 

と思えるだけで

 

孤独感が軽減することもあります。




また、同じ経験をした人だと

 

自分の身に起きたことや気持ちを

 

素直に吐き出せる安心感をもてる人もいます。



そこから


回復のヒントを見つけていくことも

 

よくあります。






 

では、今日のおさらいです。

 

 

喪失体験は心に大きなダメージを与えます。

 

 

 

 

その時に

 

どのようにして


回復していけばよいかの方法を


探したり、考えたりする気力が

 

出てこないことも少なくはありません。

 

 

 

 

そこで、前もって回復のための

 

次の3つのヒント

 

知っておくことは有効です。

 



①自然と触れ合う


②楽しむ時間をつくる

 

③同じ経験した人と話す



また③の同じ経験をした人と出会うには

 

地域のコミュニティなどで

 

そのような集まりがあるときもあります。
 

 

 

 

ネットで調べるだけではなく


市役所などで、そのような集まりを

 

管理していることもあるので

 

聞いてみてもいいでしょう。

 

 

 

 

もしかしたら

 

そのような人の集まりは

 

お互いの過去の悲しかった記憶ばかりを

 

共有しているイメージがあるかもしれません。

 

 

 

 

もちろん、その一面もありますが…

 

実際には、過去の悲しい話だけではなく

 

現在、どのように乗り越えているかの工夫

 

将来、どのようにしていこうかなどの

 

前向きな話題もたくさんされています。

 

 

 

 

あなた一人で悩んでいるよりも

 

視野が広がることもあるので
 

一度、参加してみることも

 

決して悪い選択肢ではありませんので


参考にしてみてくださいね ^^

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

【今日の参考記事】

 

 

 

 

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