はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

 

4月になって新しい環境になって

 

ストレスを抱えている人

 

多いのではないかと思います。

 

 

 

 

このようにストレスを

 

上手く発散させていかないと

 

うつ病のような


メンタルヘルス不調になりやすいのは

 

だれもが知っているかと思います。

 

 

 

 

もちろん

 

それはあなた自身が

 

そのような状態になるときもあれば

 

周りの人がそのような状況に

 

追い込まれる可能性もあります。

 

 

 

 

ただ、その時に

 

あなたとしても少しでも早めに

 

周りのSOSに気がつきたいですよね。

 

 

 

 

ただし

 

一般的なうつ病に対するイメージだけでは

 

どうしても気がつくのが遅くなりがちです。

 

 

 

 

というのも

 

体調の変化というのは

 

周りからは分かりにくいものです。

 

 

 

 

そこで、あなたに

 

ぜひ知っておいて欲しいのは

 

うつ病の症状での行動の変化です。

 

 

 

そこで、今回は

 

うつ病の人は初期の段階から

 

どのような行動の変化があるかについて

 

お話をしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

たしかに

 

うつ病のイメージといえば

 

 

元気がない…

 

食欲がない…

 

夜が寝れていない…

 

 

などの症状が思いつくかと思います。

 

 

 

 

もちろん

 

これは決して間違っていませんが

 

誰もが、元気がない時はありますし…
 

Aさん、食欲がなさそう…

 

Aさん、夜が寝れてなさそう…

 

と気がつくのはなかなか難しいです。

 

 

 

 

在宅勤務が始まっている会社ならば

 

余計にその傾向がありますよね。

 

 

 

 

そもそも、あなたが

 

Aさんのその変化に気がついた時には

 

かなり病状が進行している可能性があります。





そこで

 

本人の体調の変化ではなく

 

症状としての本人の行動の変化について

 

2つ紹介したいと思います。




1つ目

 

【ストレス解消に対する変化】



もう少しラフに説明すると

 

趣味に対する向き合い方の変化です。

 

 

 

 

最初の段階として

 

今までは趣味を楽しんで

 

うまくストレス発散をしていたのに

 

それが徐々に上手くできなくなります。




たとえば

 

ゴルフにしろカラオケにしろ

趣味への参加はするけれど

 

心からは楽しむことができずに

 

ただ時間をつぶしている感覚になります。




そのため

 

1回の満足度が上がらないので

ストレスを発散をするために

 

体力があるうちは、今まで以上に

 

趣味に費やす時間が増える変化があります。

 

 

 

 

食欲で例えるのはどうかと思いますが…

 

これはストレスで過食になってしまうイメージ

 

分かりやすいかと思います。

 

 

 

 

ただ、それを続けていても

 

楽しみが湧いてこなかったり

 

体力的にもしんどさばかりが目立ってくると

 

いよいよ、趣味への参加も億劫になり

 

その趣味自体にどんどん興味がなくなっていきます。

  

 

 

 

2つ目

 

【対人関係に関する変化】

 

 

 

あなたもご存じのとおり

人に会って会話するのはとても頭を使うし

 

かなりのエネルギーが消費されます。



さらに


自分自身で顔色の悪さや


元気のなさに気がついていると


それを周りに悟られたくありません。





そのため

 

うつ病の人は初期の段階から

 

人と会うのを避けようとします。




たとえば、今まで参加していた

 

ミーティング、勉強会、発言の場などの参加が

 

最低限になる変化が見られます。




さらに、うつ病で闘病中は

 

自分自身の能力や存在を疑うことも多く

 

自分に自信をもつことが出来なくなります。

 

 

 

 

だから

 

誰かに出会うと、次のような考えが

 

頭をよぎってしまうようになります。

 

 

・怒られるのでは…

 

・注意されるのでは…

 

 

 

すると

 

ますます人と会うことに

 

心理的な抵抗を感じるようになります。

 

 

 

 

それどころか

 

「怒られる…、注意される…」などの恐怖によって

 

相手が自分に近寄ることがないように

 

攻撃的な態度をとってしまうこともあります。

 

 

 

 

ここまでくると明らかに

 

周りからも

 

”まるで人が変わったようだ”

 

と気がつかれていくでしょう。

 

 

 

 

そして

 

これだけ人を避けようとするので

 

会社を退職家族と離婚


考えることがよくあります。





ただし

 

このような考えになるのは

 

うつ病の症状であるからこそであり

本心でないことがほとんどです。


 

 

 

なので

 

その気持ちに突き動かされても

 

あとあと、症状が改善した時にふり返ると

 

その選択を後悔する人も少なくはありません。

 

 

 

 

だからこそ

 

もしあなたが精神的な不安定な人に

 

相談を受けた時は

 

『今は、人生の転機になるような

 

大きな選択はしない方がいいよ』

 

のように声をかけてあげてください。







では、今日のおさらいです。




たしかに

 

うつ病とは心にも体にも

 

不調が出てくる疾患なのは


間違いありません。

 

 

 

 

ただ、意外にも、周囲の人が

 

その不調をダイレクトに気がつくのは

 

難しいことが多かったりします。

 

 

 

 

そのため

 

下記の行動の変化にも

 

注目するようにしてください。

 

 

 

・ストレス解消に対する変化

 

・対人関係に関する変化




もし、あなたの周りの人で

 

このような変化が目についた時は


『最近、いつもと違うみたいだけど


どうかした?話ならいつでもきくよ。』



のようにストレートに


声をかけてあげてください。

 

 


 

決して

 

メンタルヘルス不調だからといって

 

あなたがオドオドする必要はありません。
 

 

 
困っているように見える人に

 

普段からあなたが行っている

 

飾らない声のかけ方で大丈夫ですからね ^^

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

【今日の参考記事】

 

 

 

 

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