団体戦男子
【フィギュア団体男子】宇野SP1位で日本首位
東スポWeb [2/9 11:52]

SPで1位となった宇野の演技
フィギュアスケート団体男子ショートプログラム(SP)が9日、行われ、日本の宇野昌磨(20=トヨタ自動車)は103・25点で1位となり、日本は10点を獲得して首位につけた。
最終滑走で登場した宇野は冒頭の4回転フリップでバランスを崩したものの踏ん張り、続く4回転―3回転の連続ジャンプ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をきれいに決めて得点を伸ばした。
五輪デビュー戦で堂々とした演技を見せた宇野は「五輪ということで特別な緊張があるかと思ったが、そうではなく最後まで自分の演技ができた。最初のジャンプで失敗したにもかかわらず、これだけ点が出たのは今日までの練習の成果だと思う」と手応えを口にした。
ライバルはミスが相次ぎ、精彩を欠いた。米国のネーサン・チェン(18)はジャンプの失敗が相次ぎ、80・61点と得点を伸ばせず4位。カナダのパトリック・チャン(27)もジャンプが決まらず81・66点で3位だった。
重責果たした宇野=高ぶりも恐れもなく
重責果たした宇野=高ぶりも恐れもなく〔五輪・フィギュア〕
時事通信 [2/9 11:49]
五輪のリンクでのプレッシャーを「感じてみたい。好奇心がある」と宇野はかつて言っていた。初の大舞台で団体の先陣を切った男子SPで堂々の1位。個人戦とはのしかかる重圧が違うだろうが、ベビーフェースには高ぶりも恐れの色もなく、滑り出す前にもう笑っていた。ビバルディの「冬」を黙々と演じ、100点を超えた。「練習してきたことが、ちゃんとつながっている」。そう喜べた。
冒頭に4回転フリップの着氷が乱れたが、耐えた。後半の4回転トーループから3回転への連続ジャンプは流れるようで、トリプルアクセル(3回転半)は危なげなかった。ジャンプが3度しかないSPは気持ちに余裕を持てず、細かい取りこぼしをなかなか防げなかった。ここぞの舞台で完璧とはいかないまでも、まとめた。チーム戦には少し苦手意識があった。必要以上に責任感を感じ、足を引っ張らないことを考えて余計なものを背負いがちだった。大きなミスを避けるため守りに入った演技をすることもあったが、今回は違う。「 みんなも自分が全力を出すことを考えると思う。だから、僕も」と吹っ切った。
氷を離れても集団より個を好み、物静かで熱く燃えるタイプではない。でも負けることは何より嫌い。羽生が団体出場を回避したため担うことになった重責を果たし、個人戦へ弾みをつけた。(時事)
