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宮原知子選手



宮原は「本当に我慢の子」逆転Vに浜田コーチ感涙 一時は「5年後を」と声かける
デイリースポーツ [12/23 23:05]


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演技終了後に涙を流す宮原知子=武蔵野の森総合スポーツプラザ
「フィギュアスケート・全日本選手権」(23日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

出場2枠を争う平昌五輪最終選考会を兼ねた大会で女子フリーが行われ、SP2位の宮原知子(19)=関大=がノーミスの完璧な演技でSPとの合計220・39点(フリー147・16点)をマークし4連覇で平昌五輪代表に内定した。指導する浜田美栄コーチも涙を流しながら教え子を見守った。

2位にはSP首位の坂本花織(17)=シスメックス=が213・51点で入った。3位には年齢制限で五輪出場権のない紀平梨花(15)=関大KFSC=が合計208・03点で入った。2枠の代表争いの残り1枠は坂本と、GPファイナルに出場し、今大会4位だった樋口新葉(16)=日本橋女学館=の争いになると見られる。フィギュアスケートの平昌五輪代表は24日に発表される。極限の大一番で、ほぼ完ぺきな演技を見せた宮原の姿に、浜田コーチは、涙が止まらなかった。宮原は昨季、左股関節を疲労骨折。3月の世界選手権などの欠場を強いられ、11月のNHK杯まで11カ月も実戦から離れた。五輪に向けて、最悪のスタート。浜田コーチは当初、実直な宮原を焦らせないために「(22年北京のある)5年後を目指していこう。25歳でも五輪には出られるよ」と声を掛けたほどだった。

その言葉を宮原は黙って聞いていたという。本人曰く「自分としては平昌五輪を諦めていなかった」。故障箇所が使えなくても、上半身のトレーニングや体幹、食事面などやれることをやった。浜田コーチは「一切ブレなかった。泣き言1つ言わなかった」と、当時を振り返った。絶え間ない努力はこの日、大きな実を結んだ。多くの有力選手を抱える浜田コーチの教え子の中でも、宮原のひたむきな姿勢は群を抜く。「指導を始めた当初は五輪行ける選手になるなんて思わなかった。それでもひたむきに練習を積んできた。私の方が引っ張ってもらったぐらい。本当に我慢の子。やっぱり努力は報われるんだなと教えてもらいました」。積み重ねた努力が、夢舞台への階段となった。



宮原知子選手



【全日本フィギュア】宮原が涙の4連覇 初の五輪代表決定「思いがこみ上げてきた」
東スポWeb [12/23 21:39]


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ノーミスの演技でガッツポーズを見せる宮原知子
フィギュアスケートの平昌五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権第3日(23日、東京・調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザ)、女子フリーでショートプログラム(SP)2位の宮原知子(19=関西大)が147・16点をマークして合計220・39点で大会4連覇を果たし、初の五輪代表に決まった。SP首位の坂本花織(17=シスメックス)は2位。年齢制限で五輪には出られない紀平梨花(16=関西大KFSC)が3位に食い込んだ。

“ノーミスの女王”が大一番でその真価を発揮した。冒頭の3回転ループを決めると、3回転ルッツで回転不足を取られたものの、全てのジャンプを着氷。「今までで一番、自分の力で踏み切って、自分の力で降りたと感じた。ここでガッツポーズをするしかないと思った」と最後は両方の拳を握り締めた。3連覇を果たした昨年の全日本後に左股関節を疲労骨折。シーズン後半を棒に振るだけでなく、大事な五輪シーズンに向けた調整も大幅に遅れた。

10月のフィンランディア杯を辞退し、復帰戦は11月のグランプリ(GP)シリーズ・NHK杯。「全日本でこういう演技をすると思ってやってきた。最後は自分の気持ち。やってきたことをむだにしたくないという思いが込み上げてきた」と涙を浮かべた。

21日のSPは「いいジャンプができなくて、フリーでやるしかないと思っていた。確実に五輪に行ける道は優勝しかないので」。自力で初の五輪出場をつかみ取り「もう一回泣いてしまいそう。楽しみで仕方がない」と話した。
宮原に続く2枠目は、選考基準をクリアした2位の坂本、4位の樋口新葉(16=日本橋女学館)、6位の本郷理華(21=邦和スポーツランド)の中から選ばれる。

全日本の結果を重視すれば坂本、今季の成績をトータルで見ればGPファイナルに進んだ樋口が優勢か? SP3位からフリーで失速した本郷はかなり厳しくなった。

樋口は今季のここまでを振り返り「五輪シーズンは、こんなにもいつもと違う雰囲気や感覚の中でやらなければいけないんだと感じた」。代表発表は24日午後10時30分の予定。候補に残った選手たちにとっては長い一日となりそうだ。

全日本選手権



【全日本フィギュア】宇野が大差でSP首位 2位・田中は五輪へ一歩前進
東スポWeb [12/22 22:33]


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SPで首位に立った宇野
平昌五輪代表の最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権(東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)男子ショートプログラム(SP)が22日行われ、宇野昌磨(20=トヨタ自動車)が96・83点をマーク、2位に5点以上の差をつけて首位に立った。今大会欠場の羽生結弦(23=ANA)と宇野は事実上の代表当確。91・34点で2位の田中刑事(23=倉敷芸術科学大)が残る1枠へ、一歩前進した。

昨年に続いて羽生不在の全日本で、圧倒的な強さを見せたのはやはり宇野だった。

冒頭の4回転フリップは奇麗に成功。後半の4回転―3回転の連続ジャンプは後半が1回転となったものの、ただ一人、4回転ジャンプを2度入れた構成で、2連覇に王手をかけた。直前の6分間練習でジャンプが決まらず「気合を入れないといい演技ができないと思った」。気合十分で臨んだことで「この程度(のミス)で済んだのか、カラ回りしたのかは分からない。練習通り、自分の良さを出すのが課題」。トップには立ったが内容には決して満足してない。

「フリップも(トリプル)アクセルもベストからはかけ離れている」。24日のフリーに向け「満足できる演技がいい加減したい」とリベンジを誓った。

一方、2位の田中はミスのない演技を見せた。4回転サルコーなど、3度のジャンプを次々に成功。演技を終えると、ガッツポーズが飛び出した。

「緊張して足がフワフワした。失敗してもいいから思い切りやろうと思ったのが高得点につながった」。演技が進むとともに冷静さを取り戻した。 羽生とは同い年で連絡を取り合う仲。今大会では“共演”がかなわなかっただけに、平昌五輪でという思いは強く持っている。

一方、約6点差で田中を追う3位の無良崇人(26=洋菓子のヒロタ)は「フリーではどれだけ自分らしく滑れるか。点差があるので、代表入りはノーミスで滑れるかどうかだと思う」。フリーまでに1日空くことで「考えながら練習ができる。ラッキーだと思う」と話した。

24日のフリーの後には会場で代表発表が行われる。本番でメダル獲得を狙う宇野の演技とともに、3枠目を巡る争いも注目を集めそうだ。