コース概要
今回の周遊コースは図の通りで、岡谷を基準としてまず中央東線・篠ノ井線経由で長野に向かいます。
その後北陸新幹線・しなの鉄道経由で小諸に向かい、最後は小海線・中央東線経由で岡谷に戻るコースです。
![](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited016_frame_bg.jpg)
週末のプチ周遊におススメです
このコースは接続待ちを含めて約7時間ほどで回ることができます。沿線の方はもちろん、都内にお住まいの方でも始発の特急あずさ(新宿7:00発)に乗車すれば松本に9:38に到着できるので、コースを回って長野の美しい自然の車窓を堪能した後、夕食には都内に戻ってくる事ができます。
このコースの見どころ
篠ノ井線の姨捨駅周辺で堪能できる日本三大車窓に選ばれた善光寺平の車窓は必見。また、しなの鉄道では絶滅危惧種の国鉄115系電車が見られるほか、普通鉄道として日本一標高の高い地点にある小海線の野辺山駅など、見どころが多いコースとなります!
![](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited016_frame_bg.jpg)
今回活躍するきっぷ
それでは皆さんに今回の乗り鉄で活躍するおトクなきっぷを紹介します。
信州ワンデーパス
値 段:¥2,680(子ども¥1,050)
有効期間:1日
利用期間:いつでも
発売箇所:指定席券売機(フリーエリア内)
:みどりの窓口
:びゅうプラザ
:旅行会社
このきっぷの優れている点
- フリーエリアが広く周遊するのに向いている
- 別途特急券を購入すれば新幹線や特急列車も利用できる
このきっぷを使って周遊しますが、特筆すべきは新幹線や特急列車が利用できる事ですね。
そこで!
今回は折角なので途中『すごいやつ』に乗車してみようと思います(笑)
何に乗車するかは後ほど。
まずは普通列車で塩尻へ
今回はまず普通列車で塩尻に向かうところからスタートです。
塩尻からは9:57発特急しなの3号長野ゆきに乗り換えるので、とりあえず塩尻方面に向かう列車に乗りますが・・・
何やら面白そうな列車があります。
9:12発普通列車松本ゆきは、列車名にわざわざ『2番線発車』と付け足してありますが、これは何なんでしょうか?
何はともあれこの列車に乗って塩尻まで向かいます。
消えゆくみどりの窓口
岡谷駅は2020年9月30日限りでみどりの窓口が廃止になってしまいました。
JR東日本は今後みどりの窓口の大量閉鎖を予定していて、2025年頃を目処に約300駅で廃止される予定となっています。
指定席券売機が普及してきたとは言え、窓口でマルスを叩く駅員さんの職人技を見る機会が減ってしまうのは少々残念ですが仕方ないですね・・・。
飯田線から直通313系
先ほどの面白そうな普通列車は飯田線から直通する天竜峡6:16発の313系電車です。
通常だと松本方面の列車は3番線からの発車なので、そこに配慮してわざわざ『2番線発車』と付け足してある訳ですね。
JR東日本の駅なのにJR東海の車両が堂々と行き先表示を掲げて停車しているのはなかなか絵になります。
塩尻9:24到着
岡谷を出発してすぐに、塩嶺(えんれい)峠の下を潜る塩嶺トンネルに入ります。
トンネルの全長はなんと5,994m!
このトンネルと塩尻の間にあるみどり湖は1983年にできた比較的新しいトンネルと駅ですが、この導線ができたおかげでそれまで28kmかかった岡谷〜塩尻間がたったの12kmに短縮されたという歴史があります。
塩尻駅に近づくにつれ、右手の車窓は田園風景からだんだん街中の車窓に変化していきます。
普通列車ですが岡谷〜塩尻間は100km/hの高速運転をするので、特急あずさも顔負け。
岡谷を出発して12分で塩尻に到着。
到着ホームは4番線です。
特急しなのに乗り換え
次の列車は9:57発特急しなの3号長野ゆきです。
6番線からの発車になるので移動します。
塩尻駅はJR東日本とJR東海の境界駅のため、駅名版がそれを象徴するデザインになっています。
ちなみに4番線の駅名板はこちら↓↓
なんとなく中央西線方面(洗馬方面)は取って付けた感満載の表示になってますが気のせいでしょうか(笑)
パノラマグリーン車
特急しなの号は先頭1号車のパノラマグリーン車を取りました。
この列車のイチオシは何と言っても先頭グリーン車で堪能できる前面展望。
最も眺めが良いのは1番C席です。
塩尻〜長野間のグリーン料金は¥2,250ですが、『お値段以上』の価値があります。
ただこの列車のグリーン車は最前列に座ってこそ課金する価値があります。
詳細は私の過去の記事をご覧下さい↓↓
9:54 特急しなの3号入線
それでは特急しなの号が美しく入線する模様をご覧下さい。
すぐ下の画像をタップもしくはクリックして頂くと視聴できます↓
ちなみに今回の乗り鉄から動画含め写真の撮影はスマホではなく、すべてSONYの『ハンディカムFDR-AX45』に変更したので、今までよりも高画質かつ高音質で撮影する事ができる様になりました。
今後の乗り鉄必須の最強アイテムとなりそうです。
こちらがJR東海ご自慢の383系特急しなの号パノラマグリーン車。
しかし何度乗っても、この列車のグリーン車の眺めは
『す ば ら し い』の一言に尽きます。
長野までは約1時間ほどですが、前面展望を満喫しながら長野へ向かいます。
次回予告
塩尻を出発したしなの号は松本平の市街地を抜けて雄大な自然の中を、左手に雪化粧が残る北アルプス、右手には眼下に広がる善光寺平の絶景を横目に長野に向かって快足を飛ばします。
善光寺平の車窓は前半のハイライトとなります。
リンク
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鉄道旅行資金倍増計画
まだ見ぬ路線を求めて、私が取り組んでいる資産形成1つ。