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松本までは約9分
さてこちらがJR東海が誇る383系特急しなの号の先頭パノラマグリーン車です。
この列車のデザインはどことなく国鉄381系電車を彷彿させますが、どちらの列車も『しなの』の名称がよく似合いますね。
381系電車は2008年に中央西線から撤退してしまったので、もう2度と乗ることができないのが残念です。
ちなみに塩尻〜松本間は130km/hの高速運転を行い、広丘、村井、平田、南松本の各駅を『光速』で通過。
この視界から流れる様に通過していく各駅を眺めるのは本当に気持ちがいいです。
次の動画で広丘〜平田の各駅を通過する様子をご堪能ください。
ちなみに南松本の通過シーンはカメラの録画ボタンを押し忘れて撮り逃してしまいました^^;
塩尻を出発して9分で松本に到着です。
さすが長野県第2位の都市。
塩尻周辺とは違った都市部の雰囲気です。
新人研修お疲れ様です
松本駅名物といえば上野おばさんによる詳細な自動放送ですが、本日も声高らかに
まつもとお〜まつもとお〜
を連呼しています。
ちなみにこの列車の終点長野でも松本ほどの詳細な放送ではありませんが、上野おばさんによる案内を聞くことができます。
JR東日本長野支社は上野おばさんのファンなんでしょうか?(笑)
松本では運転室に新人研修っぽい乗務員の方が2名乗り込んできました。
ここ最近JR東日本長野支社管内でよく見る光景で、恐らく特急列車の運転士になるための実地指導を行っている様です。
最初は私の座席の前方で指導を行う予定だった様ですが、私に気を遣って頂いて右端の方へ移動してくれました^^;
お気遣い感謝します。
松本から先はギャップに注目
松本を10:07に発車。
ビルが立ち並び大糸線と並走するこの辺りの眺めは大都市さながらの雰囲気を醸し出します。
・・・と思ったのも束の間。
ちょっと目を離した間にビル群はいずこへ。
ご覧の様に今度は木々が生い茂る森林鉄道さながらの車窓に。
この様にギャップが激しい車窓を楽しむのも、長野県の鉄道路線の醍醐味です。
北アルプスは雪化粧
マニアック路線へGO!
この区間のマニアックなポイント
基本的に全ての通過駅は交換駅の機能を持っているので、列車交換をする際は、長野の豊かな山の自然を背景に行き違う列車をゆっくり観察する事ができます。また季節や時間帯限定で運行される大糸線直通のレア列車リゾートビューふるさとと遭遇できる事もあります。
冠着でHB-E300系と対面!
ここでレア列車とご対面です。
実はこの列車はJR東日本長野支社が誇る観光気動車。
『リゾートビューふるさと』の名称が付いていて、土曜・休日限定で長野〜南小谷間を1往復のみ直通運転されるレアな観光列車。
他にも金曜日限定で長野〜姨捨間を1往復のみ運転する『ナイトビュー姨捨』でも運用があります。
しかしこんな感じで、美しい緑あふれる森林の中で色々な列車とゆっくり呼吸を合わせる様に行き違いをする光景を眺めていると、明日は仕事だという事を忘れてしまいます(笑)
日本三大車窓の絶景
ぜひ動画でご堪能ください↓↓
本当の『超』絶景は途中下車で
姨捨駅は全国でも珍しいスイッチバック形式の駅なので、特急しなの号の様な通過列車は原則姨捨駅を通りません。
しかし!この絶景は姨捨駅のホームから眺めるからこそ価値があり、特急しなの号から眺める車窓の更に上をいきます!
なので真の絶景はぜひ途中下車で堪能したい所です。
長野まであとひと息
絶滅危惧種115系!
篠ノ井〜長野間も隠れたマニアックポイント
篠ノ井〜長野間はJR東日本の路線ですが、この区間は第三セクターのしなの鉄道の列車も乗り入れるので、特急しなの号に乗りながら最近はめっきり見なくなった国鉄115系電車とすれ違う所を見る事ができる貴重な区間です。
終点『長野』です
次の動画でワイドビューチャイムをどうぞ↓↓
ワイドビューチャイムは始発駅で聞くとテンションが上がり、終着駅で聞くとなぜか寂しくなる不思議なメロディですね。
旅はまだまだ続きます。
といっても日帰りですが(笑)
383系に敬礼。
本日もご苦労様!
しかし太陽光と撮影した時のアングルのせいでしょうか?
車体がゴキブリの様にキラ光りしています(笑)
今回はここでのんびりお昼にする予定だったので、次の列車は80分後になります。
長野駅名物の駅そばをいただきます。