【土日祝日限定!】JR東海が誇るコスパ最強切符! | しなのは走るよ♩♫どこまでも☆♩♫♬

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よろしくお願いします。

みなさんこんにちは。

グリーン車に魅せられ、通算100回以上特急・新幹線のグリーン車を乗り潰したゼルファーです。

みなさんはおトクに鉄道を利用していますか?



今回は土日祝日限定ですが、

JR東海が管轄する11路線をコスパ最強で利用できるきっぷ

について紹介します。

その切符がこ↓ち↓ら↓



このきっぷ。

『青空フリーパス』

と言って、きっぷに書かれているフリー区間内の普通・快速列車が

¥2,620で1日乗り放題

というきっぷです。


 このきっぷの優れている点


1.フリー区間が広く、使い勝手がよい

2.特急料金を払えば特急が利用できる

3.年末年始も利用できる


 きっぷを購入できる場所

フリー区間内のみどりの窓口又は指定席券売機




それではこのきっぷの優れた点について細かく見ていきます。


 優れた点① フリー区間の広さ



まずこのきっぷのフリー区間から見ていきます。

このきっぷのフリー区間は長野、岐阜、三重の一部と愛知県全域のJR線。

以下の11路線がフリー区間となっています.


1.東海道本線:二川駅↔︎米原駅、大垣駅↔︎美濃赤坂駅
2.飯田線:豊橋駅↔︎飯田駅
3.武豊線:大府駅↔︎武豊駅
4.関西本線:名古屋駅↔︎亀山駅
5.紀勢本線:亀山駅↔︎紀伊長島駅
6.伊勢鉄道伊勢線:河原田駅↔︎津駅
7.名松線:松坂駅↔︎伊勢奥津駅
8.参宮線:多気駅↔︎鳥羽駅
9.中央本線:名古屋駅↔︎木曽平沢駅
10.太多線:多治見駅↔︎美濃太田駅
11.高山本線:岐阜駅↔︎下呂駅


このきっぷのフリー区間を見て気が付く事は、名古屋を中心にして長野県、岐阜県、三重県の主要観光地となる最寄り駅までの範囲をカバーしているという事です。

長野県は県内屈指の観光地である木曽観光の拠点駅となる木曽福島駅、岐阜県は日本三名泉に数えられる下呂温泉の最寄駅の下呂駅、三重県は伊勢神宮の最寄り駅となる伊勢市駅


基本的なきっぷの利用対象者は名古屋市在住の方が主だと思われますが、長野県の松本・木曽・飯田地域や岐阜県の飛騨地方と中京方面の相互アクセスや、長野、岐阜、静岡、滋賀方面から伊勢市駅へのアクセスなどにも活用できる点が優れています。


 優れた点② 特急も利用可能



青空フリーパスの2つ目の優れた点は特急券を購入すれば特急列車(グリーン車も可)を利用できる点です。

青空フリーパスと似たような性質を持つきっぷに『青春18きっぷ』がありますが、こちらのきっぷは特急を利用する場合は特急券とは別に乗車券が必要となってしまいます。

しかし、青空フリーパスは特急券の購入のみで特急が利用でき、しかも!グリーン車まで利用可能なので、利用する列車のバリエーションが大幅に増えます。

なお、乗車可能な特急列車とその区間は次の通りです。

 特急しなの(名古屋〜木曽福島)



 特急ひだ(名古屋〜下呂)



 特急南紀(名古屋〜紀伊長島)


 特急しらさぎ(名古屋〜米原)



 特急伊那路(豊橋〜飯田)


以上5種類の特急に乗車可能です。

なお、フリー区間の外まで特急に乗る場合は、追加運賃を支払えば良く、例えば特急ひだで高山まで行く場合は下呂〜高山の運賃¥990を追加で支払えばOKです。


 優れた点③ 年末年始これ1枚


青空フリーパスの3つ目の優れた点についてですが、年末年始も利用可能な点です。

このきっぷの利用期間は土日祝日の他に、12月30日〜1月3日の年末年始も含まれます。

年末年始の5日間に利用できるので、年末年始の帰省や、伊勢神宮への初詣に行く際に最寄駅となる『伊勢市駅』へのアクセスに最適。


伊勢神宮への初詣は、名古屋地区からアクセスする場合は近鉄利用の方が都合が良い場合があります。

しかし、木曽方面や高山方面からのアクセスならば、青空フリーパス1枚でJR線利用でアクセスした方が余計なきっぷを購入する必要がありません。

年末年始の利用はどちらかと言うと、名古屋市在住の方よりは、長野、岐阜在住の方をターゲットにしていると考えられます。


それでは。

実際にこのきっぷを利用する事でどのくらいおトクに鉄道を利用できるのか、具体例を挙げて考えてみます。



  具体例① 往復きっぷとして使う


(例)名古屋駅と木曽福島駅を往復する場合

このきっぷの上手い使い方の一つに、往復きっぷとして使う方法があります。

例えば名古屋駅と木曽福島駅を往復する場合、通常の往復きっぷの値段は¥4,620となりますが、青空フリーパスを活用すると同じ区間を¥2,620で往復できてしまいます。

その差額なんと¥2,000!

この様に単純な往復きっぷとして活用しても、十分元が取れてしまいます。

みなさんは浮いた¥2,000を何に活用しますか?


  具体例② 浮いたお金でグリーン車



(例)名古屋駅と木曽福島駅を特急しなので往復する場合

今度は具体例①の区間で、特急しなの号を上手に利用するテクニックを紹介します。

この区間で特急しなの号を利用する場合の特急料金は次の通りです。

自由席 ¥1,860
指定席 ¥2,390
グリーン席 ¥4,660

先ほど、名古屋駅と木曽福島駅を青空フリーパスで往復すると、運賃が¥2,000おトクになる事をお伝えしました。

もし、往復で自由席を利用する場合は、おトクになった¥2,000で片道分の自由席料金がチャラになります。

往復で指定席利用の場合は、片道の指定席料金が¥390になります。

ここで注目したいのがグリーン料金です。


指定席料金とグリーン料金の差額は¥2,270になるため、実はこの差額は青空フリーパス利用で浮いた運賃¥2,000とほぼ同額になる事がわかります。

もともと名古屋〜木曽福島の移動では、鉄道マニアでもない限り特急しなのを利用するのが普通なので、一定の特急料金は必ず投資する事になります。


そこで、もともと投資をするのだから、青空フリーパスで浮いた¥2,000にシャトレーゼのチーズケーキ270円分を上乗せして、¥4,660のグリーン車に乗る。

こうすれば、普段は敷居の高いグリーン車も利用しやすくなります。

しかも何よりこの列車のグリーン車は『パノラマグリーン車』なので、木曽福島に向かう下り列車の先頭では¥4,660以上の価値がある絶景を堪能できます。



みなさんもおトクにグリーン車に乗ってみませんか?



ただし、新幹線と寝台特急は利用できないので注意が必要です。


 おわりに


JR東海が誇るコスパ最強きっぷである『青空フリーパス』について紹介しました。

利用期間が土日祝日と年末年始という縛りがあるものの、名古屋と長野、岐阜、三重の主要観光地を結び、特急列車も利用できるこのフリーパスは、青春18きっぷと並ぶコスパ最強きっぷです。

使い方はアイディア次第だと思いますので、次回は青空フリーパスを使ってどのくらいおトクに旅行できたかお伝えします。



私のブログを最後まで閲覧いただき、ありがとうございます。

感謝してます。


 青空フリーパスのリンク