「人は、何のために生きるのだろう?」 -66ページ目

「人は、何のために生きるのだろう?」

「自分だけの幸せ」ではなく、「誰かの幸せを自分の喜びにする生き方」にあるのではないか。
我欲ではなく、愛情を中心に生きる。
そんな生き方を、歴史や社会、身近な出来事、そして人生の「なぜ?」を通して、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

 

 

 

神様はヤコブに言われた。

 

「ヤコブよ。私はお前だけが頼りだ。人間を失って今日まで私は喜

 

びに満たされたことがない。なんとか勝利してくれ。お前の使命は

 

どんな状況においても私と絶対的に一つになることだ。私に似るこ

 

とだ。お前が勝利する秘訣を教えよう。お前から長男の特権を奪わ

 

れ、さらに祝福を奪われたエサウは今お前を殺すことだけを考えて

 

いる。これも悪魔の作戦であり、悪魔の戦略にのせられていること

 

を見抜けないからだ。ヤコブよ、エサウがあのような状態になるこ

 

とはやむを得まい、エサウは悪魔が所有しているのだから。問題は

 

エサウがどうすれば納得して受け入れてくれるかだ。エサウは今の

 

状態では決してお前を歓迎しないだろう。そこで私の計画を伝え

 

る。お前はイサクトライアングルにおけるWHY代表の位置に立っ

 

ている。HOW99の位置に立っているのはもちろんエサウだ。エ

 

サウがお前を受け入れないのは、父の作った財産を横取りされたと

 

思っているからだ。あくまでも父イサクが作った財産であり、お前

 

が作った財産ではない。それでエサウが納得しないならやむを得な

 

い。お前自身でお前の財産を築き上げるのだ。お前がゼロから作り

 

上げた見事な財産をエサウに与えれば彼は納得してお前を受け入れ

 

るだろう。かつてエサウはお前に長男の特権を売った。その理由は

 

お腹を満たせるということだったではないか。エサウに口での説得

 

は通じない。彼の目に良く見えるものを準備するのだ。お前を受け

 

入れるようにエサウを変えるのではなく、エサウが受け入れやすい

 

ようにお前が変わるのだ。私はお前にそのチャンスを与える。舞台

 

をこの地カナンからハランへ変えなさい。お前の母の生まれ育った

 

地だ。叔父のラバンを訪ねなさい。その地で万全の準備を整えるの

 

だ。ヤコブよ、もう一つ大事なことを言っておく。どんな困難が

 

あってもどんな辛いことがあっても決して嫉妬心、復讐心また不平

 

不満の心を持ってはいけない。悪魔の目的はそのような心を如何に

 

持たせるかにある。いつも罠に落とし入れようとしている。その戦

 

法は物事を素直に見させず、「お前は無視されている、お前は馬鹿

 

にされている」と思い込ませるのだ。ルシファーがかつて思い込ん

 

だそのままだ。人類はその罠にまんまとかかっており、その病気に

 

かかっている。

 

私は絶対的愛をその本質としている。私は愛そのものだ。分かるだ

 

ろう。だから私は決して嫉妬心、復讐心、不平不満と関係ない。お

 

前がそのような心を持つことなく私と一体であれば、私はいつもお

 

前の傍にいてお前を助けることができる。しかしお前が悪魔の罠に

 

ひと度落ちれば、私はもはやお前と関係を持つことができない。ヤ

 

コブよ、お前は私の希望だ。何が何でも勝利してくれ。」

 

つづく