トライアングルの法則に基づく人間成長の三段階プロセスを説明し
よう。人間は宇宙創造の全プロセスを通過する。まず母の胎内で受
精が行われる。精子には目も鼻もないがそれでもどこに行くべきか
を知っている。必死に泳ぎながら卵子を探して結合する。この状態
は陽イオンと陰イオンが結合する鉱物の化学反応と同じだ。父と母
を出発点とする細胞がやがて出会い、完全に一体となる。この細胞
の中には全ての情報が格納されている。小宇宙の原型である。
DNAに私が埋め込んだ情報が記録されている。さて受精卵は最適
な場所を見つけて着床する。母体から栄養を吸収しようと根を張る
のだ。あたかもタンポポの種が地面に落ち、やがて根を張るのと全
く同じだ。つまり人間は植物を体験する。出産直後の人間には万物
の霊長としての威厳はない。大概の動物は生まれてわずかの後には
立ち上がる。人間は長くオムツの交換を必要とし、多くの手間を必
要とする。人間は直立するように設計されてはいるが、まず這い這
いから出発しなければならない。この時動物時代を通過する。人間
はHOWゼロ位置からHOW99を通過して、初めてWHYつまり
HOW100位置に到達する。人間が私に目覚める時こそが、動物から
人間への飛躍の時とも言えるのだ。私への通信回路が用意されてい
るのは人間だけである。たった一個の受精卵から胎児として完成す
る胎内生活の全ての目的は、胎内生活を継続するためではない。出
産と同時に地上世界に新たな一歩を踏み出すための準備である。簡
単に言えば胎内生活の目的は地上生活にあると言えるのだ。同じよ
うに、地上生活は地上で永遠に生活をするためのものではない。地
上の全ての目的は霊界の生活の環境に順応するためのものである。
胎内で肺が形成されたのは地上で空気を吸うための準備であり、目
が形成されたのは太陽の光を利用して物を見分けるためだ。同じよ
うに霊界には霊界の環境がある。その霊界の環境に順応するために
は、そのための準備が必要である。簡単に言えば霊界は私の真理が
光を形成し、私の愛が温度を形成し、無限の感動と喜びを奏でるよ
うになっている。私の真理の相続、私の愛の相続、それさえ成し遂
げれば地上生活の全ての目的は達成される。その他は何も必要ない
それができなければ、それ以外の如何なるものも霊界では全く意味
を持たない。いわんや歪んだ愛、偽り、不平、不満は顔を歪め、姿
を醜くし、地獄を形成する。悪魔を中心とした地獄は、真理を失い
嫉妬と復讐と憎しみに生きた霊体がまともな形を取れず苦しむ世界
である。霊界の地獄なくすにはまず地上から地獄をなくすしかな
い。この世を通過して霊界へ移動するのだから・・・。」
つづく
