神様は答えられた。
「モーセのトライアングルは結果として三段階に延長した。三大責任は使命完成、調和完成、敬慕完成の3つであることは既に説明した。使命完成は私の真意を正確に理解できる知恵を持つことであり、調和完成は絶対的愛の完成を目指すことであり、敬慕完成は実力をもって実績を出して第三者から敬慕を受けることだ。一言で言えば知、情、意の完成を成し遂げることだ。最初のモーセは知的完成を目指して自己の確立にエネルギーを注いだ。私の考えを理解できなければ私の使命に挑戦することなど不可能だ。第二摂理においては絶対的愛、つまり情的な完成を目指していた。その時点で、モーセは水がないとつぶやくイスラエルに愛を持って対することができず、怒りに任せて岩を二度打ってしまった。これがモーセの失敗となった。そして今ヨシュアは三度目の挑戦に入っている。今からは意の挑戦の時代であり、勇気の挑戦の時代であり、死線を超える決意の時代であることが理解できるだろう。」
神様はヨシュアに言われた。
「さあ、私はいつもお前と共にいる、恐れてはいけない、ひるんではいけない。私がアブラハムに与えた土地を取り戻しなさい。」
ヨシュアは斥候に命じて言った。
「私達はエリコからカナンへ入るであろう。だからエリコを探りなさい。」
斥候はエリコの町を探った。エリコの王は斥候を捕らえようと部下を遣わした。エリコの遊女ラハブは斥候をかくまった。その時、斥候はラハブの願いを聞き入れエリコが滅ぼされてもラハブの家族は滅ぼさないと約束した。
ミカエルは言った。
「いつもあなたの勝利のきっかけは女性が担当するのですね。ラハブはイスラエルの新しい時代の幕開けにリベカの役割を果たしたのですね。民族的レベルでの母子協調の公式ですね。」
神様は言われた。
「その通りだ。ラハブは後の時代に私の計画に大きな影響を与えるだろう。」
ヨシュアは神様の指示に従ってエリコの城壁を落とした。
つづく
