3月31日(土曜日)
今日は、朝から雨だ。ネットで雨量を見てみると、3時くらいから降っているようだ。今日は釣りに行く日なんだから、あまり雨を降らさないでくれよっヽ(`Д´)ノ
8時に集合して雨の中キャプテンの車に荷物を移す。
キャプテン「忘れ物はないか~」
僕「忘れてるから、わかりませんっ(^ε^)」
現地には、10時頃到着。雨は上がったようだ。ただ、風が強い いわゆる「ボロ風」いうやつ(/ω\)
時折、体ごと飛ばされそうな位の風だ。低気圧が抜けて、北よりの風になって気温も低め。
今日は、魚はライズしてくれるんだろうか、不安がよぎる( ̄ー ̄;
たまに、風が弱いとき、虫が飛んでいく。「ガガンボ」だ。ガガンボフライをパッチに準備。小さい虫も出ているようだったので、コンパラダンも準備。
虫が増えて欲しいところだが、風が強くウサギが跳んでいる状態の水面で虫は見つけにくい(笑)。ただ、ライズは少しずつ見られるようになってきた。
安定したライズ目掛けてコンパラダンをキャスト~~~~!! なかなか反応がない。やっぱりガガンボか・・・・。しばらくすると、上流側で並んで釣りをしていたキャプテンが騒いでいる。
キャプテン「釣れた!」
僕「良かったね(^O^)」 だが、魚が見えない。
キャプテン「釣れた!」
僕「魚はどこ???(°Д°;≡°Д°;)」
キャプテン「もうリリースした。」
僕「怪しいっ(  ̄っ ̄)」
釣れたらもっと大騒ぎしたり、写真取ったりするはずなのに! 写真もないらしい・・・。体長は大きく見積もって18cmらしい・・・。
キャプテン「もっと小さかったかも・・・」
ますます疑惑が深まる(爆)
よし! 俺も釣ったるぜ!
ちょっと流し型を変えてダウンで流し込んでみる。
ちらっと、疑惑のキャプテンを見てみる。いつものゆとりがない。いつもは釣れたら満足して、タバコをふかしながら、鼻を膨らませているはずなのに、まだキャストを繰り返している。怪しい・・・。
「バシャっ!!」
よそ見しているフライに出た(笑) 合わせは無事に決まった! 水面で魚が暴れ回っている。無事にランディング。ネットから魚を出してみると、「ビューーーーティフォーーーー!!!」(村田さん風)
むちゃむちゃ綺麗な魚体である。サイズは20cmちょうど。今日も魚と出会えたことに感謝&安堵。
ストマックは多くはガガンボ。あと、コカゲのイマージャーとニンフ、ヒラタのイマージャーが入っている。
キャプテン「綺麗やな~」
僕「うん!」
キャプテン「釣らせてよ」
僕「うん、どうぞ~」
「釣らせてよ」という言葉・・・怪しい(笑)、自分も釣ったはずなのに(爆) ここまでの状況証拠から、おそらく事実はこうだ。
魚は出るには出た。寄せることもできた。大きさもおおよそ確認できた。あまり大きくはない。だが、最後のランディングの途中でバレタ だから、写真はなく、余裕もなく、鼻も膨らんでいないっという状態なのではないか。疑惑がますます深まっていく(爆)
リリースも無事終わり、水面を見るとまだライズは続いている。しかし、相変わらず暴風(。>0<。) いつまで続くのか。
流心の向こう側でライズしている。そのままフライを変えずにコンパラで。流すと一発で出た!
今度はさっきよりも引きが強い。ちょっとだけさっきより、大きいかも。ラインが河原の石に引っかかり、下流に下れない状態に。下流に逃げる魚を上流側に誘導し、無事ランディング。やったぜ~~~~ヾ(@^▽^@)ノ 立て続けに釣れた! ここでは一匹ずつしか釣ったことがなかったので、とっても嬉しい!
魚は23cm。魚体は鳥につつかれたようなキズがあり、パーフェクトではないが、なかなかの引きで楽しませてくれた。ありがとう。今度はストマックポンプをせずに、すぐにリリース。生き残ってくれよ。
この悪条件で、2匹の魚を無事ランディングできて本当に良かった。
時たま、大型のカゲロウがハッチし、風で飛ばされていく。ヒラタだ。ヒラタ用にライトケイヒルを巻いてきていたので、早速結ぶ。流れ込みの流れの出口あたりで静かにライズしている。おそらくハッチしたイマージャーを食っているのだろう。水中羽化のヒラタの場合、ダンが一匹出ているなら、かなりの量が出ていると思っていいらしい(今月のFLYFISHER)。
少し遠いが、2投目でなんとかレーンに乗せることができた。
「バシャッ!!」
おっしゃぁああ!! ちょっとデカイ! グラスマスターが円弧を描く。魚が暴れて、ジャンプ! テンションが一瞬なくなり、そのまま・・・。バレタ(T_T) フッキングが浅かったのと、ジャンプに対応できなかったのがバラシにつながったと思われる。
残念。今日一番の引き。次は、対応できるようにしてやる!!\(*`∧´)/
キャプテンはその後下流側へ移動し、なんとか無事に一匹釣り上げ、写真に収め、鼻を膨らませて帰ってきた。
「久々にシラメが釣れた! うれしいわぁ~!」
疑惑は確証に変わった(爆)