今日は二十四節氣「小暑しょうしょ」で七夕 | 自然のリズムで生き方をととのえる TASL(タスエル)うーさんの視点を変える話

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ココロ整理陰陽師のうーさんです。オトナ女子の悩みに寄り添い、視野を広げ、カンタンに変わるヒントをお伝えします。開運干支暦、星や月、天体の大きな流れで、良い人生の波に乗って行動する人を増やしたい。そんな想いで綴っています。

おはようございます。
TASL(タスエル)浦田 健志です。

陽のチカラが最大になった「夏至」から
二十四節気は「小暑」に突入します。

「暑」という字が登場します。
「小」という字がその前についてます。

暑さが始まると言った感じ。
暑さのピークは次候「大暑」は、
おおいに暑くなります。

梅雨の終わりで、少し雨が残り、
ひと雨ごとに暑くなるイメージ。

小暑と大暑の1ヵ月がいわゆる「暑中」
暑中お見舞いの挨拶をする頃。

とは言え、「小暑」は暑中見舞いを書く
時期で、「大暑」に暑中見舞いを出す。
そんなイメージです。

大暑は立秋(8月8日)の前日まで。
立秋からは残暑見舞いとなります。

夏は五行では「火」
心という字もテーマです。

心穏やかに、氣持ちのアップダウンに
気をつける。あまり高いテンションで
ワイワイやり過ぎないこと。

気が緩み、ふわっと楽しくなる。
でもブレーキかけないとね。
ずっと走りっぱなしじゃキツイです。

やり過ぎるとダウンします。
「ほどほどに」が大切です。

この「暑」という字は、夏の暑さの
害による不調「暑邪しょじゃ」という
言葉にあらわされます。

暑過ぎると、普段から熱を持つ心臓に
負担が大きくかかります。
汗をかくことで調整します。

カラダのほてりは、夏野菜がオススメ。
瓜ファミリーの皆さん(キュウリ、西瓜
など)やトマトなどが癒してくれます。

冬はオススメしないサラダも
この時期には良いんですよね。
カラダを潤し熱を冷ましてくれます。

苦味もこの時期カラダに良い。
ゴウヤ、ピーマンなどがオススメ。

旬の野菜には、その時期にできる
意味がある。わからなかったら旬を
美味しくほどほどに食べましょう。

冷たいモノを沢山食べたくなる
この時期、先に熱いお茶を飲むとか
温める工夫をして、楽しんで下さい。
七十二候は蓮が登場。蓮の時期です。

大分の国宝の石仏がある臼杵には
この時期限定の蓮料理が登場します。
めちゃくちゃ良いんですよね。

季節を大いに楽しむのにピッタリ。
遠くの方もわざわざ来る甲斐あり。
五感を研ぎ澄まされます。

夏は氣持ちの浮き沈みがある季節。

上がり過ぎたら、ブレーキを踏んで
良いバランスで、良い夏を楽しんで!

そして今日は五節句の七夕。

奇数が陽、偶数が陰とされ、奇数が
重なる日を五節句として祝う中国の
風習から来ています。

五節句は以前も書きましたが、
陰暦(月の暦)のものでしたから、
1ヶ月季節がズレています。

まあそれは良いとして、今日も
陽暦7月7日ですから、立派な七夕。
短冊に願い事を書きましょう。

短冊も本来は五行の五色でしたが、
黒は日本では忌み嫌われていて、
代わりに紫が使われています。

そんな訳で木が青又は緑、火が赤、
土は黄、金が白、水が紫(本当は黒)
こんな感じです。

自分の五行の色でも良いし、
強めたい五行(わかっているなら)でも
良いんですよね。

願いにリンクさせた五徳によるもの
でもオススメ。

木は青、又は緑で「仁」徳
やさしさや思いやり、仕事上の成功。

火は赤で「礼」徳
祖先、家族や友人などへの感謝。
礼儀作法。

土は黄で「信」徳
他の四徳も含めて総合的な
人としての成長。

金は白で「義」徳
誠実に生きる。約束を守る。

水は黒(紫で代用)で「智」
新しい事を学ぶ、学びを深める。
スキルを磨く。

七夕の願い事は、もともと高尚な
ものだったんですよね(笑)

こういう大きい高尚な願いを
笹の葉はなくても、短冊に書きましょう。

そんな今日から二十四節気は
本格的暑さが始まる小暑。

後半の7月20日は、秋に向かうための
準備の18日間「夏土用」に突入します。

暑さに負けず、暑い時にしかできない
楽しみを謳歌して、
有意義な夏にしましょう。

活動の予定
7 (日)まで福岡 8 (月) 予約あるエル
 9 (火) 予約あり 10(水)大分 予約なし
11(木)〜福岡
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