梅雨のムシムシ吹っ飛ばす舞台 | TASKeのブログ

梅雨のムシムシ吹っ飛ばす舞台

お久しぶりです、サイトウです非常口

梅雨雨も半ば、天気もぐずついて、ムシムシと暑い日が続きますが
みなさんお元気ですか?

この季節になると増殖するらしいあの虫?におびえつつ、
出やがったらブチのめすべくジェット噴射準備完了だぜ、
ってなそんな日々です。

さてさて
そんなムシムシを吹っ飛ばしてくれる
熱い炎お芝居を観てきました。

前にも一度紹介した
劇団鹿殺しのロングラン公演

「電車は血で走る」

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劇団名、題名ともになんだか怖いイメージを想像されるかもしれませんが
実際は、エンターテイメント歌劇団とでもいいましょうか、
非常に元気をくれる、現在のぼり調子の劇団です。

再演ですが、今回は劇団☆新感線の河野まさとさんがゲスト出演しており、
歌も衣装もパワーアップ。

舞台は大阪、工務店で働きながら売れないロック歌劇団を続ける
主人公ヒロと、20年前の姿のまま突然現れた、友人・鉄彦の物語。


ブラスバンドの電車近鉄電車が走ったり、
歌舞伎歌舞伎・隈取りみたいな派手な衣装でロックフレディを歌い踊ったりと、
最後までまったく飽きません。

劇団の半分ドキュメンタリーともいえる
ストーリーが胸に突き刺さります。

池袋駅直結の東京芸術劇場小ホールにて、今週末まで。
すでに完売みたいですが、当日券もあるそうなので、
元気になりたい人はぜひ。


そしてそして、同じ東京芸術劇場でやっている
NODAMAP

『ザ・キャラクター』

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こちらも同じ日に、当日立ち見席で観てきました。
残念なことに怪我で休養となった銀粉蝶さん(現在は復帰)、
代役は高橋恵子さんでした。
急な交代にもかかわらず、さすがベテラン女優さんで
出番が多いにも関わらず立派に努めあげていましたぱちぱち

いつもの言葉遊びから始まる軽快なストーリーの運びから、
ごろごろと転がる石のように、どんどん重く、
日本人の悲痛な記憶を呼び覚ます展開となっていきます

観た後は重いものが残り、好き嫌いは分かれるでしょうが、
役者さん達から滲み出るオーラ、それそれの叫びが、
一番後ろの立ち見席までも迫ってきて、
心を強く揺さぶられるようでした。

主人公の宮沢りえさんがとにかくカッ飛ばしてて、
声も言われなければわからないほど別人でしたひゃ~・・・

今度は復帰した銀粉蝶さんを観に、
再び足を運んでみようと思っています非常口


次回をお楽しみに!!