"RedBull Showrun Tokyo" 神宮外苑で歴史的快挙を見たよ | タルイ工房 新ネコ日記

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墨アーチスト・イラストレーター垂井ひろしの日記です。ネコの観察日記ではありません、念のため。

 

 

2019年3月9日
東京、神宮外苑いちょう並木で
F1マシンが走った。

"RedBull Showrun Tokyo"

 

これは決して大袈裟ではなく
日本のモータースポーツ史上の
歴史的快挙、
と言っていいだろう。

日本の首都東京で、

しかも公道で、
F1マシンが走ったのだ。
レーシングスピードではないものの、
明らかにパレードランのレベルではなかった。

とにかく、

我が日本では公道を封鎖することを嫌う。
あの"モータースポーツ都市宣言"をしている
日本のF1の聖地、とまで言われている
三重県は鈴鹿市でさえ、

2009年にRed Bullのショーランが開催されたが
F1が公道を走るのは許可されなかった。

鈴鹿市で、である。

日本ではモータースポーツが
普及してないとか、
文化として根付いていないとか、
ファンや関係者の間では
もはや諦めムードというか
達観されてる感すらある。

SNSなどでファン同士が繋がってると
つい、

自分たちがマイノリティであることを
忘れがちだったり。。。

 

公道の封鎖が厳しいのは
モータースポーツだけの話ではない。
いまや日本の文化として根付き
とても人気の高いマラソンや駅伝。
全国各地で毎週のように行なわれてはいるが、
騒音が出るわけでもなく、
数時間封鎖するだけなのに、
じつはそう簡単に実施できてるわけではない。


今や恒例、東京の早春のお祭り、

東京マラソンの実現の陰で、

東京国際マラソン(男子)と

東京国際女子マラソン、

二つの伝統のレースが消えた。

東京では1回だけにしてくれ、

というお上からの要請があったのだ。

エリートランナー中心の

国際マラソンの封鎖時間はとても短い。

いいじゃん、年に3回くらい

って思うけど、

お上はマラソンにだって厳しいのだ。


もしF1の公道レースなら、

数時間どころか、

金曜〜日曜、3日間は封鎖。
開催へのハードルは恐ろしく高い。

 


さて午前10時半より
ホンダ本社1F、
ウェルカムプラザ青山で

記者会見が行なわれた。


 

 

レッドブル・トロロッソ・ホンダ
フランツ・トスト代表と
左:アレクサンダー・アルボン選手
右:ダニール・クビアト選手

今シーズン、開幕戦への抱負、
ホンダの地元鈴鹿日本GPへの思い
などが語られた。


 

 

続いて、アストンマーチン・レッドブル・レーシング
右:クリスティアン・ホーナー代表
左:マックス・フェルスタッペン選手
(写ってないけど、右にピエール・ガスリー選手)

 

 

フォトセッション

 

山本部長とヘルムート・マルコ氏を中心に。

 

 

 

 

記者会見終了後、
外苑いちょう並木に移動。


Red Bull のメディア受付は
秩父宮ラグビー場、バックスタンドの裏。
そこで受付手続きを済ませた後、
ブリーフィングまではブラブラと。
その間、ウェルカムプラザでは
ファン向けのキックオフ・イベントが
盛大に開催されていた。

 



撮影者に用意いただいた場所は
噴水前広場の前。
スタート・ゴール地点の真正面だ。


ここね。

 

 

14時、オープニングイベント。
(遠くで判らないけど。。。)

 

 

さぁ、

F1様がお通りになるので
コースが掃き清められて。。。
 


レーシングカーのスリックタイヤ(溝なしツルツル)は
走行すると表面がベトベトになり
路面のゴミなどを拾ってしまうのだ。
 


F1マシンの走行に先がけて
ドライバーズ・パレード。
 

 

 

 

この二人

フェルスタッペンとガスリーが

F1マシンを走らせますよ〜と
観衆の皆さんにご挨拶。

 

 

 

 

 

さぁ、いよいよ始まるよ〜!

 

 

 

まだかな?

 

 

 

 

まだかな〜〜?
 

 

 

 

 

来た〜っ!!!

 

 

 

エキゾーストを響かせながら
まずは、ピエール・ガスリーだっ!

 

 

 

近いっ!

 

 

 

おおっと、
目の前でドーナツターンだっ!

 

 


あららっ、ちょっと失敗?

 

 

 

特設コースを2往復して戻って、
選手交代。

 

 

続いて、いでたるは

 

 

 

マックス・フェルスタッペンだっ。

 

 

 

 


さぁ、目の前でドーナツターンが始まった。

 

 

 


 

 

 

凄まじい爆音と白煙(タイヤスモーク)!

 

 

 

煙いんですけど〜〜www


 

 

 

フェルスタッペンも2往復。
 

 

 

その後、もう一度
ガスリーとフェルスタッペンが
1往復して走行イベント終了。

 

ブリーフィングでは
2名のドライバーが2往復づつと聞いてたので
1往復はアンコール?

 

 


あっという間に終わってしまった。。。

 

 

 

フォトセッション。

 

 

 


 


左、マックス・フェルスタッペン
(オランダ、21歳)
右、ピエール・ガスリー
(フランス、23歳)

 


トップチームの中では
ダントツで若い2人。

でも、

マックスの貫禄には驚いた。
堂々としたトップチームの

エースドライバーに相応しい。
2つ歳上のピエールのほうが
初々しいくらい。


マックスの弱冠17歳でのF1デビュー
(F1昇格が決まった時点では16歳)は
正直なところ良いこととは思えなかった。
最高峰であるF1、頂点のF1には

下のカテゴリーで充分しのぎを削ってから

上がってきて欲しいと、常々考えているから。
それこそがF1のステイタスだろ〜って思うのだ。

だから、

今では押しも押されぬトップドライバーで
現役最年長のキミ・ライコネンが

F3を経験しないでF1デビューした時、
自分的には、そりゃ無しだ、

と思っていたくらいだ。

とはいえ、F1で既に4シーズン闘い
通算5勝を挙げているマックス。
21歳とは思えぬ貫禄だ。

 


ちなみに、
右の人物とはお会いしたことがある。
(名前失念)
2009年の鈴鹿市でのショーランの時の
ショーラン・チームの代表。
鈴鹿市の商工会青年部からのご依頼で
絵を制作し、この方にお渡しした。

 

 


"Red Bull Showrun Car"

年式、スペック等は非公開。
今季のカラーリングが施されているが
ちょっと詳しいファンが見ればすぐ判る。
7、8年ほど前にセバスチャン・ベッテルが
ワールド・チャンピオンを獲ったマシンだ。
なので搭載はパワーユニットではなくエンジン。
2.4リッターV8のエンジンだ。

レーシングカーの音は本当に重要だ。
だから、このShowrun Car が

パワーユニットではなく
エンジンの時代のマシンなのは
かえって良かったと思う。

 

 



このイベントの模様は
この日の夜、NHKのニュースで
繰り返し報じられていた。
大手新聞各紙でもスポーツ面に
掲載されていた。
日本のモータースポーツが

死亡事故でもないのに
一般的に大きく報道されたわけだ。

なんで、ネガティブな話題の時だけ

報道しやがって、とお嘆きのあなた。

少しは溜飲が下がっただろうか?

非常に大きい出来事だったと思う。

サーキットまで行かなければ
F1マシンの走行は見れない。
この迫力が地下鉄でふらりと
行ける場所で見れるのだ。

すごいでしょ。
これでファンが増えるのか判らないけど
F1の地上波放送がない今、
とっても重要なことだと思う。

 

イベントの成功、本当に良かったです。
関係者のご尽力に感謝しかない。

おめでとうございます。