父の逝去にあたり、経緯とこれからの手続きなどをつぶやいていきたい。自身の備忘録でもあるが、てるさんのブログの読者は50代以上の同世代の方が多いようなので、読者のご両親やご自身の終活のご参考になれば幸いである。
今年の1月3日に父を囲んで妹夫婦と新年会をした時は食欲もあり、元気だった。
それが2月に入ると腰の痛みをこぼし出した。近所のクリニックで診てもらっているそうで、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)と診断された。
高齢者には多い病状のようだし、87歳の年齢からガタが来るのは仕方ないとてるさんも思っていた。
その後、右足のむくみとひどい便秘を併発したと訴えた。
高齢の一人暮らしで何かと不自由をしていると思い、見舞いと家事などのサポートに行くと言ったが、人の世話をするのは好きなのに世話になるのは嫌いな父の性分のために、来ると余計に負担になると断られた。
4月に入って、家でよろめいて買ったばかりの液晶テレビに手をついて倒してしまい、液晶画面が壊れたので、修理に出すため車で来てほしいと珍しく頼まれたので、実家に行った。その時に右足を見ると左の2倍ほどにむくんでいて驚いた。近所のクリニックで診てもらっているそうだが、紹介状を書いてもらい、大きな病院に行くことを勧めた。
その後、購入したホームセンターにテレビを持ち込んで修理の見積依頼をした。
その時には、腰痛で歩くスピードが遅くなり大儀そうであった。このまま一人暮らしをさせるのも限界で、これまではかたくなに拒んでいた高齢者住宅への入居も考えねばならない時期だと思った。
脊柱管狭窄症は高齢者に多い症状なので、腰痛や足のむくみを盲目的にあてはめてしまいがちであるが、要注意であることをその後痛感することになる。