7月14日はフランス語で"Quatorze Juillet"(キャトルズ・ジュイエ)。日本の建国記念日にあたるフランス革命記念日で、フランスでは数少ない祝日となっている。
てるさんは1997年から2003年までの6年間、フランスの子会社に出向で駐在していたので、今でも思い出して懐かしく思う。
この日、凱旋門からコンコルド広場までのシャンゼリゼ通りを大規模な軍事パレードが行進する。
トリコロールの煙を出すジェット戦闘機の隊列や
ジープに乗った大統領、
(てるさんが駐在していた時はシラク大統領だった)
騎馬隊、
戦車隊、
陸海空のエリート、
斧を持ち髭を蓄えたエプロン姿の時代錯誤な木こり風、
フランスの軍隊のバリエーションの豊富さを興味深く見たものである。
これを見ると、軍隊が戦争だけでなく、さまざまな国難に備えて組織化されていることが明確にわかり、頼もしく思えた。
日本も防衛費の予算を上げるのなら、対外的な防衛だけでなく、災害などの国難に対応するよう、また、それを国民にわかりやすく見せてもらいたいものである。