今日はバレンタインデー。
以前は20人以上からわりとちゃんとした義理チョコをいただいていた。
5年前に少し減り出したが、それでもダンボールに一杯あり、持ち帰れないので宅配便で自宅に送っていた。
その後急激に減った。
今年は、ほんとの気持ち程度も含めて4人。
寂しい状況だが、会社の女性からの仕事の依頼で「五月雨式にご依頼してすみません」と言うものだから、「バレンタインデーだからチョコチョコくれたほうがうれしいよ」とせめてものオヤジギャグで返した。
以前からチョコの数は男性的魅力ではなくて、どれだけ利他に尽くしたかを示すバロメーターと思っていたが、利他の気持ちは今も変わらないので、どうやら利他の精神だけでは乗り越えられない時代の流れがあるようである。
ギリチョコからトモチョコと言われるようになり、世の義理の形が変わっているのだろう。
個人的には寂しさよりも、ホワイトデーのお返しで気もお金も使わない楽さのほうが勝るのだけど、LINEや裏サイトですぐにレスポンスしないと仲間外れになる若い子たちに比べたら、1年間の感謝をチョコに集約できた時代は平和だったんだろうな。
古き良きチョコの時代は終わっても、古き良き釣りの時代は永遠であってほしいものである。