釣行記64 (2023/1/8 平磯ベランダ) | 垂水のてるさんの釣りバカ日誌

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投げ釣りファンを増やすため神戸のアラ還釣りバカおじさんがポイントもコツも隠さずつぶやきます。

今日は今年の竿初め。

 

5時半に自転車で家を出て、途中マムシと青イソメを1千円ずつ買って、6時前に平磯ベランダに到着。

 

他に釣り人はいない。

 

釣り座を構えて、日の出前の明るくなり始めた6時半過ぎに投げ竿3本投入。

 

 

 

 

風邪でダウンして年末のカレイの竿納めができなかったので、遅いのは承知の上で今日が乗っ込みカレイの竿納め。

 

これから3月の花見ガレイまでは投げ釣りシーズンオフで、暇潰しに半夜で波止際のガシラ狙いが例年のパターン。

 

今日の天気と潮汐は、

 

 

 

 

上げ潮がよく動く9時までと11時の満潮から下げに潮が変わるタイミングがチャンスと読んだ。

 

投入からすぐ7時前にアタリがあり、ドラグからラインが勢いよく出る。少し待ってドラグを締めてアワセると乗った。

 

しかし、アタリの大きさほどのヒキはなく、20cm強のアイナメだった。

 

 

 

 

その後、再び竿先をたたくようなアタリ。アワセると、一瞬乗ったような感触の後すぐに軽くなった。

 

回収すると鈎がなくなっている。フグだろうな。

 

その後はアタリがなくなり、ここでの顔馴染みの常連さんを含め数組の釣り人が来られた。

 

9時前に気分転換がてらの朝食とビールとラジオ。

 

 

 

 

飲み食いし出した途端にアタリが出ることがままあるので期待したが、今日はないなとがっかりしたら、食べ終えてほどなく、竿先をたたくアタリ。

 

アワセると乗ったがヒキは弱く、最初と同様の20cmのアイナメだった。

 

 

 

 

その後は投点を変えたり誘いをかけたりいろいろしたが、アタリはなくなった。

 

しかも、根掛かりで自作の仕掛けを使い果たしてしまった。やむなくあまり信頼してしていない廉価な市販仕掛けを使うことにする。

 

次のチャンスは11時の満潮から下げ潮に変わるタイミングかと思ったら、予想通り11時半にアタリがあり、ドラグからラインが勢いよく出始めた。

 

ドラグを締めてアワセると、ずっしりとした重量感。

 

信頼していない市販仕掛けだし、回収途中の根掛かりは避けようと、浮かせるべく早めにリールを巻く。首を振る動きがあるのでアイナメのようだ。先の2匹より重量感があるので30cm超えを期待する。

 

しかし、手元近くで魚体が見えて驚いた。今まで釣ったことのない化け物級の大きさに見える。

 

あわててタモを取る。思えば昨年は一度もタモを使わなかった。使い方を忘れるぐらい使っていないが何とか取り込んだ。

 

 

 

 

アイナメは暴れるし、100均の安物のメジャーはシワシワなので正確な採寸はできないが、神戸ではなかなか出ない40cmオーバーである。

 

他の釣り人たちも集まって来て魚体を見て驚き、「たまにこういうことがあるから釣りが止められへんようになるねんなあ」などと感心されていた。

 

これまであまりいい思いをしたことがない竿初めでこの大物は奇跡のように感じた。

 

これで今日は充分なのだが、まだ餌も少し残っているし、もしかしたらこのツキで本命のカレイが釣れるかもしれないと、この後1時間12時半まで粘ったが、流石にそう上手くはいかなかった。

 

しかし、狙いの尺越えカレイは釣れなかったものの、それ以上にレアな41cmのアイナメが釣れて、とても幸先の良い竿初めとなった。