7月下旬に化学療法を
終了した宇宙人たるさん。
1ヶ月経過して復職OKになり
8月最終週に職場の産業医と面談しました。
さいわいたるさんは元の仕事であれば
今ある副作用があっても戻って続けられそう。
まずは、ありがたい、ありがたい。
次回は現場のボスと
産業医とたるさんの3人で面談
復職のイメージの
「目鼻がついてきた」ところです。
治療にも増して職場環境というものは
各業種・会社・事業所・雇用形態などによってさまざま。
そしてなんといっても上司や同僚も多様。
そこに
がんサバイバーもいろいろなので
そこのところの調整はとっても複雑だと思います。
産業医・産業保険スタッフは
休職開始時も復職時も
たいへん頼もしい存在です。
ただし会社の規模などにより、
産業医がいないこともあります。
産業医・産業保険スタッフがいない場合は、
上司の他、衛生管理者や人事労務担当者、
産業保健総合支援センター等にも
相談して良いそうです。
(いろいろ事情があってそうもいかない場合には、後に目次を貼り付けた国立がん研究センター「がん情報サービス」のがんと仕事のQ&A
中外製薬
がんwith > 働くこと >あなたらしい働き方を実現するために
産業医が解説 就労継続のポイント
仕事を続けるにはどうすればいいのでしょうか?
就労継続のポイントを産業医が解説します。
もっと細かくいろいろ知りたい場合には
こちらのサイトも
大いに役立つと思います。
国立がん研究センター
がんと仕事のQ&A
厚生労働科学研究費補助金がん臨床研究事業「働くがん患者と家族に向けた包括的就業支援システムの構築に関する研究」(H22-一般-008)により、平成23年度に実施した「治療と就労の両立に関するアンケート調査」をもとにしてつくられた、仕事に関するQ&Aです。
関連情報
がんと仕事のQ&A PDF
上記のサイトから質問を探すもよし。
PDFの冊子84ページを読むもよし。
目次のタイトルを見るだけでも
就業規則を読む必要があったり、
雇用を守る難しさも垣間見られます。
PDFで本文を読むとケースごとに
どこを頼れば良いか書いてあります。
コラムには
老若男女、がん患者とご家族の先輩方の
エピソードも満載です。
国立がん研究センター
目次
1 章 診断から復職まで
1. 入院で仕事を休むときの注意はありますか? 8
2. 休職の予定が立てづらいときはどうすればいいですか? 9
3. 医師へ仕事の相談ができますか? 9
4. 休職中の引き継ぎはどうすればいいですか? 10
5. 引き継ぎができなかった場合はどうしたらいいですか? 10
6. 自営業者が患者になった場合の仕事の代行方法は? 11
7. 上司が患者である場合、部下へどう説明したらいいですか? 11
8. 迷惑をかける前に自主的に降格を提案するべきですか? 12
9. 主治医と復職に対する考えが異なる場合、どうすればいいですか? 13
10. 家族と復職に対する考えが異なる場合、どうすればいいですか? 14
11. がん治療用の休職制度はありますか? 16
12.社内の支援制度について誰に相談すればいいですか? 16
13.社内の時短勤務制度やリハビリ出勤制度はどうやって調べればよいですか? 17
14.会社に診断書などを提出したとき、プライバシーは守られますか? 17
15.病名公表による退職勧告は違法ではありませんか? 18
16.仕事関係者がもつ「がんのイメージ」を変える方法はありますか? 19
17.休職期間の目安を教えてください。 20
2 章 復職後の働き方
18.仕事関係者に治療の副作用をどう説明したらいいですか? 22
19.抗がん剤の副作用で業務に支障が出ないでしょうか? 23
20.副作用による通勤の負担を減らす方法はありますか? 24
21.副作用による外見の変化(脱毛など)はどうすればいいですか? 26
22.カツラ利用時の蒸れについて、よい対策はありますか? 27
23.外見が変化したため、職場の人間関係に影響が出ています。何かアドバイスは? 27
24.体調に波があり仕事に影響している場合、どうすればいいですか? 28
25.体調と年齢から仕事への意欲が維持できません。どうしたら? 29
26.職場で病名は公表したほうがいいですか? 30
27.健康診断時、既往症に治療歴を記入しなくてはいけませんか? 32
28.通院で有給休暇を申請するときに、理由を伝えるべきですか? 33
29.復職後、長期間配慮をしてもらうにはどうしたらいいですか? 34
30.休職中に上司が変わった場合、気をつけることはありますか? 35
31.上司が不在がちです。治療や仕事についてどう相談したらいいですか? 35
32.治療による遅刻などを周囲に理解してもらう方法は? 36
33.会社のつきあい(飲み会)をうまく断る方法はありますか? 36
34.同僚に迷惑をかけるのが心苦しいです。何かアドバイスは? 36
35.職を失う不安から無理をしていますが、どうしたらいいですか? 38
36.復職後の勤務が体力的につらいです。再休職を避ける方法は? 39
37.休んでも何とかキャリアを維持したいのですが、アドバイスは? 40
38.治療後に、体調にあった部署への異勤は可能ですか? 41
39.新しい仕事にやりがいを感じるためのヒントは? 42
40.軽減された仕事内容が物足りないのですが、会社と交渉できますか? 43
41.休職により昇級が見送られた場合、交渉できますか? 43
42.契約社員は雇用保険に入れますか? 44
43.職場での休息場所や休憩時間を交渉できますか? 44
44.産業医や産業看護職とはどんな職種ですか? 45
45.産業医や産業看護職へ相談した内容のプライバシーは守られますか? 45
46.会社に産業医がいない場合、社外に相談窓口はありますか? 46
47.産業医のアドバイスを上司が無視しますが、どうしたら? 46
48.派遣労働者は、派遣先の産業医や産業看護職に相談できますか? 47
49.有給休暇を使い切った場合、通院治療は欠勤扱いになりますか? 47
50.遠い通院先を近くの病院に変更することはできますか? 48
51.夜間や休日に治療を受けられる病院はありますか? 48
52.病気が原因で退職する場合、退職金などが不利になりますか? 49
53.がんを公表したら解雇されました。相談窓口はありますか? 50
54.退職勧告を受けました。生きる意味をどう探せばいいですか? 51
55.小児がん経験者の就職相談窓口はありますか ? 52
56.副作用で味覚異常があり、調理の仕事が難しくなりました。どうしたらいいですか? 52
3 章 新しい職場への応募
57.採用面接でがんの病歴を話さなくてはいけませんか? 54
58.まだ通院が必要です。採用者にうまく伝えるコツは? 55
59.採用時に病名を公表して不採用になった場合、違法ですか? 57
60.がんを伏せて採用された場合、後に問題になりますか? 58
61.がん患者の再就職支援制度はありますか? 59
62.興味ある求人を見つけたものの、後遺症が不安なのですが...。 60
4 章 お金と健康保険
63.退職後に傷病手当金を受けられますか。社会保険はどうなりますか? 62
64.入院による減収で困っています。家計を支える制度はありますか? 63
65.治療費を借りられる制度はありますか? 64
66.高額療養費が支払われなかった場合の相談先はどこですか? 64
67.国民健康保険の保険料が減額・免除される制度はありますか? 65
68.自営業者のための経済支援制度はありますか? 65
69.パートタイム勤務の場合、社会保障制度はどうなりますか? 66
70.勤務時間が短く雇用保険が受けられません。支援制度はありますか? 66
71.以前傷病手当金を受給している場合、再度手当金を受けられますか? 67
72.傷病手当金の申請方法は? 67
73.傷病手当金受給中に、時短勤務はできますか? 68
74.治療費は親の貯金を使っており罪悪感でいっぱいなのですが... 68
75.治療後に障害が残りましたが、障害者手帳を交付してもらえますか? 69
76.発病後に生命保険へ加入できますか? 69
77.休職期間中、社会保険料は免除されますか? 70
78.シングル家庭が相談できる場所や制度はありますか? 70
5 章 家事や子育て
79.育児と治療や看病を両立するための支援制度はありますか? 72
80.家事の負担を軽減するにはどうすればいいでしょうか? 72
81.妻が入院中の家族の食事へのヒントは? 74
アドバイスの花束 76
資料編 78
索引 80
コラム目次
1 章 診断から復職まで
1. 人事に相談してください 82. こうやって上司の理解を得ました 10
3. フリーランスの仕事の工夫 11
4. 責任者の私がいなくても業務はまわった 12
5. ありがたかった主治医のサポート 13
6. 家族とのコミュニケーション 15
7. 家族だって驚いた 15
8. 日本人のがんイメージ 19
2 章 復職後の働き方
9. こうして化学療法を乗り越えました 2310. 優先席にも座ります 24
11. 気づいてください「ヘルプマーク」 25
12.「オストメイトを知ってもらおうプロジェクト」 25
13. 仕事をするための外見ケア 26
14. 再発の不安には波があります 28
15. 人工肛門~わたしの工夫 29
16. 話をするだけで少し気持ちが落ち着きました 30
17. 堂々と話せば、相手も長所として受け止めてくれます 31
18. 取引先への説明 31
19. 伝えた方が隠すストレスがなかった 32
20. 努めて明るく 32
21. 決して悪い方向には行かないと信じて 33
22. 周囲は忘れてしまうものです 34
23. 同僚とのコミュニケーションの工夫 34
24. 新しい職場でのコミュニケーション 35
25. 同僚の理解を得るために~産業保健師の視点 37
26. 同僚への気遣い 37
27. 治療中に励みになったこと 38
28. 僕には見知らぬ応援団がたくさんいた 38
29. 好きな職場をやめたとき 39
30. 自己管理は自信につながる 40
31.「ポツン」の時に考えた 41
32. 仕事で挫折を味わったとき... 42
33. 通院日数短縮の秘策 48
34.「早まってやめるな」と言ってくれた知り合い 49
35. 病気の体験から得たこと 51
36. 小児がん経験者への支援 52
3 章 新しい職場への応募
37. 採用担当者が考える「がん既往歴」 5438. 僕の就活 56
39. 息子の就活 56
40. 職探しの相談にのる立場から 59
41.「ひとりじゃないよ」~同じ病気を持つ仲間との交流 60
4 章 お金と健康保険
42. 働くことは「原動力」でした 6743. 父の死から学ぶ 69
5 章 家事や子育て
44. 支えられ、生かされて今があります 7345. 家事の工夫 73
46. 忙しいときのシンプル食生活 74
47. サバイバーと呼ばれることについて 75