この記事で触れた、Pちゃん弟のお嫁さんのママはここ数ヶ月で症状が急激に進行していたようです。

 

 

 

2、3ヶ月前からトイレにも一人では行くこともできず、消口から食べ物を摂ることもできないので管で栄養補給、ほぼ寝たきり、という状態。

 

末娘がタイミングを早めて結婚したのも本人はもう覚悟を決めていたからで、

 

 

お医者さんに 「管からの栄養補給は止めてください」とお願いし、娘3人(Pちゃん弟のお嫁さんは長女)も納得。

 

事実上の安楽死依頼。

 

カトリック教のフランスでも安楽死に関する討論は交わされていますが、プロテスタント系の国と比べると法的体制は安楽死についてはまだまだ厳しいです。

 

でも、投薬ではなく栄養補給を止めるのは法的には認められている行為だそうです。

 

この母娘はほんとに仲良しで、皆、どんなに辛いことか…。

 

栄養補給を止めると同時に空腹感や痛みを感じないように鎮痛剤を投与して、マダムは静かに眠っているような状態になります.

 

 

母親の選択を尊重し、生きていてほしい/まだそばにいてほしい、という想いを抑えて母親が旅立つことを見守ることにしたのは娘さんたちの究極の愛情表現だと思いました。

 

私はマダムが病気になってからはほとんどお会いしておらず、特に昨年のクリマスで会えなかったことをとても後悔しています。

 

同じような後悔はこれからも幾つかするだろうけれど、なるべく少なくするよう努めたい…。

 

 

 

↓ この本はほんとにお薦めです。

 

 

 

 

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