私が幼い頃の遊び道具だった、これ（笑）
これだけは、幼稚園の頃から暗唱できていました（笑）
そして、３０を過ぎた今でも、忘れることなく
いつでも口にすることができます。
お経自体は、当たり前ですが全て漢字ですし
子どもに、というか大人になった今だって
パッと見ただけでは意味などまったく解らない訳ですが
この言葉だけは、幼い子どもであっても、
少しずつ語彙力と理解力がついてくると
ちゃんと分かるように書かれていると思います。
あ～
このお経って、こういうことを言ってるんだ～ へ～ と。
お墓参りやご先祖さまを大切に、とは思っていながらも
実際は仏教・宗派の教えには全くもって疎い私ですが、
こうやって 「教え」 のたった一部分に触れてみるだけでも
なるほど、大切なことを説いているんだなぁ・・・としみじみ。
経典も聖書も、どちらも一つの「道徳」なんです。私にとっては。
かたよらない心
こだわらない心
とらわれない心
これが、くう（空）のこころ。なのだそうです。
ひらがなで、すごくシンプルな言葉で。
でも・・・
なんと難しいことで
私たちは、すぐに偏るし、こだわるし、とらわれてしまう。
それらが全て悪い、という訳ではないんだけれど
偏り、こだわり、とらわれるが故に
自分が苦しくなってしまう、相手も苦しめてしまう。
凡人なので、そこから脱することは到底出来なさそうですが（笑）
時に、幼い頃に何の気なしに覚えたこんな一節を思い出して
ちょこっと口にしてみるだけで
「はぁ～そうだよなぁ～」 と肩の力が抜けることもある。
反省することも出来る。
でも、「私ってダメだなぁ、ほんと・・・」
で終わってしまっては、救われない時もあるので・・・
そんな困った時のとどめは
だって「にんげんだもの
」 （仕方ないんだもーん）
まったく、勝手なイキモノです。ふふ
でもね、自分が前向きでいられるのが一番ですから
書道家つき先生に
かたよらない心
こだわらない心
とらわれない心
のインテリア書を、依頼してみようかしら。
それでもって、そのお隣に
「にんげんだもの」
を飾る、っていうの、どうでしょう（笑）
どないやねん！と突っ込みが入りそうですが。ふふふ
空（くう）の境地に憧れを抱くのも
愚痴を吐いたり泣いたり間違ったりするのも
どちらも、偽りない人間の姿
バランスよく、生きたいものです＾＾
ＭＯＭＯ
～現在、産休のためお休み中、来春ＯＰＥＮです！
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