中国南方 広東省東莞に行く  | たろの中国滞在記 備忘録 taroszcn

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何かと物忘れの激しい年齢となりました。
日本を離れ中国で生活していた頃の思い出を忘れないうちに綴ります。

中国南方 広東省東莞に行く 

2年間語学留学が間も無く終わろうとしていた。

 

その日は休日で、久しぶりに自分の個人メールを見ていた。

 

そこには以前、私が6年前、自営業(飲食)だった頃に

私のところでアルバイトをしていた台湾人陳さん(男)

からのメールだった。

陳さんは当時、東工大大学院留学していた。

「賄いが食べれるから助かります。」とよく言っていた。

真面目に卒業までアルバイトをして、台湾に帰国した。

メールの内容は半年前に出張で東京に行った際、

お世話になった私のところに御土産を渡そうと店に行ったが

店が変わっていて、私の実家に行き私の両親に御土産げを渡した。

 

その際、私が中国の北京に行ったことを知った

陳さんは今、台湾企業でそれなりの地位になり、その会社の

中国の東莞にある工場の総経理として中国に住んでいる。

同じ中国にいるなら連絡が欲しい

彼の携帯番号と現在のアドレスが載っていた。

私は彼に電話をした。

陳さんは相変わらず流暢な日本語で昔話に花が咲き1時間以上

長電話をした。

 

2,3日後、今度は陳さんから電話が来た。

相談を持ち掛けられた。

 

中国人の友人が工場を経営している。

彼は陳さんから日本に留学した際の話や日本企業の技術力等の

話を聞き、自社に日本企業との取引を目的とした日本語ができる

営業社員を2名採用し半年前から活動を始めた。漸く1社に採用され

1部品納品を始めた。

今後も日系との取引を拡大したい。

その為に日本人の営業社員を雇いたい

たろさん知り合いで誰かいないかな。と言う内容だった。

 

その時、私には当てがあった

陳さんに給与はどの位か尋ねると、逆に質問された。

私は手取りで15,000元でいいと思うと答えた。

そして陳さんに日本人を雇うなら先ずは固定給で生活を確保させ。

十分に成果が出たらコミッションを考えるように言った。

 

翌日、私は福建省の「よしさん」に連絡した。

「よしさん」に関しては以前のブログ「愉快な仲間たち 3」を見て戴きたい。

そして、よしさん断られた。。。。

月、2000元生活のよしさんに7.5倍の15,000元を提示して断られた

理由は好きな時間に寝て、好きな時間に起きてグータラ生活

2年もしたから会社員なんて無理​​​​​​​との事だった。

(時々電話かけてきて今月家賃が厳しいから口座に300元振り込んでとか

 毎回請求し辛い金額要求する癖にw)

良かれと思ったが、そういう事もある。流石はよしさんだ。

その後、陳さんに連絡して「当てが外れて申し訳ない」旨伝えた。

 

週末の土曜日、お昼ごろ陳さんから電話が来た。

陳さんは友達の社長に私は義理堅い人で尽力したが

無理だったと伝えた。その後、何故か私の話題で盛り上がったと言う。

社長陳さん私を東莞に招待するから遊びに来てくれるように伝えろと言われていた。

陳さん久しぶりに会いたいと言うし、私も2か月もすれば帰国だ。

折角なので遊びに行くことにした。陳さんと相談して来週の金曜から

2泊で行く事となった。

 

お楽しみの夜のお遊びは次回に。