皆さん誰にでも好きな歌はあると思います。

「好き」というとあまりにも抽象的ですが、テンション上げたい時、勇気をもらいたい時、逆に悲しみに浸りたい時、などなどそれぞれの局面で聴きたくなるような曲が必ずあると思います。


私は数年前に、聴くと妹の他界に対しての色んなモヤモヤとした黒い感情が少し軽くなるような楽曲と出会いましたので紹介したいです。

藤井風さんの「帰ろう」という楽曲です。



偶然この曲を知った時に私は当時まだ藤井風さんを存じ上げませんでしたが、若いのに死生観が澄んでいる人だな、と思った記憶があります。(私も当時まだ二十歳そこそこなんで何を偉そうにって話ですが)

楽曲の解釈は個々人の自由なのでこれが正解というものは存在しませんが、私はこの曲の「帰ろう」というのは空に、天国に、という意味だと解釈しています。しかしこの曲は何も「死のう」と言ってるのではなく「最期の時に何を思って旅立つか」というテーマだと思います。

以下は私が好きな歌詞の一節です。


"待ってるからさ、もう帰ろう

幸せ絶えぬ場所、帰ろう

去り際の時に何が持っていけるの

1つ1つ 荷物手放そう"


これを聴いた時に自死遺族として「こんな解釈で死を捉えられたら幸せだな」と感じました。

妹も最期は背負ってた物を全て捨てて身軽な状態で幸せしかない空に帰っていったのなら、それ以上は望む事はないと少しポジティブになりました。


もう1つ私が大好きな歌詞があります


"与えられるものこそ 与えられたもの

ありがとう、って 胸をはろう"


私の1つの生き方の指針となった言葉です。

生前妹からもらった沢山の宝物、今度は私が誰かに与える番ですね。